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作者:オウイディウス Ovid ほか/萩原 學(訳)/作品情報/Nコード:N8384JK
連載中 (全4エピソード) |
今でこそ吸血鬼=vampire で通るけれど、ストリゴイだのウプイルだのと地方により様々な呼び名が有ることは皆様ご承知の通り。その由来を調べていたら、Strix(mythology) の Wikipedia(en)があって、ギリシア/ローマ神話に於けるフクロウをラテン語で strix と呼び、複数形を striges という。「ストリガ」はここに由来するらしく、それなら「ヴァンパイア」よりよほど古くからの歴史が有ることになる。
とりあえず Wikipedia の原資料から訳して紹介しよう。
ジャンル:ホラー〔文芸〕キーワード: 残酷な描写あり 吸血鬼 ストリガ フクロウ 最終更新日:2024/08/26 22:36 読了時間:約45分(22,261文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 挿絵あり 総合ポイント: 12 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt |
作者:ダドリー・ライト外 Dudley Wright, &c./萩原 學(翻訳)/作品情報/Nコード:N6272IP
完結済 (全3エピソード) |
エミリー・ジェラルド『森の彼方の国』では、ヴァンパイア Vampyre をストリゴイ Strigoi から区別している。しかし、ヴァシレ・アレクサンドリ『吸血鬼 STRIGOIUL』を読む限り、大差ないとしか思えない。それで Strigoi を調べたら、記録された最初の吸血鬼と目されるユラ・グランド・アリオヴィチ Jure Grando Alilović (1579–1656) に行き当たったので、これを紹介しよう。その名は Jure Grando 、または Giure Grando とも綴られ、訳語に「ジュレ・グランド」と当てているのを見かけるけれど、朗読を何度聞いても「ジュレ」とは聞こえない。原文に Georg (oder Giure) Grando とあるから、「ジウレ・グランド」とする。(2024/6/28追記。J.A.ヘルナンデス氏のブログ及びforvoに拠ると、現地の発音は Yurae ユラ/ユレ、あるいは「幽霊」を早口に言って終わりの「い」を省略した音に近い)これが英米では George Grando と呼ばれ、Vampire の1体とされるのに、現地では štrigon とされ、検索は厄介である。
今ではクロアチア共和国内となるイストリア半島のクリンガ Kringa なる寒村に住んでいたそうで、この地名も Kring だったり Kringe だったりと一定しない。英語圏では大体、Kring で通っているようで、ピーター・へイニングがかました「クリングの吸血鬼 The Vampire of Kring」という出任せも、どうやらこれが元ネタのようであるから、この名により文献を訳して整理する。そんな場所だから文献もクロアチア語だったりドイツ語だったり、英語のものは少ないのが痛いが。
ジャンル:ホラー〔文芸〕キーワード: 残酷な描写あり 怪談 吸血鬼の歴史 最古の吸血鬼記録 ストリゴイ イストリア半島 ユラ・グランド 最終更新日:2024/02/04 10:31 読了時間:約69分(34,457文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 挿絵あり 総合ポイント: 10 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt |
作者:ヴァシレ・アレクサンドリ/WM.B.キングストン(英訳)/萩原 學(和訳)/作品情報/Nコード:N5358IP
短編 |
『森の彼方の国』にも採り上げれられたルーマニアの詩人、ヴァシレ・アレクサンドリ Vasile Alecsandri、(1821-1890)による吸血鬼のバラッド。の、WM. BEATTY-KINGSTON による英訳版。
といっても、Vampyre と題したのは英訳版で、原曲は Strigoiul であるから、「吸血鬼」とは違うと言えば違う。それで、後書きに原曲を載せておく。読めないけど。
ジャンル:詩〔その他〕キーワード: 残酷な描写あり 怪談 最終更新日:2024/01/24 23:31 読了時間:約6分(2,885文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 10 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt |
作者:エミリー・ジェラルド Emily Gerard/萩原 學(訳)/作品情報/Nコード:N6674IJ
完結済 (全14エピソード) |
事実上『ドラキュラ』初の映画化であった『ノスフェラトゥ Nosferatu』の語源が本書にあるという、吸血鬼史上なくてはならない1冊の筈なのに、邦訳がない。そこで、これを少しずつ翻訳して紹介しよう。
もっとも、吸血鬼 vampire の別名が nosferatu であるというのは著者の誤解で、実際のルーマニア語には存在しない事が判明している。
ジャンル:その他〔その他〕キーワード: 怪談 ノスフェラトゥ 『ドラキュラ』ネタ元 ルーマニア ストリゴイ プリゴリッチュ パパルーガ 最終更新日:2023/08/29 19:14 読了時間:約135分(67,014文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 1件 挿絵あり 総合ポイント: 64 pt ブックマーク: 12件 評価人数: 4 人 評価ポイント: 40 pt |
作者:扉園/作品情報/Nコード:N2942DQ
短編 |
迷信が蔓延する中世ヨーロッパ。
その土地では呪われた死者が“ストリゴイ”として復活し、町を襲っていると信じられていた。
少年はストリゴイとなる可能性があるとして、家族から見放されてしまう。
一人となった少年は町をさまよい、そこで出会った者は……。
中世時代の東ヨーロッパの実際にあった迷信をもとにして作られた作品。
迷信に翻弄される少年と少女を書きたかった為に生まれました。
(この作品は自サイトにも掲載されています。)
ジャンル:歴史〔文芸〕キーワード: 残酷な描写あり 悲恋 時代小説 ミステリー 中世 東ヨーロッパ 迷信 ストリゴイ 死者 宗教 埋葬 暗黒時代 吸血鬼 西洋 少年と少女 血 最終更新日:2016/11/14 00:36 読了時間:約12分(5,815文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
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