イチオシレビュー一覧

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超能力者、獣人、ロボットなどが駆け巡る超リアル糞難易度VRオンラインゲー『HAO』。
開始早々メンテナンス多発。実在の人物も登場した人権侵害。不可能な無理ゲーミッション。

そんな問題だらけなオンラインゲームの正体は━━
将来、実際に起きる荒廃した未来の再現だった。

機械の化け物が跋扈し、空気は汚染されて、宇宙に逃げても滅ぶバッドエンド。

それを知らない主人公は、企業秘密や陰謀を知らず知らずに暴き、世界を巻き込みながら、不可能だった脅威を打ち破って自覚『できず』未来を変えていく。
未来改変によるアップデートを繰り返すが、滅びゆく未来は変わらない。
果たして、人類は崩壊から脱することができるのか?

タイトルの読みは
「ヒアアフター アポリオン オンライン」
ですね。
作品を読んでから意味を調べたほうがいいかも。
個人的に2021年度当たり小説なので興味ありましたら是非に。
クリスマスを知らない僕。
知らない国の知らない風習であるクリスマスを僕はメイちゃんのためにお祝いしようと、異世界で奔走する。

クリスマスツリーや七面鳥やクリスマスケーキを、その世界にあるものでまかなおうとするのだが……とんでもないものを次々に集めていく。

果たして僕はメイちゃんと楽しいクリスマスを迎えることができるのだろうか!?
前半はコメディかな?
主人公達のやり取りがとても楽しく、夢中になって読みました。書き方によっては鬱展開になりそうな部分も丁寧に、陰鬱にならないように書かれています。
個人的に安易な回想シーンとかは嫌いなのですが、本作にある回想はそれまでに書かれた謎に対する情報提示なので無理なく楽しめました。

でも、それだけのお話ならレビューを書こうとは思わなかったでしょう。
本作で私が注目したのは、実に見事な伏線回収の数々。
何書いてもネタバレになりそうなので、伏線回収がお好きな方は是非どうぞ、としか言えません。

いや、あれをそう繋げて、そういう意味にしちゃうのか、って、ラスト付近、夢中で読みました。
今はまだ一回しか読んでいませんけど、これ、二回目に読んだら気付く伏線とかも隠れてそうで、楽しみです。
レビュー作品サイレント・ウィッチ依空 まつり完結済 / 全236エピソードハイファンタジー[ファンタジー]
流れ星に願い事をしようとする兄妹。
しかし、なかなか見つけにくく、やっと見つけてもする前に消えていく。
そんな中で流れ星のメテ男がやって来た。
兄妹は彼にありきたりの願い事から大それた願い事など色々……。
そして夜明けが近づき、最後の願い事を……。
その願い事は彼の為の内容だった。

本当の願い事とは何かがわかる作品です。
※この投稿者は退会しています
同僚がなぜかお菓子をくれる。
そんな嬉しいことが他にあるだろうか。
私なら途中で餌付けをされているような気がして何か嫌な予感がしてしまいそうである。
しかし!
この主人公はとある仮説を立てたのである。
その仮説を実験した主人公は凄い!
何をやったかは作中にて。
さて、どうして柴咲さんはお菓子をくれるのであろうか?
気が付くと、辺境の地に追いやられていた眠り姫になっていた繭。
藤色の髪にナイスバディ、そして身のうちに溢れる魔法の力。
これ、私の知ってる私と違くない!? と思ったら、どうやら乙女ゲームの世界に転生してしまったよう。
でも困った。RPG派の繭は、乙女ゲームなぞ知らんのです。

当然攻略法も知るはずもなく。
自分なりに情報を集めて手探りで生きる世界は、ゲームの世界でも現実とまったく変わりません。
新生マリアンセイユとして生きることに決めたマユは、周囲の人や魔物たちに助けられながら、これから始まるシナリオに立ち向かいます。

緻密な設定により意外に生々しくリアルな世界観と、マユ様のハッタリによる痛快感と、モフモフ狼さんたちの癒やしが魅力的な作品です。
目の前にある綺麗な球体。
それはお菓子です。
けれどもそれは、必ず人を死に至らせる、いろんな意味で危険なもので……。

ミステリアスなムードと設定が印象的な作品です。

日頃はそれほど読むことのないジャンルではありましたが、読んでみるととても素敵で、ぜひみなさんにも読んでほしいと思いました。

個性があり素敵な作品ですので、ぜひ、読んでみてください。
レビュー作品そのお菓子、猛毒につきミント短編ホラー[文芸]
学校や仕事や何かの用事で外に出ていた日の帰り道。夜がやって来るには少し早いけれど、もう空は藍色になっているような時間帯が舞台の詩です。

道ばたには眩しく輝く赤いランプのクレーン車が。公園でボールを追いかけているのは、まだまだ遊び足りない子供たちでしょうか。

そんな光景を見つめながら、語り手は家に帰ります。今日という日を、満足げな思いで振り返りながら。
レビュー作品藍色の刻R短編詩[その他]
本作は、織田信長が人生RTAするのを見守る架空の実況スレをまとめたものである。

ルールとしては、ただ最速で進めるだけではダメで、決められた史実の重要イベントは必ず通過したうえでゴール(本能寺)を目指さなければならない。

本作の織田信長はその制約のなかで「本能寺で敦盛踊って焼死」というゴール目指して最速を突き進み、生き急ぎます。

もうこの時点で、色々狂ってて面白いのですが、攻略が速すぎると起きづらいイベント(長篠の戦いとか)もあって、いかにしてそれらのイベントを無理くり起こしつつ、本能寺を早められるか、人生を相当何度もやり込んだと思われる織田信長の創意工夫が光ります。

果たして、光秀はちゃんと謀反に来てくれるのか?

日本一有名な戦国武将なので、RTA戦国武将シリーズの入門にもってこいと思われる本作、ぜひおすすめです。
レビュー作品RTA in Japan「織田信長」(実況)ななみや完結済 / 全2エピソード歴史[文芸]
 これはミステリー等の書き方エッセイです。
 私は素人なろう作家で、今まではハイファンタジーを書いていたのですがミステリーを書きたくなり、これを読み始めました。
 ミステリ編・推理小説編・ディティール編・サスペンスミステリ編などに分けて書かれているのですが、トリックや謎などについて詳しく書かれているので、大変勉強になりました!
「ミステリーを書きたい! でもどうすれば良いの?」
 そんな方はぜひ一読を! これを読めば、きっとあなたにもミステリー・推理小説が書けます!
レビュー作品素人、初心者のための具体的なミステリーの書き方片里鴎(カタザト)連載中 / 全51エピソードエッセイ[その他]