あなたはヒロインの居ないラノベを読んだことがあるだろうか?
恐らく、この一行を読んだだけでこのサイトを愛用する読者の9割はレビュー元の小説にアレルギーを起こし、液晶画面前でのたうち回り、可及的速やかにブラウザバックしようとすることだろう。
確かに、いわゆる王道展開ではヒロインが1人では飽き足らず、2人3人またはそれ以上となる俗に言うハーレムなどと言うモノが当然の様に蔓延っている。
だが、本来、そんな簡単にハーレムは作れるものではないし、ポンポン気軽に作って良いものでもない。
この小説は、周りを置いて勝手に空回りしながらもハーレムを作ることを夢想し、ある筈のない運命の赤い糸を何とか手繰り寄せようと孤軍奮闘する。そんな「漢」、タナカの物語。(※ギャグ成分が9割占めてます)