イチオシレビュー一覧

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最初はお気楽極楽ありがちな追放からのハーレム、ザマア物であったのにも関わらず。
話題が聖戦編になると途端にBASTARD臭やネルフ臭がしだす。
好きですけどね。例の漫画は大風呂敷広げ過ぎて収集つかなくなるのと同時に打ち切りになる同人誌系統のよくありがちなパターンなので、作者様にはエンディングまで書いてほしいと期待してます。
毎日
更新お疲れ様でさ。
 ジャンル分けをするのであれば、ダークアクションといったところでしょうか。

 注意書きのように、確かに残酷なシーンはあります。

 荒廃した世界を感じさせます。

 しかし、主人公である桜のひたむきさと必死さは、そんなものを吹き飛ばす感じがします。

 姉を確かに尊敬し、敬愛していたであろう桜。
 妹を思い、必死に彼女を守ろうとする桜。

 読んでいるこちらが「頑張れ」と声を掛けたくなります。いっそ、ファンタジーの物語りのようにお話の中に入って、彼女を助けたくなります。

 ……いや、自分なんかが入っても、この物語りの「敵」に秒で殺されるでしょうけど。

 桜が現在(一章終わりまで)戦っている「敵」は何者なのか。その正体は。

 まだ明かされていません(ネタバレ?)
 だからこそ抱えてしまう危機感と焦燥感。

 レビューから読んでいる方へ。
 ぜひ、桜とその妹を見守ってください。
レビュー作品CODE:I一木 川臣連載中 / 全70エピソードローファンタジー[ファンタジー]
2021年、師走の候。
御師匠様ですら走らなければならない程に忙しい師走ですが、クリスマスや年末年始といった楽しい行事があるのも事実ですね。
しかしながら、私達が季節の行事を楽しんでいる間にも、フルパワーで頑張っていらっしゃる方もいらっしゃいます。
本作の舞台となっている洋菓子屋さんも、そんな年末年始の功労者の一員なのでした。

第3回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞の参加作品である本作は、私達が年末年始を楽しく過ごせるように頑張って下さる方々に、改めて感謝したくなる御話です。
あなたの頑張りは、きっと誰かの喜びを支えています。
あなたの喜びが、沢山の人々に支えられているように。
レビュー作品師走のお菓子屋さんは戦場です衣谷強短編ヒューマンドラマ[文芸]
香月よう子様主催の「夏の夜の恋物語企画」参加作品です。

5622字の純文学。恋愛要素が多く入っています。

主人公は千里。明確には書かれていませんが女子中学生でしょうか? 今日は妹の里奈と二人で夏祭りに来ています。

千里のお小遣いでいろいろなものが食べられる里奈は上機嫌ですが、千里は浮かない顔。彼女は本当は幼馴染の雄介と一緒に来たかったのです。

でも、雄介はサッカーに夢中。そんな不機嫌な千里が声をかけられたのは「魔法のわたあめ屋さん」。勧められたのは「恋するザラメ」。これでわたあめを作れば男の子との恋が実る!?

里奈は大喜びでわたあめを作り始めます。でも、千里は……

ここから先は実際に読んでお確かめください。

恋心なんてこじらせて当たり前。ましてや思春期では。その気持ちを分かってくれて、優しく見守ってくれる「魔法のわたあめ屋」さん。あったらいいですよね。
レビュー作品魔法のわたあめ屋さん小畠愛子短編純文学[文芸]
人間が取得する情報のほとんどは、視覚から得られる情報である。
そしてそれ故なのか、人間の中には相手を見た目で判断する人が必ず居る……そんな現実は、ある意味仕方ないのかもしれない。

だがしかし、

「デブは嫌いなんだよ」

この、鈴木の台詞は、あまりにも……ッ

そして、告白の返事にそんな言葉を返されたヒロイン丸井さんは、当然の事ながら酷く傷付くのですが、そんな彼女に主人公・早坂は“彼女の心の痛みが分かる彼だからこそ”の言葉をかけるッ。

「瘦せて鈴木くんを見返してやればいいんだよ!」

果たして、丸井さんの心の痛みが分かる早坂の衝撃の過去とは。
そしてその早坂の言葉をキッカケに始まった“本格”ダイエットの果てにあるモノとは……ッ!?

ザマァありの、ホッコリ確実なラブストーリーを……一緒に見届けましょうぞッ!!
海岸沿いを走る道。そこから山の中へ続く道があり、そのさきには不思議な雰囲気の屋敷がある。
綺麗な三角屋根で、正面にある玄関扉も非常に大きく、不思議な作りをしている。

ふと、何気なく気になっていた屋敷に入ると、そこには大量の本。
先客が三人いて、どうやらここは図書館のようだと納得し、外へでようとする。
するとそこには、予想だにしない光景が広がっていた。
レビュー作品猫の屋敷相川 健之亮短編ホラー[文芸]
ざまぁ有り、内政有りで腹ぐろ宰相様からのヤンデレ(主人公いわくデレなし)を受けながら
主人公の辞書から旅に出た「自重」と宰相様の辞書から旅に出た「手加減」を相手に取り戻そうとするエピソードが大好きデス
話が進むに連れ主人公の辞書からいろんな単語が旅立っていきます笑

頭お花畑の妹のおかげでちょっぴり(?)ひねた独立心過多な主人公と、監禁モードも辞さない甘やかしたい宰相様とのやり取り(宰相様負け気味笑)も面白いし
サイコパスな王様や主人公の心の父・母、ショタ(笑)など
脇を固めるキャラ達も魅力的
話数はかなりありますがダレずに一気に最新話迄読めちゃいました!
R15ですが恋愛系ですし大人なキャラが多いので有りだし
内政(商い込み )強目ですがオススメです!
非常に読みやすく、時間を忘れて読み進められる作品でした!

文章はとても読みやすく、描写にも臨場感があってすぐに物語の世界へ溶け込むことができました。
愛着の湧くキャラクターたちがノリの良い会話で進めていくので、読んでいて楽しかったです。

また、ストーリーも王道の異世界転移ものですが、丁寧に進んで行くので置いてけぼりになるようなこともなく、転移の際は不覚にもワクワクしたほどです。

王道の異世界転移ものが好きな方におすすめ!
皆さんはどんなときに生を実感しますか?

一日の終わりに缶ビールを開けるとき、朝二度寝するとき、友だちと遊んでいるとき……。

人によって色々ですよね。

だからこそ、変わった瞬間に「ああ、生きている!」と感じる人もいるのでしょう。

例えばこの物語の主人公のように、シャンプーの詰め替えをしているときとか。

『生の実感』をテーマにした作品。常識人なのにちょっとズレた感覚を持っている主人公と、困った人だけど実はまっとうな感性の持ち主の先輩の会話が楽しいです。
レビュー作品実感柿畑 紫慧短編ヒューマンドラマ[文芸]
『布団が吹っ飛んだ』。有名なジョークですよね。

でも、もしそれが本当のことになったら大変だと思いませんか?

寝ようとした途端に飛ばされ、天井に体を打ち付けて死んだり大怪我をしたりする。安眠できず疲れがたまり、気力ががた落ち……。

これは、そんな困った世界が舞台のお話。どこまでも吹っ飛び続ける布団というシュールな光景が目に浮かぶようです。