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作者:間咲正樹/作品情報/Nコード:N0537HR
短編 |
「今日は転校生を紹介する。さあ、みんなに自己紹介してくれ」
「は、はい。江洲場彩果(えすばさいか)といいます。よ、よろしくお願いします」
――!!
たどたどしくも自己紹介する転校生に、僕の目は釘付けになった。
サラサラの流れる黒髪に、銀河が詰まっているのではないかというくらい、吸い込まれるような輝かしい瞳。
プルンとした甘そうな唇に、陶器のようにシミ一つない肌。
神様が生み出した芸術品とも言えるそのご尊顔に、僕は一目で恋に落ちた。
……美しい。
「えっ!!?」
……ん?
江洲場さんが、顔を真っ赤にしながら僕のほうをガン見してきた。
お、おや?
僕の顔に何か付いてますか?
「どうかしたか江洲場?」
「い、いえ! な、何でもない、です」
「そうか。江洲場の席は久留米(くるめ)の隣だ。久留米、今日は江洲場に教科書を見せてやってくれ」
「は、はい!」
うおおおおおお!!!!
これは何という役得!!
僕の今日までの人生は、江洲場さんに教科書を見せるためにあったと言っても過言ではない!
「よ、よろしくね、久留米、くん?」
「こ、こちらこそ!」
隣に江洲場さんが座った瞬間、そこがまるで神域かの如く神々しい空間になった。
嗚呼、天使や……!
僕の隣には今、天使が舞い降りておる……!
「はううぅ……」
「??」
またしても江洲場さんは耳まで真っ赤にしながら、両手で顔を覆ってしまった。
いったい江洲場さんの身に何が!???
「あ、あのこれ、よかったら一緒に見よ」
僕はそそくさと机を寄せ、江洲場さんに教科書を差し出す。
「うん、ありがとう、久留米くん」
そんな僕に、江洲場さんは天使の笑みを向けてくれた。
天国かなここは???
「はううぅ……」
「??」
江洲場さん???
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: BK小説大賞 ハッピーエンド スクールラブ ESN大賞8 超能力/エスパー 美少女/女子高生 純愛/じれじれ 青春/日常/高校生 男主人公/一人称 現実世界恋愛小説 ラブコメ/短編 学園/学校/学生 ネトコン13感想 最終更新日:2022/06/03 21:10 読了時間:約10分(4,722文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 6件 総合ポイント: 1,990 pt ブックマーク: 118件 評価人数: 191 人 評価ポイント: 1,754 pt |
作者:間咲正樹/作品情報/Nコード:N8118HK
短編 |
俺は『幼馴染ざまぁ』に憧れている――。
幼馴染ざまぁというのは、幼馴染の女の子にフラれた途端、何故か可愛い女の子たちからモテてモテてモテまくるという、魔法のような現象のことだ。
俺は何としても幼馴染ざまぁを達成し、リア充になりたい――!
俺はその旨を幼馴染の千笑(ちえみ)に力説し、千笑もそれを了承してくれた。
そして俺は満を持して、千笑に告白したのである――!
すると……!?
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: R15 BK小説大賞 ハッピーエンド ESN大賞8 青春/日常/高校生 男主人公/一人称 短編/ラブコメ 美少女/女子高生 現代(モダン) 学園/学校/学生 幼馴染/幼なじみ じれじれ 知略企画 ネトコン13感想 最終更新日:2022/01/14 21:04 読了時間:約3分(1,392文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 5件 総合ポイント: 2,906 pt ブックマーク: 169件 評価人数: 293 人 評価ポイント: 2,568 pt |
作者:間咲正樹/作品情報/Nコード:N9316HG
短編 |
1コ下の後輩である日高(ひだか)は、どう見ても小学生にしか見えない、幼児体型の女子高生だ。
そんな日高だが、何故か俺に事あるごとに絡んできては、母親のような態度を取ってくる。
――ある日、母親が愛し子にするように、突然日高に抱きしめられる俺。
な、何だこの気持ちは――。
ひょっとして、これがバブみ……!?
そ、そんなわけないッ!
幼児体型の後輩に、絶対バブみを感じてなるものか……!!
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: BK小説大賞 ハッピーエンド スクールラブ ESN大賞8 青春/日常/高校生 学園/学校/学生 じれじれ/純愛 溺愛/ママ 小学生にしか見えない 美少女の女子高生に バブみを感じて オギャる ネトコン13感想 最終更新日:2021/10/22 21:04 読了時間:約7分(3,386文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 5件 総合ポイント: 1,218 pt ブックマーク: 73件 評価人数: 121 人 評価ポイント: 1,072 pt |
作者:まさたけ/作品情報/Nコード:N3013HG
短編 |
「あの……ウチの家、宗教してて……」
「…………」
放課後の校舎裏、勧誘のお誘いかなと身構えた所で、藤崎さんが俺の手を握って目を潤ませた。
「宗教上の理由でデートをしないといけないの! お願い、私とデートして下さい!」
デート商法かな?
なるほど、学年一の美少女なのに、藤崎さんに一切浮いた話がなかったのは、これが理由だったのか?
「18歳までに好きな人とデートしないと、チンチキコブリの悪魔に馬鹿にされてしまうから、お願い!」
「……えっ?」
なんだって?
「馬鹿にされちゃうわ!」
「その前」
「チンチキコブリの悪魔が──」
「その前」
「18歳までにデートしないと──」
……どうやら空耳だったらしい。
飛行機雲が綺麗な空だぁ。
「けど、いきなりデートと言われても……」
「初めてのデートはハンバーガー屋さんって、教典にあるから……」
そこまで決められてるのか。大変だなぁ。
「一緒にハンバーガー食べてくれるだけでいいから、ね?」
「う、うん……」
〇〇坂と名が付くアイドルグループのセンターみたいな顔で『ね?』ってされると断りにくい。仕方なくデートすることにした。
※コラボ作品です。
【原案】しいたけ
【文】間咲正樹
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: スクールラブ じれじれ/純愛/溺愛 美少女/女子高生 ハッピーエンド 青春/日常/高校生 男主人公/一人称 ライトノベル 現実世界恋愛小説 エンターテイメント ほのぼの/コメディー ショートショート ラブコメ/短編 現代(モダン) ギャグ 学園/学校/学生 最終更新日:2021/10/08 21:02 読了時間:約6分(2,842文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 5件 総合ポイント: 1,570 pt ブックマーク: 82件 評価人数: 158 人 評価ポイント: 1,406 pt |
作者:間咲正樹/作品情報/Nコード:N8245HC
短編 |
クラスメイトの三澤さんは、男女問わず誰とでも仲良くなれる、コミュ力カンスト女子だ。
そんな三澤さんだが、僕が話し掛けた時だけは、いつも赤面しながら無口になってしまう。
初めて三澤さんに話し掛けられた際、コミュ障な僕は舞い上がってしまい、「き、君みたいな可愛い女の子から話し掛けてもらえるなんて、夢みたいだよ!」と口走ってしまったのだ。
どうやらそれ以来、僕は三澤さんから嫌われてしまったらしい……。
――そんなある日、何とか三澤さんと仲良くなりたい僕は、三澤さんと一緒に文化祭の打ち上げの幹事に立候補したのだが……!?
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: BK小説大賞 ギャグ ハッピーエンド スクールラブ ESN大賞8 青春/日常/高校生 男主人公/一人称 短編/ラブコメ 美少女/女子高生 学園/学校/学生 現実世界恋愛小説 じれじれ/純愛 ネトコン13感想 最終更新日:2021/07/30 21:06 読了時間:約8分(3,626文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 6件 総合ポイント: 1,582 pt ブックマーク: 102件 評価人数: 155 人 評価ポイント: 1,378 pt |
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