インターネットなどを通じて、今や、比較的、安価で入手できるようになった危険ドラッグ。「アロマ」や「パウダー」などのマイルドな名称、また、可愛いオシャレな容器のデザインなどに、騙されてはいけません。「覚せい剤はやせられる」などというのも、売りたい側が意図的に流した嘘の情報です。
本エッセイは、「明るくオシャレに」販売されている、実質上の危険ドラッグの「正体」、本来の歴史に関し、詳細に例を挙げながら、かつ、わかりやすく解説した、中学生や高校生でもドラッグの危険性がよく理解できる内容となっています。特に、若い方にはご一読をお勧めします。お友達が「元気になる薬」などと言って錠剤や粉末を持ってきたら、「それは危険ドラッグだよ」と、教えてあげてください。薬物中毒者になってからでは、遅いのです。
わかりやすい例示が多く、難しいテーマではありますが、取っつきやすく理解しやすいエッセイです。