イチオシレビュー一覧

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反省の色は何色だと思いますか?
この一文から始まる本作はまさに傑作です。

かつて凶悪犯罪を起こした主人公は真っ当に暮らすことで、犯罪者更生の生きるエビデンスとなります。
しかし被害者に全く思いを馳せていなかったことに気づき、心から贖罪をしようとしますが、それすら自己満足だったことに気づいた彼は我々が想像もできない行動を起こしてしまうことになります。

法とは何か、力とは何か、反省とは何か、悪とは何か、この作品はひしひしとこれらを伝えてきます。
主人公の価値観が二転三転もする本作は、世界は決して一面的に見ることはできず、そして世界の本質は誰にも語れないのだというメッセージを内包しています。
レビュー作品 反省のカラー ~凶悪な犯罪者は更生できるのか~赤月カケヤ完結済 / 全29エピソードヒューマンドラマ[文芸]
 動物たちが当たり前に社会で暮らしている世界での話。

 近年になって社会進出をし始めたキリンへの取材をすることになった主人公。
 クレーンの代わりに働くので首こりがきついことだとか、仕事内容が給料に見合っていなかったりというキリンが働く上での課題を聞いていきます。

 しかしストーリーはそれだけでは終わりません。実は主人公には取材以外に思惑があって……?


 まったりでほのぼのな純文学作品。
 面白いのでぜひ読んでみてください♪
この作品は、転生したヒロインが、まわりを巻き込みながら無自覚に善行を繰り広げていくホームドラマ。異世界恋愛カテの場合もう少しロマンスが進むのですが、この物語ではゴールまでいってないのでラブロマンスといえるかどうかは不明ですw

一般的に言いますと、転生は多分に知識チートによるネタが含まれる事が多いため、大人が子供に転生すると言うシチュエーションで描かれる場合がほとんどなのですが、この物語は逆で、見掛けよりも中味は子供という点がポイントになるのかなと思います。そこに大きな年齢差が無い事が違和感を軽減しているという良い塩梅なのかも。

たしかに、人生の途中で前世の記憶を取り戻した人を、まわりから見ると、変身したかのように見えると思います。そのあたりの描写がコミカルに描かれていて、とてもおもしろい物語でした。

素晴らしい作品に出会えた幸運と作家の方に感謝を。
これからのご活躍をお祈りします。
レビュー作品ピュアな少女、悪女に転生するもののめ明完結済 / 全12エピソード異世界[恋愛]
   うつろいの幻燈花

 壱本の花 また 壱本の花 次から次へと…… うつろいの世界の端っぽで 壱本の花 また 壱本の花 喜びの花 苦しみの花 哀しみの花 元気な花 悲痛の花 歓喜の花 切ない花 芽吹き 伸び伸びて 葉の葉の葉 蕾 膨らみ 花咲せ はらりはらり ちりちりし しょぼんと萎れてしまいましたね 世界は星は廻ってる わたしの好きなお花に わたしの託した未来たちに 素敵な薫りの花を添えられて 真っ白な世界の光り浴びて 壱本の花 また 壱本の花に纏われてゆく……わたしです……有り難う御座いました ポトリ ポトリ ポト ポトリ…… 白い世界の光りに包まれて……

 美しきお花に彩られた世界を、旅して見ませんか……
レビュー作品花に埋もれたい徳田タクト短編詩[その他]
 すきすきすきとすきすきときす

 すきすき すきと すきすきすき
 すきすきすき すきすきすき
 すきすき きらいきらい
 でもでも すきすき でも きらい
 すきすき すきすきと すきときらい
 きらいきらい きらいきらい
 すきすきす
 すきすき すきすき すきすきす
 きらいよ きらい きらいきらい
 すきとすきの うらがえし
 きらいときらいの うらがえし
 すきす すきす すきすきす
 きらきら きらい すきすきす
 すききす すききす すきっきす
 すきす すきす すきっきす
 すききらい きらいすき
 すきすき すきと きらいときす
 すきすき すきと すきときす

 みなさ〜ん! 可愛いい言葉に騙されちゃ駄目駄目ですよ〜っ! ブラックブラックココミンですから〜っ!
私は野球の仕組みを全く知りません。侍ジャパンというのも、WBCのために集められた選手たちという曖昧な情報のままこのエッセイを読みました。

やはり詳しいルールはわかりません。でも、このエッセイのタイトルにあるように、選手や監督たちのドラマは惹き付けられるものがありました。

特に、選手や監督の信頼関係。
不調だったり、成長が万全でない選手に試合を『任す』ことは、なかなか出来ることではないと思います。

読んでいると、全身にぶわっと電気が流れたような感覚になります。私も『自分の物語』を一生懸命に生きたいと思えました。

誰かの生きざまが、色んな人に夢や希望を与えるってこういうことなのだと知りました。

夢を見つけたい人には見て欲しいエッセイです!
 異世界スローライフものを、この作品で初めて読んだのですが、最初がこの作品で良かったな、と思っています。
 とても読みやすく仕上がっていて、思わず全て読んでしまいました。先が気になります。
 人と関わり成長していく、オディール。途中の葛藤や心境の変化などには、共感できる箇所が多く、中身はサラリーマンであれど、15歳という多感な時期を上手に表現していて、作者さんの文才には驚かされました。
 良い作品に出会わせてくれて、ありがとうございます。

 最後に、私の思い付きに、ご参加ありがとうございました。また縁がありましたら、お願いします。
 極力ネタバレしないように150字以上400字以内で収めろってのはめんどくせえですが、文考えるこの怠さ込みにしても、人に推そうと想える良い作品だと。


 【電車の中で肩を貸したら、『人形姫』と添い寝するようになりました】(〜副題〜は省略させていただきます)を簡単に、ふんわりわかるように言えば、主人公『東雲 凪』とヒロイン『栗花落 真白』がたまたま偶然添い寝することから始まるにこやかなラヴコメディ。

 でも一番の目玉は添い寝じゃなく「掛け合い」(個人の感想)。既にある程度の人気を持ってカクヨムから移植で出してるわけだから安心感があるし、コメディチックな会話文のテンポも良くて、飲み込みやすい地の文。ニヤけるくらいに青春くさい良作なのにサクッと読めるので、この場でお勧めいたします。

 読んだ後で話の続きが気になるようであればレッツゴーカクヨム。しっかり評価も入れていこう、俺は忘れてたから。
 居酒屋を営む美人女将な慶子さんに片想いしている主人公。
 一目惚れして以来ずっと彼女と距離を縮めたいと思っているものの、なかなかうまくいきません。
 しかしそんな彼にある日突然、セーラー服の怪しげな巨乳美女から授けられた道具が。それは『押すと目の前にいる女性が「こんなオバサンでもいいの?」と言ってくれるボタン』というもので……?


 オバサンヒロインとの歳の差ラブコメ。
 面白いです。熟女好きの方におすすめ!
この作品、なんで書籍化されないんだろ。

アニメ化されても不思議じゃないのに。

出版社さーん!
ここにいい作品ありますよー!!

主人公は若干頼りない、低級文官のロア。

戦記ものを読むのが大好きな彼の国が、ある日突然滅ぶ。

そこから40年彼は世界中を旅する。

ある意味おそらく死に場所を探しながら。

そして

ふと

気がつくと滅亡の二年前に突然時間が巻き戻る。

ここから、

歴史を知る人間が、切った張ったの大進撃を続けていくんです!

面白くないわけがないじゃないですか!