大学の准教授と執事風の男性、そして護衛の女性。
はじまりは一見、猫に関係のないことのように思えますが、この執事風の人物が 実は……なのです。
その男性に、“猫”とは どんな生き物なのかを説明する学生たち。
猫を飼ったことのある人ならきっと、各話のエピソードに大きく頷きながら読むことになるでしょう。
もしかすると、あなたのお家の猫ちゃんとは違った行動が描かれているかもしれませんが、それもまた一興。
そして、執事萌えの方にもオススメです。
四角四面でありながら、ふいに飛び出す 素っ頓狂な発言にはニヤニヤが止まりません。
学生さんたちが ちょいちょいツッコミを入れるのですが、その様子に思わずクスッ。
「野茨の環シリーズ」の番外編ではありますが、このお話だけでもじゅうぶん楽しめます。
猫好きな方も、そうでない方も、“猫飼いあるある”を どうぞご堪能ください。