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作者:もやの こごめ/作品情報/Nコード:N6095KP
連載中 (全1エピソード) |
職場で年上に対して“上から目線”で語ってくる若手社員。
彼の無自覚な言葉に、年上の先輩は静かに戸惑いながらも、何も返さない。
しかし、やがて彼の周囲の空気が変わり、自分の声が届かなくなっていく。
その沈黙の中で、彼は初めて「聴くこと」の意味に気づき始める──
上でも下でもない、ただの“ひとつの声”として。
……そんな、小さな成長と帳尻の物語です。
ジャンル:純文学〔文芸〕キーワード: 上から目線 無自覚 成長中 静かな気まずさ 聴くこと やさしい鏡 会話の温度 背中に貼られた札 気づき 沈黙の返事 最終更新日:2025/06/12 00:47 読了時間:約2分(624文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:もやの こごめ/作品情報/Nコード:N2972KP
連載中 (全1エピソード) |
時間に追われる男・佐野は、コンビニのレジで列を無視し、
小さな声で「急いでるんで」とだけ告げ、前へ進んだ。
ほんの数秒を惜しむその行動に、
誰も声をかけなかったが──
その空気は、静かにどこかへ積もっていた。
翌日、同じ店、同じ列。
今度は誰かが彼に道を譲った。
あの日、割り込まれた誰かかもしれない。
……けれど、恨みの色はなかった。
譲られた佐野は、言葉を詰まらせたまま、
レジ前で財布の中の札が見つからず、弁当を戻す。
“やさしい仕返し”は、気づかせるだけの出来事。
誰も責めない、何も壊れない、
ただ、自分の影に出会うような物語。
──それだけのことです。
ジャンル:純文学〔文芸〕キーワード: コンビニの列 無言の割り込み 小さな声の言い訳 譲る人 気まずさ 千円札の行方 覚えていない顔 誰のせいでもない懺悔 やさしい余白 順番の律(おきて) 仕返しではない仕返し 気づきとしての報い 最終更新日:2025/06/09 00:25 読了時間:約2分(590文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:もやの こごめ/作品情報/Nコード:N9097KO
連載中 (全1エピソード) |
吉澤という男は、隣人宛の郵便物を“面倒だから”と放置した。
それ以来、自分のポストには何も届かなくなり、代わりに見知らぬ手紙が部屋に現れ始める。
──誰にも書かれていないはずの、けれど自分に向けられたような言葉たち。
ある日、失くしたはずの封筒の代わりに届いたのは、
「あなたが、ちゃんと届くと信じなかっただけです」というひと言。
それは、投函されなかった手紙がくれた、ささやかな“気づき”だった。
ジャンル:純文学〔文芸〕キーワード: やさしい仕返し 日常の怪異 ポストの不思議 届かない手紙 静かな報い 短編小説 気づきの物語 やさしいホラー 現代の寓話 最終更新日:2025/06/05 23:29 読了時間:約2分(800文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:もやの こごめ/作品情報/Nコード:N6842KO
短編 |
道を譲ってもらったのに、お礼を言わなかった男。
それは、ほんの些細な無言だった。
だが、その日から男の周囲に、ゆっくりとした“変化”が始まる。
やさしく、静かに、けれど確かに返ってくる何か。
ジャンル:純文学〔文芸〕キーワード: シリアス ほのぼの 和風 現代 日常 ハッピーエンド 怪談 現代の怪異 掌編連作 静かなホラー やさしい仕返し 詩的 語り手詠実 因果応報 最終更新日:2025/06/04 00:55 読了時間:約4分(1,504文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
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