筋骨隆々の男の娘に、貧乳は正義のクラスメイト、ドMの天使に、権力の使い方を熟知した理事長の孫。そして謎の揃いのユニフォーム着用が義務付けられたいかにも怪しい「特殊奉仕活動同好会」。

これらのワードに反応した皆様、どうぞクリックを！　小気味良いテンポで進むストーリーと、思わず吹き出してしまうセリフの数々にあっという間に読み終えてしまうでしょう。その頃には、あなたもきっと続編を希望してしまうはず。

見事なまでの残念イケメンたちの姿は、誰もが生き生きと描かれていて、思わずこちらの高校に遊びに行きたくなってしまうほど。ドタバタ学園モノ好きにはたまりません。

特殊入学枠で入学した、貧乏特待生のヒロイン山田。生来のツッコミ気質ゆえに貧乏クジを引きがちな彼女。果たして彼女は、望み通り平穏無事な高校生活を送ることができるのでしょうか。(もちろんそんなわけない)

さああなたも私立武田学園にようこそ！

　誰からも付き合っているように思われているふたり、学くんと瑠奈ちゃん。
　しかし、当のふたりは互いに居心地の良さを認め合う友達だと言い切っていた。
　そんなふたりが、居心地の良さの本質に気づいた時、気持ちの変化が現れる。

　普段は、男モノに身を包み、男言葉を口にし、まさに男前な女の子・瑠奈ちゃん。
　そんな彼女と一緒に行動をともにする・学くん。
　もう、ふたりのキャラがいいんです。
　友達としては最高に相性が良いのでしょうね？
　でも、そんな学くんに友情よりも？　という、本当の男友達が絡んできたことで、事態は急変。
　一方の瑠奈ちゃん。まさか自分に友情ではない気持ちが芽生えるとは思いもしません。最初は気持ちに関して臆病になっているのですが、物語の前半とのギャップがかわいらしい。

　見て（読んで）いて、ドキドキさせられっぱなしでした。
　皆さんも、こんな初々しい気持ちに浸ってみませんか？

　容姿端麗の上にあふれんばかりの才能をもつ、嵐谷イサミ。何に挑戦しても人並み以上にやりこなしてしまう為、すぐに飽きて興味を失ってしまう。心のままに生きる彼女は、常人の枠に嵌まらない。そんな彼女に告白し、晴れて付き合うことになった「僕」。彼は彼女を理解しようと、その行動から考え方を推測しつつ、言葉を重ね同じ月日を生きる。
　彼の根底にあるのは、彼女に対する純粋な愛。時間をともに過ごす度に、思いは強く深く、成長していく。そして少女もまた、自分に向けられる愛情に触れて、少しずつ変わっていく――。

　心の変化。繊細な情感を綴る、精妙な文章。それは雨上がりの空にかかる虹に似た、豊かな色彩と輝きを放っている。
　ありふれた恋愛小説では満足できない。そう思っているあなたにこそ、読んでほしい作品である。

　故郷の地に眠っていた呪いをその身に引き受けて生まれた少年ロクドと、あまり他人と深く関わろうとしない魔術師カレドアが、ひょんなことから結んだ師弟の縁。光纏う不思議な少女との邂逅を経て、そこにもう一組の魔術師師弟の軌跡が重なり、やがて呪いの謎は、五百年前に葬り去られた悲劇を炙り出す。

　瘴気の大平原、光の神の加護を受け何百年と回り続ける風車、ひたひたと近づいてくる恐るべき奇病、悲劇、そして破滅。
　物語そのものもとても好みですが、それを支える世界観にも興味を惹かれました。カレドアが魔術についてロクドに語る場面の、なんとわくわくすることか！
　それに加えて、登場人物達がまた魅力的で。師弟コンビのなんとなく血圧低めな関係は言わずもがな、例の魔術師の兄弟弟子コンビのバディっぷりにも心臓を射抜かれました。

　光と闇がせめぎ合う、読み応えたっぷりの正統派ファンタジーです。

よくある女子の関係がとてもよく、わかりやすく書かれていてすごくリアルです。
私の友人の作品なので読んだらそれがまたこんなにいい感じで！
いつも読んでくれる友達の作品ということもあるのかもしれませんが、私はそれ抜きでもすごく好きです！
是非皆さんも読んでみてください！
まっしろちゃん頑張ってね！
更新楽しみにしてます！

「じゃあ……どうして俺を産んだんだよ……」

吸血鬼と人間の混血を、ダンピールと呼ぶ。
だから、藤宮 遥の日常は奪われた。

「恨むなら、お前の友人を恨みなさい。ダンピールに関わったお前が悪い」

もう、二度と戻らない日常。
だからせめて、みんなの、みんなの日常を―――

「これは、多分──俺が超えなきゃ行けない問題だから」
「はい。──行ってきます」

薔薇の両手に残るものは、吸血鬼の血と、そして―――

　この小説は、異世界へと放り込まれてしまった大艦隊が、敵を蹂躙していくだけではありません。

　様々な陣営や立場の違う登場人物の視点から物語が構成されており、初めて超弩級戦艦を目にした異世界の人々の様子や、異世界の兵器との性能差が非常に丁寧に描かれています。

　兵器同士の戦いだけではなく、その兵器を操る人物たちの視点から描かれる、重厚で熾烈な異世界の海戦はとても”深み”があります。

　魔法やチートで派手に敵を蹴散らす物語も面白いですが、様々な人物の視点から描かれるこの重厚な物語もお勧めです！　

　私はこの作者さんの作品が大好きだ。

　短編長編問わず、様々なジャンルにわたって作品を生み出しているこの作者さんのお話は、小粋な遊び心がたまらない。
　思わずふっと笑ってしまうようなコメディーもあれば、はっと考えさせられる少々ブラックな作品もあり、かと思えばホッコリする童話なんかもある。

　興味を持ったあなたにオススメしたいのがこの作品だ。
　まずもってタイトルがすごい。つい読みたくなってしまう。
　実力に裏打ちされた文体は安定感があり、それでいて堅苦しくない。
　登場人物に感情を寄せながら読み進めると、オチを読む頃にはそのまとめ方に感心してしまう自分に気づく。

　1184文字。読了時間にして３分。試し読みには丁度いいだろう。まずはとりあえず本作を読み、ほほうと思ったら色々漁ってみてほしい。
　この独特の世界観に、気づいたら病みつきになってしまうはずだ。

口には出さない大切な想いがある。それに気づいた時、きっとあなたは少しだけ大人になる。

少し内気な女子中学生の遥。引越し先でのちょっとしたアクシデントにより、彼女は訳ありの少年と出会います。少しずつ甘酸っぱさを漂わせる二人を見守るのは、ちょっと不思議なナニカたち。そして、二人に明かされる真実とは……。

作品を通して丁寧に描かれるのは、ひたむきに生きる等身大の子どもたちの姿です。勉強にスポーツに、好きなことを見つけて一生懸命に頑張ってきた子どもたちは、やがて「好き」だけでは片付けられない大きな壁にぶつかります。

それは今まで疑問にも思わなかった男女の友人関係や親子関係についても言えること。子どもたちは、少しずつ大人の階段をのぼっているのです。

ゆっくりでいい、いつかあなたにとって大事なものを見つけて欲しい。そんな優しい気持ちが込められた作品です。

この小説を一言で表すと感動。
1章から本当に泣ける展開があり、2章がすごく楽しみです。
個人的には1章の終話は神回ですww

しかもブクマ数100ちょっとなのに、感想数10でレビュー数はなんと２！
これは本作品が面白い事を示す1つの指標になるのではないでしょうか？

とにかく、本当に面白いので是非読んでみてください！