映画とごっこ遊び。
なんの映画かは作中にはハッキリ書かれていません。
私はこの後、このレビューでネタバレします。
ネタバレが嫌な方はこの先を読まずに作品を読んでみてください。今すぐ!
なろうラジオ大賞向けの1000文字以内の話でサクッと読めるから!
切ない話が好きな方なら、絶対損はしないから!
さて。
主人公が今回演じるのはターミネーターシリーズのジョン・コナーです。
何故私がネタバレをしたか。
それはこの役が話の「本筋」でないのに「重要」であるという矛盾をはらむから。
第三者目線だと他の映画でもいいと思えるのに、主人公にはジョン・コナー役以外ありえないのです。
他の選択肢を選べば、彼の心に秘めた切ない希望を叶えることはできないと強く思っているから。
そこを踏まえて読んでみて下さい。
少し背伸びした小学生男子の心理を繊細に書かれた本作品にきゅっと胸が締め付けられます