この作品のあらすじにも書かれているが、生き別れてしまった姉を探す主人公は異世界人と転生者と現地人が引き起こす争いへ巻き込まれてしまう。
随所にある作者のこだわりによりつくられた世界観と個性溢れる魅力的なキャラ、これらが物語を彩り、その上で物語を最高のものへと昇華させている。
一言で言うならば「圧巻」、読んでみればわかるが、作者の技量のスゴさに言葉を奪われ、その圧倒的な表現力にすべてを委ねてしまう。
私は話を整理しながらゆっくりと読んだが、こういう作品が好きな人は1日で読み終われるのではないかと思えてしまうほどきれいな文章と多彩な表現力が存分に使われている。
ハイファンタジーであるこの作品、もしこれを見て興味を持たれたのならぜひ読んでほしい。
読んでみればわかる、それしか言いません。