イチオシレビュー一覧

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今まで、沢山の小説をこのサイトで読んできましたが、こんなに真っ直ぐでシンプルな設定なのに、話に引き込まれて一気に読んだのははじめてです。
批判の声もあったとの事ですが
「何いってんだい」と思います。
とても気持ちの籠もった、読んでて気持ちの良い小説でした。
ストレートに真っ直ぐ、奇をてらわずに実直な作品と感じました。

次の作品を本当に楽しみにしています。
レビュー作品蒼炎の魔術師 〜冒険への飛翔〜葉暮銀完結済 / 全484エピソードハイファンタジー[ファンタジー]
深夜の国道を走る一台のスポーツカー。
運転手は深夜のドライブを楽しんでいた。

なんといっても、じっとりと不気味で、それでいて美しく鮮明な情景描写。
それこそが臨場感を醸し出し、文章を追いながら、この物語の行方はいったいどこへ辿り着くのだろう、とハラハラとさせられます。

高速道路の様子。
運転手の男。
助手席の彼女。

そしてインターの料金所で待ち構えていたパトカーに警察官。

さて、この物語の行方は――。

最後まで静かにじっとりと。
そしてじんわりと恐怖が迫る

ひっそりと闇に包まれた世界に踏み入れた後、さて、同じ世界に住むはずの隣人は、果たして本当に同じ世界に住まうのだろうか。
そんなことが思い浮かんで、ぞっとするようなお話です。

1000文字の中に閉じ込められた「なにか」。
蓋をあけて、飛び出してくるもの。
ひたひたと余韻の残るホラーです。
※この投稿者は退会しています
山姥は、おばあさんなんかじゃないのよ。
知ってた?
おばあさんの姿をした妖怪なの。
だから、おばあさんが疾風のように走っていたって、おかしくなんかないのよ。

あなたも人間じゃないの?
それなのに、恋をしてしまったの?

大丈夫。
人間じゃないあなたが好きになったのなら、
相手だってきっと、人間なんかじゃないわよ。

……実はね。
私も人間じゃないの。

妖怪とか、モンスターとか、ゾンビとか。
色々あるけど、それはヒ・ミ・ツ。

とにかく、人間じゃないそこのあなた、
元気が出るから、この作品読んでみなよ。

オススメだよ♡
レビュー作品走った、山姥石川 瑠佳短編その他[その他]
貴族の子息子女が集まる学院、歴史あるその地には伝説の「開かずの間」があった…
ある日突然、その限界密室に閉じ込められてしまった下級貴族の令嬢と、学院のアイドル的イケメン令息。気が合わないライバルで犬猿の仲である二人は、懸命に脱出方法を探索する。
そして推測された、この部屋から脱出する条件は、二人がキスをすること……!えっ、どうするの!!?

24時間弱のタイムリミット、ワンルームの密室、たった二人の登場人物という限界極狭シチュエーションのなかで紡がれる物語は、スリルもラブも特濃仕立てです。読んで損なし。
素晴らしい作品です。
なろうラジオ大賞3に応募している、スピード感あふれる快作。

宇宙から飛来した怪獣ギャオース。おそらくは海底を這ってアメリカ方面から渡ってきたらしい。どうやら立つと海面に頭が出るようです。なぜわざわざ海中に頭を沈めて来たのでしょうか?

その手がかりはラストにあります!
作者の意図はどうあれ、納得できる答えがそこにある。
何故なら、全編を通したギャオースさんの行動の答えが、その一文に詰まっているから!

その理屈のやつが一番危険なんだ。昔から。

これ絶対、緊迫した朗読で聞いたら楽しいよ!
おすすめー。
タイトル通り。
除湿器や加湿器との恋愛模様を描いた作品。

タイトルで落ちがついているように思われるかもしれないが、そんなことはない。
本編はちゃんと恋愛小説しているので読みごたえがある。
クオリティも高い。

しかしながら、登場人物のほとんどが家電製品なので。物語の光景はとてもシュール。
読みながら変な笑いが漏れてしまう。

ラストもちゃんとしめて終わらせている。
最後の最後まで飽きさせない。

シュールながらもどこか切なさを感じさせる恋愛小説。
是非ともお読み頂きたい。
最強悪魔と暗殺者の夫婦が勇者を育てる!おまけに勇者は聖女や剣聖の友人、魔王の娘まで惹き付ける人たらし。
最強にありがちなチート&ハーレムみたいな安易なテンプレに頼らず、育児に四苦八苦する庶民的な悪魔に思わず応援したくなっちゃう。
女神の名の下に虐殺なんかやらかした狂信者にはきっちり報復!『復讐は虚しい』とかの空々しいパターンを蹴り飛ばす痛快さはたまらない。
しかし、悪魔一家はケジメはとっても復讐に囚われて鬱々したりしない。可愛い我が子のため今日もせっせと励むのだ!
コミカルかつワンパターンにならない展開は読み進めるのが楽しみになります。まずは読んでみなさい!思わず笑ってしまうから。
クリスマスは楽しい。
子供たちが笑顔になる日。

街は色とりどりに飾られ、楽しい音楽が流れる。
きっとすべての人が幸せな時間を過ごすのだろう。

そう考えている時期が、僕にもありました。

クリスマスだからといってすべての人に幸福が訪れるとは限らない。
そして、その訪れた運命を呪うかもしれない。

人の運命とは分からぬものだ。
いつ、何が起こるか分からない。
果たしてあなたは自らの身に不幸がふりかかった時、他人のために祈ることができるだろうか?

これはそんな問いを投げかける作品なのかもしれない。
レビュー作品プレゼント平民のひろろさん短編詩[その他]
ジャンルは世界系と言って良いのか分からないが、そんな作品。

冒頭からいくつか伏線を張っており、今後の展開を予期させるアプローチを取ってくる。魔法の設定の周りも現状分かりやすく作られており、簡単に頭に入ってくる。世界観としても現実世界と幻想世界、その間の世界という三つの世界があるのも特徴的で、今後これらが展開されるのを期待。

気になる点としては物語の初っ端から謎というか伏線を張りすぎると肝心の人物設定や世界設定の焦点がボヤけてしまう点。確かに冒頭から世界観の設定をあまりし過ぎるとついて行きにくいが、とはいえ設定についていくためのヒントみたいなものは何かしら欲しいところ。もしくは主人公やヒロインのリーゼの人となりが掘り下げられるような話の展開をもう少し見たいところ。たくさんの謎やとっておきのサプライズが隠されていると思うので、それらが出てくるのを楽しみにしたい。
レビュー作品絶望の箱庭~鳥籠の姫君~神崎 ライ連載中 / 全203エピソードローファンタジー[ファンタジー]

 幼い兄妹が、はまっているまんがのキラシール付きお菓子を手にいれる為に、子どもだけで渡っちゃだめといわれている交差点まで行きます。
 その向こうにはコンビニが。そこではキラシールがふたりを待っているのです。
 ですが横断歩道には、思いもよらない危険が待ち構えていました。
 兄の発した些細なひと言で、開いてしまった地獄への入り口。兄妹の運命は……?
レビュー作品交差点は地獄の入口黒星★チーコ短編その他[その他]