≪無題の本から始まるストーリー≫
夢の図書館 ――きっと我々の書く沢山の物語が蔵書されている、そんな図書館で働くペケさんが「旅に出たぞ!?」で始まる冒頭!
≪生き生きと迫る背景描写≫
始まりの草原、立ち寄る街、出会う人々、旅の仲間、そして主人公。絵描きの利点をもって描写されるお話の世界は、例え主人公等のイラストを除いたとしても視覚的に読者に訴えかける鮮烈さがある
≪しっかり冒険!頑張れペケさん≫
異世界なのか同じ世界なのか? 判然としない旅はペケさんの一人称で進んでいく。知っているようで知らない土地を旅する新鮮な驚きは、一旅行者となって異国を旅する臨場感を伝えてくれるものである
≪結局ペケさんはカワイイ!≫
一話一話が小気味良く区切られた本編を読み終えた読者の皆さんの頭には、ペケさんの生き生きとした姿が残るはずである。