小説の敵役ジャン・ジャックに転生した男の物語のはずが、第一話主人公死んでます!
いきなり後日談から始まるのですが、この後日談の語り部がカッコイイです。後日談の主人公、いやヒーローですよ。このままこの主人公で続きを読みたいと思った人は少なくないはず!!
とにかくカッコイイ。行動もセリフも魅せます!なのに、惜しげもなく彼のターンは一話のみです。
第二話ではジャン・ジャックの転生シーンから始まっていて、密かにテンション落ちました。けど!この転生シーンがまたカッコイイのです!あまりのカッコ良さにため息をつきそうになったところで吹き出して、よくこのカッコ良いシーンにこんなことできるなあ、と。
その後、カッコイイ文章で惹き付けては笑わせての繰り返しです。第一話はなんだったの?と思うくらいコメディに。「なんなの?この小説」と思うくらいカッコ良くて面白いです。