イチオシレビュー一覧

全87856件中68741~68750件を表示
「物語の導入部は走っている場面や衝撃的な事件から始めよ!」よく入門書などに書かれてる言葉ですが、はたしてそれが全てでしょうか? 確かに王道ではありますがそういった“マニュアル小説”は数を読み進めるとむしろマンネリであり食傷気味にも感じます。
 派手な展開こそないけれど微妙な心の揺れを少年たちの成長に乗せ、時にコミカルに、また時には切なく、まるでファンタジー版の『スタンド・バイ・ミー』のように突いてくる本作。私は更新ごと読んでおりましたが、毎回読了後に『あれ?』という不思議な『戻ってきた感』を覚えました。これは作中の『魔法』の立ち位置が絶妙なんだなと。
 パソコンやスマホを開けば魔法のように小説が表示されますが当然彼らが書いてるわけでなく、その奥で人間が書いてます。登場人物たちだけでなくそんな作者の姿にまで共感を覚えるようでした。先を急がず、毎晩一話ずつじっくり読んでみるのはいかがでしょう。
レビュー作品森守りシンの景色 ~魔法の帽子~marron完結済 / 全43エピソードハイファンタジー[ファンタジー]
1ヶ月前に結婚した幼馴染に、朝起こしてもらえるという、羨ましいシチュエーションがときめく短編です。

結婚したばかりの妻の可愛い様子が丁寧に描かれていて、本当に存在しているかのように感じられます。

可愛い女性が好きな方には絶対オススメです。きっと楽しめると思います。

短時間でも読めるので、ぜひ読んでみて下さい!
レビュー作品僕の嫁がきりんのつばさ短編現実世界[恋愛]
この方の作品を読むと、しばらく笑いが止まらない。
観た夢をもとに書かれているということもあって、かなりシュールだ。
しかし、驚くほどに情景が思い浮かぶ。


この作品では、サメが道路を走っていて……
車窓を眺める楽しさと、水槽を眺める楽しさ、両方が一度に楽しめる。
この「眺める」という要素が、思考から空想へと私の頭を切り替えさせ、ぼうっとさせ、うっとりさせるのかもしれない。
そう考えると、サメとドライブとを合体させたこの小説(夢)は、成るべくして成ったものだともいえる……かもしれない。


……と、私が真面目に分析してみたのはこのレビューを書くためであって、みなさんにはあくまでも、みなさんの感覚でこの空想に浸り、ぼうっと「眺め」てほしい作品だ。
レビュー作品こんな夢を観た「うっかり環状線に入り込む」夢野彼方短編ノンジャンル[ノンジャンル]
※この投稿者は退会しています
作者の異世界愛が分かります。
この作品は相当レベルが高くて、ついつい徹夜して読んでしまいました。
作者は金の卵です。
作者の文章力とストーリーはかなり面白いです。
インターネット上に小説を投稿できるヒナプロジェクト株式会社の小説家になろうに投稿されている小説家になろう小説の中でもかなり面白いと思います。
小説家になろうは、すごい!
この作品も、すごい!
レビュー作品終末を歌う微笑みの帝王 ~僕のせいで世界が滅びる物語~優笑連載中 / 全11エピソードハイファンタジー[ファンタジー]
赤裸々に描かれた作家同士の付き合いに面映ゆいものを感じます。
北海道の果て(道東)から来られた来賓を如何にして御持て成ししようかと皆で画策して、喜んで頂けたので本望です。
愛山先生のは、飛び道具でかなり驚きましたが。

という訳で、作家同士の交流にちょっと手が出せない方も安心して遊んで下さい。

今度は北海道に行った時に、色々八忠先生に案内してもらう事にします。
レビュー作品大阪に転移したよ!八田 若忠完結済 / 全2エピソードエッセイ[その他]
家族で囲む明るい食卓、友人と気軽に食べる楽しみ。
食は生きるため、かつ娯楽の要素を含む。

材料に感謝し「いただきます」
材料に感謝し「ごちそうさまでした」

日本人らしい習慣は美徳とされている。
確かに。
確かにそれは美しい。
作ってくれた人にありがとう、火に水にすべての調理に関するものにありがとう。そして命を差し出してくれたものにありがとう。


だからこれはホラーであってホラーでない物語。
全力でお勧めします。
※この投稿者は退会しています
女性性・少女性・純愛・一途な愛……
このキーワードにピンときた方、是非!
美しい文体で綴られる、恋の詩。
まさに精緻かつ繊細。
神秘的な詩、歌謡曲のような詩
とにかくたくさんあります。
現在詩ジャンル&マイナージャンル絶賛応援中です。
いつもチートやハーレムばかり読んでいるそこのあなたに是非!
明るく前向きに元気になれる未来への希望の詩の数々です。
レビュー作品蒼井真之介詩集蒼井真之介完結済 / 全175エピソード詩[その他]
世界には私設警察(プライベートポリス)と企業警察(カンパニーポリス)ってのがありますが、この新日本警察エリミナーレがどちらに属しているのかはまだまだわかりません。きっとこれから展開していく中で明らかになっていくのでしょうが、こういった素材に目を置くというのには「やられた~ッ!」と思いました。

PMC(プライベート・ミリタリー・カンパニー)は以前ボクも扱ったことがありましたが、この時は自衛隊のご協力を頂いたりして取材が大変だったのを覚えています。さてさて。これからどのような展開を見せてくれるのか、期待大で読んでいく所存ですよ!
レビュー作品新日本警察エリミナーレ四季完結済 / 全161エピソードローファンタジー[ファンタジー]
序盤こそよくある婚約破棄モノの流れで話が進んでいきますがその後の展開が斬新かつ秀逸で、伏線に伏線を重ねたストーリーの流れに感動します。
主人公が魅力的で、冷静で頭が良く冷酷だけど基本的には穏やかで優しく、自分自身の力で自分の人生を前向きに生きていこうとする姿がとても良いです。(個人的に、主人公が自分を悪人だと言いながら基本的に善行ばかりを行っているところが好き。)
世界を滅ぼす魔女だと予知されながら、その運命を自力で回避しつつ、ついでに「最萌」であるキャラを手に入れようとする―――タイトルからは予想できない、シリアスで(微笑ましいシーンもありの)重厚なお話になっています。
終盤の謎が明かされていくシーンにはきっと驚かされるはず。
多くの人に読んでほしい、欲を言えばぜひ書籍化してほしい作品です。
序章のラストが不意打ちでした。
たまたま見かけた作品で、まさか涙目になってしまうとは(笑)

作者さんがしっかり物語を考えていることがよくわかります。何気なく過去の話を読み返してみると、最初は気づかなかった伏線がいくつか見つけられます。

そして一章のラストから二章の最新話までの畳み掛け。
驚きの連続です。いつの間にか大魔神の世界に入り込んでしまっています。最初はゆるーい感じの主人公最強モノだと思ってたのに、ほんと不意打ち過ぎます。

この作品も主人公がやたら強いですが、うまく活かせてるんじゃないかなあと思います。
むしろ主人公最強だからこそこの展開が書けるのかも。

皆さんもぜひ読んでみてください。
きっと、泣いて驚いて燃えると思います。