あなたは生きることを諦めたことがありますか?
生まれ落ちた場所が不運だったら、露ほどの体力しかなかったら、身体を暖めるものがなかったら、心に温もりの灯をともせなかったら。
理由はたくさんあると思います。
この作品の「白猫のライくん」はどれにも当てはまっていました。
そして命のギリギリで作者に出会い、作者の「同居犬ひなさん」と出会いました。このお話はそんな残酷であり愛ある日々を描いています。
>「こいつ、生きることを諦めているからさ」
ご友人のそんな言葉から始まる闘病記を目にしてください。
途中、現実を直視した表現はありますが、可愛い漫画もありますので最後まで楽しめますよ。