[-1-]
作者:御代出 実葉/作品情報/Nコード:N3926FE
連載中 (全339エピソード) |
皇暦2605年9月27日。
無条件降伏を理由に我々の国は赤く染められた。
奴らは騙した。奴らは裏切った。
無条件降伏をしても独立権を担保するという欺瞞に騙され、武装解除した我々は蹂躙された。
あれから半世紀以上。
60年以上に及ぶ血を流さない国家開放への活動は何の意味もなさなかった。
我々は未だに奴らから独立することが出来ない。
齢92。
もはや手のうちようなし。
何も変わらない日常に生を諦めた私にやり直しの機会が与えられる。
――記憶を引き継いだ俺はやり直す。
次は一体どうするか。
答えは1つ。
2000馬力級18気筒星型エンジンで重戦闘機を作り、海上、経済包囲網を回避し、
100オクタンガソリンを常に入手できる状態とする。
皇暦2600年までにジェットエンジンを実用化させ、
後に超大国となる国の開戦ムードを消沈させ、北進する。
手はずを整え、陸軍の航空技研のエンジニアだった立場から全てをひっくり返す。
もう二度と、国旗は赤く染めさせない。
ジャンル:歴史〔文芸〕キーワード: IF戦記 史実 第二次世界大戦 軍事物 戦闘機 航空機 航空機開発 太平洋戦争 架空戦記 日本陸軍 日本海軍 仮想戦記 チート無し 航空機無双の時代 飛行機 R15 残酷な描写あり 最終更新日:2025/05/12 20:00 読了時間:約5,262分(2,630,571文字) 週別ユニークユーザ: 10,752人 レビュー数: 7件 総合ポイント: 41,083 pt ブックマーク: 9,834件 評価人数: 2,329 人 評価ポイント: 21,415 pt |
作者:佐久間五十六/作品情報/Nコード:N8116KB
完結済 (全121エピソード) |
大東亜(太平洋)戦争終結80年慰霊作品。
皇紀2600年(昭和15年)
それは零戦が海軍航空隊に採用された年である。折しも大東亜太平洋戦争開戦1年前の事であった。この日本海軍航空隊の至宝とも言える零戦の開発をしたのは二人の若い設計者であった。この物語はそんな二人の若き設計者の血のにじむ様な努力により掴んだ栄光と挫折に満ちた激動の時代を生き抜いた波乱万丈の物語である。
追悼・故堀越二郎氏(1903年〜1982年)
三菱重工名古屋航空機製作所の技師として零戦を開発した。昭和36年からは技師長として活躍し、その後は防衛大学校や日本大学の教授として若人に教鞭をとった。零戦開発の設計主務者として数々の無理難題を乗り越えて零戦を名機として完成させる。そんな堀越氏であったが、そんな彼も零戦についてはそれ程高い評価を下していた訳では無かった。
追悼・故曾根嘉年氏(1910年〜2003年)
堀越二郎氏の右腕として零戦開発を支えた曾根氏は、目立ちたがりではなく、コツコツと自分の課題を見つけてはそれを、淡々とこなして行く人であった。全くのゼロに近い当時の航空機技術力しかなかった日本ではあったが、零戦の成功のお陰で、日本人も技術力がある事を世界に証明した。その経験が無ければ、現在の日本の航空機開発競争も無かったであろう。曾根氏の功績は非常に大きい。
開戦後敵無しの無双ぶりを発揮していた零戦と日本海軍であったが、次第に米軍に研究されてきて、思うように戦えなくなっているのを現場の兵士達は知っていた。零戦の登場は華々しかったが、次第に坂を転げ落ちる投石の様に、悲惨な最期が待っているとは知らず今日も敵を撃ち落とす為に、太平洋へと零戦は飛び立って行った。
ジャンル:歴史〔文芸〕キーワード: シリアス 男主人公 昭和 ミリタリー 大日本帝国陸海軍 零戦 堀越ニ郎 大東亜太平洋戦争 最終更新日:2025/04/18 10:39 読了時間:約106分(52,703文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 50 pt ブックマーク: 5件 評価人数: 4 人 評価ポイント: 40 pt |
作者:御代出 実葉/作品情報/Nコード:N4315FJ
完結済 (全4エピソード) |
ボーイング737MAX問題。
それはボーイングの問題でもあるが運行会社の問題であもる。
それは最新鋭の技術による問題であり、
メーカー側の怠慢による問題であり、
パイロットの習熟に関する問題であり、
現代における悪循環の果ての問題である。
本作品では短編形式にてそれを多面的に見ながらエッセイ形式で解説しよう。
何が問題でどうすべきか。
事故原因についても筆者が技術雑誌などを見た状況から予想してみる事にする。
結論から言えば、技術革新とは"痛みを伴う"ものであるが決して避けてはいけないことだ。
ジャンル:エッセイ〔その他〕キーワード: ボーイング737 ボーイング LEAP-X GE エアバス 航空機 技術系エッセイ 特許 ジェットエンジン 飛行機 航空機開発 技術開発史 流体力学 A320 ボーイング787 最終更新日:2019/03/17 00:36 読了時間:約50分(24,966文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 1,291 pt ブックマーク: 189件 評価人数: 99 人 評価ポイント: 913 pt |
作者:御代出 実葉/作品情報/Nコード:N9190FD
短編 |
かつて、航空機の花形とされた存在はみんな胴体構造の断面図が楕円であった。
しかし、事故が少ない航空機ほど真円の胴体構造を採用している。
そのため、1980年代~1990年代初頭頃、にわかに技術屋の中では「真円こそもっとも航空機として優れた構造なのである」と囁かれたのだが、ボーイング777という存在によってそれが証明されると、世界の航空機は人によっては浪漫がないような胴体構造の機体ばかりとなってしまった。
このエッセイでは、ボーイング777を中心に航空業界の胴体設計において何が起こったのかを説明し、ちょっとした技術系開発史をライトに解説しようと試みるものである。
そして777の息子は……世界最大のプロペラ機となった。
ジャンル:エッセイ〔その他〕キーワード: ボーイング ボーイング777 ボーイング787 航空機開発 技術開発史 特許 流体力学 ジェットエンジン 旅客機 プロペラ機 エアバスA350 GE GE9X ターボファン ターボプロップ 最終更新日:2018/12/02 09:00 読了時間:約19分(9,224文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 932 pt ブックマーク: 90件 評価人数: 82 人 評価ポイント: 752 pt |
[-1-]
検索時間:0.0070619秒
最新の情報と異なる場合があります。予めご了承ください。