小説を書くのが好きな方は読んだほうがいい。
そんな気持ちにさせてくれる。
苦味の効いたエッセイです。
相互評価クラスタの残党や、作中でも言及されている、最もつまらない選択をしたであろう方々。
転生作品が飽和しているここ、『小説家になろう』での転生者とでも言うべき存在。
アカウントクリーニングをした方々には些か、読むのが辛い。
劇薬の様なエッセイかもしれないです。
もしかしたら、読んだ衝撃がキッカケで、心の中に罪悪感や恥の感情が溢れ。
心の中の筆がへし折れる可能性も、否定は出来ないエッセイです。
心当たりのある方が読む際はご注意下さい。
作中では、ネット環境で安易に自作が投稿出来る事の危うさ。それに伴う、モラルハザードで大切なものを失ってしまう事への警鐘が込められています。
これから迎える時間を無駄にしたくないのなら、読む価値はありますよ。