イチオシレビュー一覧

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主人公とヤモリが織りなすほのぼの物語……なんてわけがない!
竜騎士達が国を守り、威信を掛けて争うこの世界で、
孤児だった主人公の相棒ヤモリが実は……(タイトル参照w)

そんな作品がほのぼので済むわけがないですよね。
更に言えば、どうも主人公はトラブルに愛されているようで、
全く飽きさせない展開が続いていきます。

読者にはタイトルでバレバレなんですが、
作品の中では徐々に明らかにされてきている主人公の正体。
今後の展開が凄く凄く楽しみです。
皆さんもぜひご一読を~♪
レビュー作品ずっとヤモリだと思ってた俺の相棒は実は最強の竜らしい空色蜻蛉完結済 / 全120エピソードハイファンタジー[ファンタジー]
全体的にコミカルなノリで進んで行く作品です

定番の神さまとの会話から異世界転移、チートな能力をと、思わせおいて・・・主人公やる気ないです

それよりゲームの続きが気になる様で帰らせろ!!とゴネる始末

それでも何だかんだで強引に転移させられますが転移先でもあまりやる気は無く、主に動くのはお付きの天使さんです

こういう風に書いてしまうと何処に面白みがあるの?と思いがちですがコミカルな作風と造りこまれた設定が作品の奥深さを造っているので安心して読み進めます

勿論、字の文章や会話の雰囲気も作品にマッチして違和感がありません

コミカルなのにバトルシーンも上手に描かれているし、ダメ人間な主人公の意外な情の深さとかが良いスパイス!

これからどういった方向に作品が進むのか非常に楽しみです

ブクマも結構ついており知る人ぞ知る面白い作品です

さああなたも名作誕生の瞬間をお楽しみください!
レビュー作品【完結】転生ニートは迷宮王三黒完結済 / 全272エピソードハイファンタジー[ファンタジー]
わたしは最初この物語りを読んだ時に、コメディーだと思った。
だから「やだ、ジャンル間違ってる♪」そう考えたのだが、全くもって浅はかであった。

本作は間違いなくホラーである。
軽妙な主人公の手記として書かれるストーリーは読みやすい。最初の出だしはあんぱんだ。「こしあん」か「つぶあん」かで戦争がおきた現実を主人公は綴っていく。これが面白い。コメディーかと錯覚するくらい面白い。だが題名を見たまえ。『残骸』どシリアスな雰囲気だ。騙されるところであった。危ないあぶない。

「こしあん」だ「つぶあん」だとのたまいながら、ストーリーはどんどんえげつなくなっていく。どこがどうえげつないかはここでは明らかにしない。それは読者の楽しみにとっておかなければならないからだ。

ただひとつ明記するとすれば、あんぱんについて書かれているその先にあるのはヒトの狂気であった。
そしてクリームぱん万歳! 君は美味しい。
レビュー作品残骸(三十と一夜の短篇第19回)実茂 譲短編ホラー[文芸]
※この投稿者は退会しています
レビュー初心者ですが、練習として書かせていただきます。
まず、主人公がジャーナリストであるという点は新しいのではないかと思います。問題はそのジャーナリストという特色をどのようにして物語に生かしていくかですが、まだ物語も序盤。なかなかそのような機会はありません。が、きちんと主人公が異世界へ行く段階が踏んであり、さらに主人公自身も元の世界への帰還を望むなど、古き良きファンタジーの要素はふんだんに含んでいる作品です。これからそれらの要素をどう魅せていくのか、注目です。
レビュー作品龍の契約者の異世界英雄譚~リヴェリオン=アンリーシュ~クロノグラフ&クグツ連載中 / 全11エピソードハイファンタジー[ファンタジー]
もしかしたら、新たなる予感がする戦国物小説かもしれません。
なんと、主人公が豊臣秀頼に転生してしまうという物凄い設定の物語なんです!
もし、豊臣氏が関ヶ原で勝利していたら、秀頼の運命はどうなっていたか。
こんな予感さえしてしまうかもしれないのです。
転生と言ったら異世界を思い出しますが、たまには過去の日本に転生する物語を読んでみるのもありでしょう。
戦国の歴史のifルートがあったら、あなたはどうしますか?
とにかく読んでみましょう!
自分が死んだ後、人はどれくらい泣いてくれるだろうか。寂しい、辛いと嘆いてくれるだろうか。

そんなことをちらりと考えてしまうのは不謹慎かもしれないが、人に言えない本音であるに違いない。何かの折に、ちらりと想像したことは誰にだってきっとあるはずだ。亡くなった時にどれ程の人間が悲しみ、悼まれるかで故人の価値をはかることができるとも言えるのだから。

形見の品を大切に使ってもらえることは嬉しい。自分の大事にしていた物ならなおのことだ。けれど自分とともに全てを天に還してくれる愛しい人の判断もまた、涙が出るほど心に染み入るに違いない。

激情に駆られたかの人の行動は、きっと正常ではないのだろうけれど、これほどまでに愛されていたと知って喜ばない女性などいるだろうか。残してきた家族の幸せを祈りつつ、ただ一人の女として心に刻まれたいと思うことはきっと自然な感情なのだ。心の狭い私はそう信じている。
レビュー作品妻恋い九藤 朋短編純文学[文芸]
ある日気が付いた。
俺はかつて違う世界にいたんだと。そしてこの世界よりも、もっと高い文化レベルだったのだと。

何故なら今ここは……


転生ネタを、こう調理するかと新鮮な視点。
でもそうなんです、こういった問題は起きうる事。

誰もが自分と同じでは無く、自分が良い物は誰にとっても至高では無く。

衝撃とも言える結末を、是非確かめて欲しい。肝が冷えるかの様に、どんでん返しが待っています。
クラス転移と言うテーマ自体はありきたりではあるが、世界観に合わせて少しひねったステータス表記、割と詳しく書き込まれている戦闘描写が見ていて、おぉ!と唸る場面もある。
最強ではあると思うが1人で危険地帯に放り込まれた時の現実的に考えた心理描写は見ていて面白い。
槍という割とマイナーな武器を使うという設定は面白いとは思うが、別に四肢欠損間では行かなくても良かったと自分はおもう
このまま、心理描写、戦闘描写が上達しながら続いて行けばかなりの作品になる事はあり得ると自分はおもった
レビュー作品槍縛りのクラス転移わたし連載中 / 全15エピソードハイファンタジー[ファンタジー]
クラス転生のテンプレを下敷きにしながらも随所で作者の個性が光る作品です。

主人公は転生先でハズレ判定を受け、放逐されるも危機に瀕してチート能力を開花。
チート能力を用いて異世界の人々を助けながら、囚われのクラスメイト達を救うために奔走します。

異世界生活しながら、わずかな手掛かりを元に敵陣営の狙いが少しずつ判明していく構成は、シンプルながら自然でよく練り込まれており、作者の地道な努力の跡がうかがえます。

単純にチート能力で暴れるだけでなく、困難に対して現実的な解決策を模索する主人公の姿にも好感が持てます。

鬱やグロ要素、独特の文体が人を選ぶかもしれませんが、それも決してありきたりなテンプレでは済ませないという作者の強い意志を感じさせるものです。

総括すると、クラス転生のテンプレを好みつつも一味違った作品を読みたいという人向けの作品です。
レビュー作品ハズレ判定から始まったチート魔術士生活篠浦 知螺連載中 / 全928エピソードハイファンタジー[ファンタジー]
ゾフィー・グリューンフェルダーには並々ならぬ才能があった。作曲も歌も非常に素晴らしかった。

しかし彼女がアッシェンバッハと結婚してより、籠はゆっくりと彼女を囲う。

才能があっても羽ばたけなければ、自由の翼はどこに行けばよいのか。

才能があっても自由に歌えないのなら、どこに叫べばよいのか。


時代が、夫が、世の中が、彼女にした仕打ちは、一体何だったのか。

これは現実では無いのか……?

そう思わせる程の現実味を帯びた心理に、ただ私たちは彼女の歌を叫びを聴くしかないのかもしれない。