イチオシレビュー一覧

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公共図書館で飼われている猫は図書館猫(Library cat)と呼ばれ、欧州では中世から存在していたという。ネズミから貴重な本を守るために、猫はずっと図書館で働いてきていたのだ。

本作に登場するのは、ファンタジー世界の図書館である。
エルフ族とウルフ族の友好のために建てられた図書館なのだ。
そして、その図書館には「シショネコ」と呼ばれている三毛猫が看板猫として飼われている。

その「シショネコ」は、非常に面倒見の良い猫である。
こんな猫が図書館に居てくれたら、利用者は倍増するに違いない。
謎の缶飲料!
かつてはメッ〇ールなどが、ジファンキーたちの心をざわつかせたものですが、この度は何と何と!

自分も豚汁やおでんの情報はつかんでいたものの、ここで取り上げられているのは、それらを軽く上回ってます。何とシュールな逸品なのでしょうか!

ま、まさかこんな……。
正直「え!」と、思わず二度見しちゃうようなシロモノなのです!

……と、いうよりこれは商品として成立しちゃって、ホントにいいの~!
全国のジファンキーの皆さん。これは見逃せませんよ~!
※この投稿者は退会しています
たった千文字以内におさめられた掌編。

とっても素敵で胸がときめくのです。

教師を好きになる生徒。

ありがちな話かもしれません。

でも、特別なオンリーワンなのです。

ねぇ、先生。

あの雪だるまが溶けたら、私は先生の生徒じゃなくなるよ。

そうしたら……。

この秘めた恋を表に出して良いかしら。

あなたを好きと言っていいかしら。
レビュー作品雪だるまがとけたら佐藤そら短編現実世界[恋愛]
異世界(同士)コミュニケーションというのは、異文化コミュニケーションと非常に似通っているなと感じた。もし似て非なるものが存在し、その事に気づかず話を進めていたならば? 噛み合っているような、嚙み合っていないような、誤解を招いたままその事に気づかず話が進み、何となく納得してしまうのではないだろうか? そういった笑いがここにはある。
元の世界に戻る方法のない昶たちは、ビアンカの力を借り伝言を受けとる。その事によって次の目的地が決まるのであった。しかしこの時点でも、二人をこの世界に呼んだ人物の詳細は不明。次の行き先で無事に見つけ出すことはできるのだろうか? 果たしてその正体とは?!あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか? お奨めです。
レビュー作品xxクロスオーバー(仮)那周 ノン連載中 / 全55エピソードハイファンタジー[ファンタジー]
今まで、沢山の小説をこのサイトで読んできましたが、こんなに真っ直ぐでシンプルな設定なのに、話に引き込まれて一気に読んだのははじめてです。
批判の声もあったとの事ですが
「何いってんだい」と思います。
とても気持ちの籠もった、読んでて気持ちの良い小説でした。
ストレートに真っ直ぐ、奇をてらわずに実直な作品と感じました。

次の作品を本当に楽しみにしています。
レビュー作品蒼炎の魔術師 〜冒険への飛翔〜葉暮銀完結済 / 全484エピソードハイファンタジー[ファンタジー]
深夜の国道を走る一台のスポーツカー。
運転手は深夜のドライブを楽しんでいた。

なんといっても、じっとりと不気味で、それでいて美しく鮮明な情景描写。
それこそが臨場感を醸し出し、文章を追いながら、この物語の行方はいったいどこへ辿り着くのだろう、とハラハラとさせられます。

高速道路の様子。
運転手の男。
助手席の彼女。

そしてインターの料金所で待ち構えていたパトカーに警察官。

さて、この物語の行方は――。

最後まで静かにじっとりと。
そしてじんわりと恐怖が迫る

ひっそりと闇に包まれた世界に踏み入れた後、さて、同じ世界に住むはずの隣人は、果たして本当に同じ世界に住まうのだろうか。
そんなことが思い浮かんで、ぞっとするようなお話です。

1000文字の中に閉じ込められた「なにか」。
蓋をあけて、飛び出してくるもの。
ひたひたと余韻の残るホラーです。
※この投稿者は退会しています
山姥は、おばあさんなんかじゃないのよ。
知ってた?
おばあさんの姿をした妖怪なの。
だから、おばあさんが疾風のように走っていたって、おかしくなんかないのよ。

あなたも人間じゃないの?
それなのに、恋をしてしまったの?

大丈夫。
人間じゃないあなたが好きになったのなら、
相手だってきっと、人間なんかじゃないわよ。

……実はね。
私も人間じゃないの。

妖怪とか、モンスターとか、ゾンビとか。
色々あるけど、それはヒ・ミ・ツ。

とにかく、人間じゃないそこのあなた、
元気が出るから、この作品読んでみなよ。

オススメだよ♡
レビュー作品走った、山姥石川 瑠佳短編その他[その他]
貴族の子息子女が集まる学院、歴史あるその地には伝説の「開かずの間」があった…
ある日突然、その限界密室に閉じ込められてしまった下級貴族の令嬢と、学院のアイドル的イケメン令息。気が合わないライバルで犬猿の仲である二人は、懸命に脱出方法を探索する。
そして推測された、この部屋から脱出する条件は、二人がキスをすること……!えっ、どうするの!!?

24時間弱のタイムリミット、ワンルームの密室、たった二人の登場人物という限界極狭シチュエーションのなかで紡がれる物語は、スリルもラブも特濃仕立てです。読んで損なし。
素晴らしい作品です。
なろうラジオ大賞3に応募している、スピード感あふれる快作。

宇宙から飛来した怪獣ギャオース。おそらくは海底を這ってアメリカ方面から渡ってきたらしい。どうやら立つと海面に頭が出るようです。なぜわざわざ海中に頭を沈めて来たのでしょうか?

その手がかりはラストにあります!
作者の意図はどうあれ、納得できる答えがそこにある。
何故なら、全編を通したギャオースさんの行動の答えが、その一文に詰まっているから!

その理屈のやつが一番危険なんだ。昔から。

これ絶対、緊迫した朗読で聞いたら楽しいよ!
おすすめー。
タイトル通り。
除湿器や加湿器との恋愛模様を描いた作品。

タイトルで落ちがついているように思われるかもしれないが、そんなことはない。
本編はちゃんと恋愛小説しているので読みごたえがある。
クオリティも高い。

しかしながら、登場人物のほとんどが家電製品なので。物語の光景はとてもシュール。
読みながら変な笑いが漏れてしまう。

ラストもちゃんとしめて終わらせている。
最後の最後まで飽きさせない。

シュールながらもどこか切なさを感じさせる恋愛小説。
是非ともお読み頂きたい。