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作者:堀本廣/作品情報/Nコード:N7786HB
連載中 (全1エピソード) |
坂本はアラタマ教団で向井や寺島広三達と別れた後、岸田洋の実家による。岸田洋の不在を知ると常滑まで直行する。
坂本の調査は何故伊勢に天皇家の宗廟として天照大神を祀る事になったのかを調べる事にある。そしてソロモンの財宝は島根に秘匿されたが、日向の女王アマテラス一族の勢力が島根に及ぶにつれて四国の剣山に移された。
しかし神武天皇を頂点とした日向一族が大和を支配した時、剣山に隠された秘宝は伊勢に移される。伊勢こそニギハヤヒの長子猿田彦の支配地で、彼は磯部一族の祖先であった。
それと前後して、天照大神の御霊は大和の朝廷から出されて、各地を転々とする事になる。そして天照大神の御霊は最終地伊勢の地に鎮座する事になる。この時の天照大神はスサノオの子ニギハヤヒの御霊だった。時代が下り、天武天皇の皇后が持統天皇になるに及んで、天照大神の御霊は日向の女王アマテラスと宣言される。さらに時代が下り平安朝になると嵯峨天皇はスサノオ、ニギハヤヒを皇国の本主と宣告する。これは日向の女王アマテラスの否定であった。実際世間は内宮の天照大神をニギハヤヒと信じていたのである。天照大神が女王アマテラスとされるのは明治になってからである。
伊勢神宮は内宮と外宮に分かれる。
昔は外宮優位であった。今でもその名残としてまず外宮を参拝してから内宮を参拝する。しかし明治になって内宮優位が確立される。しかし外宮は伊勢の町に寄り添う様にして建立されているが、内宮は街から離れた場所に鎮座している。その理由を坂本はソロモンの財宝の秘匿場所と関係があるのではないかと推理した。
内宮が天皇家の宗廟として確立され20年ごとの遷宮が定められるのは天武天皇の頃である。そして持統天皇は伊勢行幸を何度となく繰り返す。
ソロモンの財宝の秘匿場所を知る磯部一族が常滑にやってきたのもこの頃と考えられる。
坂本は磯部一族は内宮外宮の建立場所を逆利用して、財宝の在り処を、常滑の地に封印したのではないかと考えた。
そして、坂本太一郎は岸田洋の行方が気になる磯部珠江、岸田洋の妻と共に伊勢に行こうと計画を立てた時、岸田洋殺害の悲報が飛び込んでくる。
ジャンル:推理〔文芸〕キーワード: サスペンス 剣山大剣神社 津島神社 桓武天皇 三輪山 石清水八幡宮 天武天皇 持統天皇 猿田彦 椿大社 太陽の道 嵯峨天皇 本朝後胤紹運録 式年遷宮 伊雑宮 最終更新日:2021/07/09 10:08 読了時間:約126分(62,930文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 12 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 12 pt |
作者:堀本廣/作品情報/Nコード:N6391FF
短編 |
服部留吉は常滑市の御嶽神社と本宮山を結ぶと東西の線上に来ることを知る。そしてなおも西に眼をむけると、伊勢湾を超えて、雨乞山という山に行きあたる事を知る。その線を酉の道となずける。
雨乞山とは昔、旱の時に雨乞の儀式を行った山である。しかし雨乞山という地名は全国各地にある事を知る。そして山の頂上に太陽光を反射させる鏡石や磐座などがある、巨石文明の跡である事を突き止める。
服部は雨乞山に登る。急激な睡魔に襲われ、気が付いた時は異世界にいた。雨乞山の下には古風な町並みが拡がっている。その風景は服部の出生地の光景そのものだった。
町に入ると若彦という男が現れる。彼の風貌を見て驚愕する。彼の顔は服部の顔付その者だった。そして服部の顔は別人となっていた。
服部は元の世界に還れぬことを知る。その世界で十数年の歳月を送る。結婚をして3人の子供をつくる。
そして服部のいた元の世界から若菜という男がやってくる。服部の肉体を若菜にやって、服部の肉体は若菜の肉体と入れ替わる。
その交換条件として、服部は元の世界に還ることを許される。見た目での肉体は元もままだ。
服部は会う人ごとに、自分の体が盗まれてしまったと主張するが誰にも信じてもらえず、また異次元の世界に還る。
ジャンル:ローファンタジー〔ファンタジー〕キーワード: 異世界転移 ヒストリカル 伝奇 ミステリー 御嶽神社 本宮山 津島神社 鈴鹿サーキット 嫁盗り神事 雨乞山 伊勢神宮 磐座 石神信仰 鏡石 巨石文明 常石神社 最終更新日:2019/01/04 07:49 読了時間:約45分(22,155文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 4 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 2 pt |
作者:桜井正/作品情報/Nコード:N7878FA
完結済 (全1エピソード) |
(この作品は小説家になろう様とアルファポリス様と、エプリスタ様とカクヨム様にて、同時掲載中で御座います)
紀文の話は江戸時代の作家、為永春水が短い文ながら初めて書いたとされてます。長き時を経て新たに全貌を現し、現在に蘇らんとする。
「紀文」青春伝 (前編)
江戸時代の豪商(紀文)若き頃の物語です。
寛文九年(一六六九年)有田郡湯浅別所で、山本文旦の次男と生まれ、幼名は山本文吉だった。
四歳にて祖父武兵衛に連れられて広八幡神社に剣術および柔術の修業で、住み込み小僧見習いとして修行に赴いた。
関口流柔術を習う為だが、其処で修験者の林長五郎(根来忍者)に会い、忍術と合気術習うが直ぐには、会得成らずであった。
ある日に剣の打ち込みで小猿が落下。治療し小猿と仲良くなり猿飛びの術や、合気技を会得する。
武兵衛が迎えに来た。名前は文兵衛と改めた、途中船頭になる為の教育を受ける。
延宝五年八月、文兵衛九歳の時祖父武兵衛(明心丸)が沈んだ。
熊野屋に丁稚奉公に出された其処のお嬢さんとの仲を疑われ、北山村に行き筏流しをする。騙されと知り湯浅に帰る支度をする。
船違え大地に着く鯨取り本を読み漁に出て銛の実技を積む、何事もやりかけたら夢中になる性格であった。
帰り湯浅過ぎ、何故か和歌浦で降りる。
頼る者無く歩き玉津島神社で喉潤す、神主に呼び止められ、事情を話すと馬小屋の隣り部屋を紹介され、馬の世話して家賃が無料に。
和歌浦で魚の小売り仕事を見つけ、町中を桶担ぎ売り歩く。
魚市場突然閉鎖される。紀州の加太沖や海南は下津沖に、ホオジロ鮫現れて漁が止まる。
(注意、最近ではホオジロ鮫と、なっています)
藩より鮫退治の命が下り見事鮫を退治する。褒美に千両と武士の名を許されて、紀ノ国屋文左衛門と名乗る。
下津の大崎で紀ノ国屋文左衛門が、外国の難破船を見つけ修理改造し凡天丸と名付ける。
貞享三年九月から嵐が続き時化て大荒れ、蜜柑を江戸に送れずに、蜜柑農家や蜜柑方役人また、蜜柑問屋は値段暴落して頭を抱えていた。
紀州藩より、紀文に白羽の矢が下った。
(作品中の文兵衛も江戸時代の昔は文平であり私が修正しましたが、私の作品でもたまに文平となっています、入力弾かれて修正出来ずそのままにしてます。どうもすみませんでした)
ジャンル:歴史〔文芸〕キーワード: 青春 時代小説 冒険 剣術の修行 根来忍者の修行 船乗りの修行 失恋 商人の心得 合気の習得 (太極拳)習得 江戸時代 あざなは猿飛佐助 鯨との格闘 鮫退治 最終更新日:2018/10/03 12:48 読了時間:約108分(53,631文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 挿絵あり 総合ポイント: 11 pt ブックマーク: 2件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 7 pt |
作者:EKAWARI/作品情報/Nコード:N0658DW
連載中 (全1エピソード) |
「光秀」
―――彼は、神経質そうな顔立ちにそぐわぬほどの酷くよく通る高い声に、切れ長の瞳に優しく朧気な……まるで次の瞬間には消えてしまいそうな儚げで虚ろな色を宿しながら、私の諱を呼んだ。
そうして歳を取りながらもどこか美童だった頃の面影を未だ残す、十ばかり年下の主は言ったのだ。
「……殺せ、儂を。アレに完全に食い尽くさせる前に」
それは貴様にしか頼めぬ頼みなのだと、上様は言った。
そうして時は遡る。彼がまだ吉法師と呼ばれていた子供の頃に。
其の日、彼は津島神社で怪異と出会った。それが全ての始まり。
これはもしも織田信長が本当に『第六天魔王』に取り憑かれていたのだとしたら? という話。
※因みにBLタグは史実通り(?)利家と肉体関係があったよ描写がいずれ出てくるので入れているだけで、別に本筋はBLではありません。
ジャンル:歴史〔文芸〕キーワード: R15 残酷な描写あり ボーイズラブ 時代小説 織田信長 第六天魔王 神社 明智光秀 戦国時代 歴史創作 ファンタジー 最終更新日:2017/03/12 12:21 読了時間:約28分(13,524文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 2 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 2 pt |
作者:目賀見勝利/作品情報/Nコード:N1820L
短編 |
妖刀「村正」による連続殺人が静岡と松阪で発生する。松阪での殺人犯を見つける事を依頼された大和太郎は静岡の事件も調査する。エステサロンの女社長の役割は?豊臣秀吉から切腹を命じられた服部小平太一忠は越後で本当に切腹したのか?晩年の徳川家康が日光に霊廟を作った意味と日本列島の秘密を語ります。
ジャンル:推理〔文芸〕キーワード: 探偵小説 徳川家康 服部半蔵 服部小平太一忠 いざなぎ流 シバの女王 斎宮制度 津島神社 最終更新日:2010/05/02 11:44 読了時間:約122分(60,830文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 6 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 6 pt |
作者:目賀見勝利/作品情報/Nコード:N5710K
短編 |
松阪市と静岡市で妖刀村正による連続殺人事件が発生する。松阪の事件の真犯人発見を依頼された大和太郎が殺害手口が類似の静岡の事件も追いかける。村正と真珠の宝剣の関係は?エステサロンの女社長の役割は?豊臣秀吉の命により服部小平太一忠は本当に越後で切腹したのか?その真相を併行して追いかけています。晩年の徳川家康が大八州(日本列島)の秘密と何故に日光に自分の霊廟を作らせたのかを語っています。
ジャンル:推理〔文芸〕キーワード: 探偵小説 徳川家康 服部半蔵 服部小平太一忠 斎宮制度 シバの女王 いざなぎ流 津島神社 二荒山 最終更新日:2010/03/28 13:45 読了時間:約118分(58,576文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 6 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 6 pt |
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