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作者:平井敦史/作品情報/Nコード:N9978KF
短編 |
1799年、フランス革命戦争においてイタリアに進攻したロシア軍は、常勝不敗の名将アレクサンドル=スヴォーロフ元帥の下、フランス軍が占領する拠点を次々に奪還していった。
しかし、友軍であるオーストリア軍との連携の乱れもあって、スイスで孤立する。
フランス軍に退路を断たれたスヴォーロフは、アルプス越えを決意する。
「KAC2025 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2025~」参加作品第五弾。 お題は三題噺「天下無双」「ダンス」「布団」の転載です。
ジャンル:歴史〔文芸〕キーワード: スヴォーロフ 常勝不敗 コサックダンス アルプス越え 最終更新日:2025/03/25 07:03 読了時間:約9分(4,489文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 58 pt ブックマーク: 4件 評価人数: 5 人 評価ポイント: 50 pt |
作者:明治サブ(SUB)/作品情報/Nコード:N0857HB
連載中 (全3エピソード) |
西暦1917年3月15日(ユリウス暦3月2日)、一羽の鷲が地に伏した。
鷲は、名を『ロシア帝国』と言う。
周辺諸国を武力によって併合し、『民族の監獄』とすら呼ばれた帝政ロシア――ツァーリによる専制体制は、強大な軍事力によってのみ、その秩序を保っていた。その軍事力の脆弱さを露呈させ、帝政ロシア崩壊の遠因を作った戦争が、『日露戦争』。中でもロシア海軍が決定的な大敗北を喫し、時の皇帝ニコライII世を講和のテーブルに引きずり出した戦いを、『ツシマ海戦』と言う。日本で言うところの『日本海海戦』。東郷平八郎率いる連合艦隊と、ロジェストヴェンスキー率いるバルチック艦隊の決戦である。
ジノヴィー・ロジェストヴェンスキー中将――敗戦の将と言うこともあり、何かと悪く書かれることの多い人物であるが、実際はどうであったろうか。
1905年……帝政末期のことである。官僚機構は腐敗し切り、労働者はストライキやデモに明け暮れ、ウラジーミル・レーニン率いるボリシェヴィキが既に暗躍を始めている時代に行われた、4000海里にも及ぶ想像を絶する大航海。道中の海は全て敵国イギリスもしくはイギリスの顔色を伺うばかりのフランスに握られ、碌に寄港も出来ず、慣れない熱帯の気候で病死者が相次いだ旅路。
実に1万人もの将兵及び非軍人水夫を、遠くバルト海からアフリカ大陸は喜望峰を回り、対馬海峡まで引っ張り続けた彼を、その統率力を、『敗戦の将』などと言う言葉で纏めてしまって良いのであろうか。
これは、ロシア帝国海軍バルチック艦隊司令官ロジェストヴェンスキーによる、救いのない、苦難に満ちた旅路の物語である。
ジャンル:歴史〔文芸〕キーワード: R15 残酷な描写あり 史実 時代小説 日露戦争 ロシア帝国 大日本帝国 ロジェストヴェンスキ 東郷平八郎 バルチック艦隊 日本海海戦 ニコライ二世 ネボガトフ少将 戦艦アリョール 戦艦三笠 戦艦スヴォーロフ 連合艦隊 最終更新日:2021/08/07 18:04 読了時間:約14分(6,621文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 26 pt ブックマーク: 3件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 20 pt |
作者:アレキサンドル スヴォーロフ/作品情報/Nコード:N2575FQ
連載中 (全2エピソード) |
この世界に闊歩していた魔物が世界からその姿を消した。
神代から続いていた『人』と『魔物』の永遠とも思われた対立の時代は英雄とその仲間達の手によって幕が下ろされた。
都市はその規模を広げ、馬車が街道を行き、船が海原を駆ける。
今までよりも遥かに人の動きが活発になり、新たな『人』の時代の到来は誰の眼にも明らかだった。
そんな中、今まで『魔物』との対立が押さえていた『人』の醜さも浮き出ていた。
そうして浮き出た醜さは『宗教』、『人種』、『国家間紛争』、『政治』…様々な形を持って人の時代を包み込んでいく。
そんな、美しくも醜い世界の始まりを生きた一人の女性がいた。
英傑多きかの時代といえども、『人』の時代の開拓者たる彼女の偉業を越えられた者は一人としておらず、幾ばくかの時のたった今の時代まで見ても存在しないだろう。
帝国において、国旗の主な色は『赤』であり、同時に帝国を表す色でもあるが、それ以上に『赤』は彼女を示す色である。
我が国の国母であり、『赤薔薇の女帝』たる彼女の名は『イリャーナ・アレクシア・ルマナフ』。
ーーイワン・トルストイ『大戦史』第一章 より
ジャンル:ハイファンタジー〔ファンタジー〕キーワード: R15 オリジナル戦記 IF戦記 魔法 政治 軍隊 最終更新日:2019/08/09 20:00 読了時間:約14分(6,781文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 6 pt ブックマーク: 3件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:アレキサンドル スヴォーロフ/作品情報/Nコード:N6476FL
連載中 (全12エピソード) |
在るものは語る――
風に揺らめきし旗は、まさに希望そのものであった、と。
在るものは語る――
彼は勇猛である以上に温容であった、と。
在るものは語る――
彼はいつも周りを明るくしていた、と。
在るものは語る――
彼の存在は二百年後にはほとんど忘れ去られているだろう。しかし、その事を後の歴史家はひどく後悔するだろう、と。
少年は冒険に憧れていた。
憧れを抱いたまま少年は青年になり、親友二人と村を出て、冒険に、世界に飛び出す。
彼は絶対の一たる英雄ではなかった。
彼は大きな偉業を成した訳ではなかった。
彼より強く、賢い者も存在していた。
だが、彼程冒険を楽しんだものはいなかった。
これはある青年とそのパーティーの冒険と希望の物語ーー
ジャンル:ハイファンタジー〔ファンタジー〕キーワード: オリジナル戦記 冒険 シリアス ほのぼの 男主人公 西洋 中世 古代 近世 魔法 王道 努力 無双無し 最終更新日:2019/07/08 19:00 読了時間:約99分(49,360文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 7 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 7 pt |
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