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作者:七星北斗/作品情報/Nコード:N3203IG
連載中 (全1エピソード) |
「白か黒なんてどっちでもいい。本当に大事なことは、本物でありたいって思う気持ち、それだけだよ」
姉は口癖のように、そう言葉を繰り返す。
そんな自慢の姉が死んだ。
通夜が今日行われ、現実味のない出来事だった。
海外で遺跡調査をしていた姉は、殺されたのだ。人から恨みを買うような人間ではないので、動機が不明だ。
ジャンル:ホラー〔文芸〕キーワード: R15 残酷な描写あり 怪異 アクション ホラー ネトコン11感想 最終更新日:2023/06/03 06:59 読了時間:約3分(1,183文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:こでまり/作品情報/Nコード:N8858IE
短編 |
年老いて記憶の薄れた母に自分の未来を重ねた私は、幼いころの記憶を残しておきたいと考えた。昭和30年代5歳から10歳頃までの記憶を探っていく。
最初の記憶は近所の年下の女の子と二人で、その子の弟の髪の毛を、床屋さんの真似をして切ってしまったこと。その子のお母さんに激怒されたと思うが、記憶は飛んでしまった。
次に思い出すのは、小学校の正門にチョークで自分の名前を大きな字で書いたこと。その悪さが母親に伝わるのではないかとドキドキしたが、そこから先は覚えていない。
まだ車も少なく交通事故の心配などなかった頃、母は、私が学校で遊んでいれば安心と、ほったらかしにしていた。その頃の学校はいつでも誰でも自由に入れた。
校庭は社交場のようでもあり、野球をしたり、若いお母さんは小さな子を遊ばせながらおしゃべりをしていた。子供たちは授業が終わって家に帰ると、すぐ校庭に舞い戻った。暗くなるまで鬼ごっこやかくれんぼをして遊んだ。
その頃トイレは汲み取り式だった。学校も例外ではなく、特に校庭の外トイレには辟易した。暗くて臭いし、泥だらけで汚いし、おまけに穴も深そうで怖かった。よく落ちなかったものだ。
私は弟が欲しかったので、よく小さな男の子と遊んであげた。それが嬉しかったのか、若いお母さんは、私を可愛がってくれた。お家に連れて行って、ご飯を食べさせたり、お風呂に入れてくれた。私の母は私を通してそのお母さんと知り合いになっていった。
歩いていて野良犬3匹とすれちがい怖い思いをしたこともあった。校庭で2匹の犬のケンカに巻き込まれて親指から血が出ていたこともあった。それでも犬が好きで、私は隣の家のぺスを可愛がっていた。
ある日、ぺスは赤ちゃんを産んだ。垣根の間から中に入り、私はその子たちを一匹残らず家にもって帰ってきた。
私が10歳になった頃、叔父が亡くなった。突然死であった。赤ちゃんを産んだばかりの叔母は、医師に事実を伝えられ憔悴して家に戻って来た。その時の様子を私は今も鮮明に覚えている。
その後祖父もなくなった。布団に寝かされた祖父の青黒い顔を見て、死は悲しいものではなく恐ろしいいものと感じた。
私は犬だけでなくヒヨコも好きだった。学校の正門前には、ヒヨコやカニを売るおじさんが来た。買ったヒヨコはすぐに死んでしまい、怖くて放っておいたら父が庭の隅に埋めてくれた。
ジャンル:純文学〔文芸〕キーワード: 日常 私小説 昭和 子供 野良犬 白黒テレビ ボットン便所 昔の学校 ヒヨコ売り カニ売り ネトコン11 ESN大賞5 キネノベ大賞9 ドリコム大賞2 アニーク大賞 最終更新日:2023/04/29 16:31 読了時間:約52分(25,973文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:まきのしょうこ/作品情報/Nコード:N0670HU
短編 |
「オヨヨ島の冒険」という本を読んだ頃の、思い出話独り言です。いつもお付き合いいただきありがとうございます<(_ _)>(*^-^*)おばさんのうろ覚えをもとにしたノリの文なので、正確な情報とは限りませんことをご了解いただけますと助かります。
ジャンル:その他〔その他〕キーワード: 日常 1972年 オヨヨ島の冒険 白黒テレビ 霞が関ビル 大阪万博 ポコモコ 最終更新日:2022/08/12 11:05 読了時間:約2分(825文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 12 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt |
作者:もちこみこんにゃく/作品情報/Nコード:N7287HQ
完結済 (全2エピソード) |
話し手である『私』が桜舞う公園で不思議な男と出会い、彼と知恵比べをする羽目になった
『明治の頃を思わせるいやにかっちりした洋装にシルクハット、重ねた両手の下にはこれまた古めかしい上等な杖が地面を突いていた
それからあの顔は、、、何と言おうか白黒テレビのコメディアンのような
満月を思わすまん丸の眼鏡に先っぽがピンと張った口ひげ………目はきょろきょろとして落ち着きなくそれ以外の部分が堂々としている分、却って軽薄な印象を人に与えるのだ』
ジャンル:推理〔文芸〕キーワード: 時代小説 ミステリー 桜の木 妖怪 心霊現象 歴史 推理 知恵比べ 最終更新日:2022/05/27 19:30 読了時間:約29分(14,306文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:雨尾 秋人/作品情報/Nコード:N2836CV
短編 |
深い影によって、顔が見えない君は簡単に引き金を引けてしまう拳銃を握っていた。君の心はまるで壁だ、と言う白黒テレビは、そこにかつてあった「海の下にある街」で起こった出来事を静かに話しはじめる。
ジャンル:ノンジャンル〔ノンジャンル〕キーワード: 戦争 生きる 死ぬ 現代 魚 テレビ 拳銃 若者 最終更新日:2015/08/16 12:44 読了時間:約4分(1,896文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 9 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 9 pt |
作者:暁/作品情報/Nコード:N8457A
完結済 (全86エピソード) |
高校3年になったカイ達、幼い恋が大人の恋になるとき、その心には何が映るのか?『青と赤の白黒テレビ』の3作目です、新色も加わり加速する12色、各々の向かう先とは?
ジャンル:ノンジャンル〔ノンジャンル〕キーワード: 12色 オムニバス 家族 恋愛観 学校/学園 ドキドキ ほのぼの ハッピーエンド バッドエンド 恋愛 友情 高校生 現代(モダン) 最終更新日:2007/11/13 17:04 読了時間:約645分(322,338文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 22 pt ブックマーク: 3件 評価人数: 4 人 評価ポイント: 16 pt |
作者:暁/作品情報/Nコード:N5479A
完結済 (全58エピソード) |
《青と赤の白黒テレビ》の続編です。カイとチカは高校に進学、奇妙な新生活が始まった。カイとチカの加速する恋、金と銀によって更に激動するカイの高校生活。幼かった二人の恋はどうなるのか?
ジャンル:ノンジャンル〔ノンジャンル〕キーワード: 青 赤 金 銀 高校 最終更新日:2006/08/17 13:11 読了時間:約360分(179,853文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 22 pt ブックマーク: 3件 評価人数: 4 人 評価ポイント: 16 pt |
作者:暁/作品情報/Nコード:N4460A
完結済 (全57エピソード) |
青い髪の色をした四色海。人との関わりを嫌い、フリークライミングだけが生き甲斐の主人公が、赤い女の子に出会い、二人の親友に支えられてどう変わって行くのか?新人ですけど、応援してくれたらありがたいです。
ジャンル:ノンジャンル〔ノンジャンル〕キーワード: 恋愛 島 最終更新日:2006/05/07 00:01 読了時間:約202分(100,868文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 32 pt ブックマーク: 7件 評価人数: 4 人 評価ポイント: 18 pt |
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