宇宙を飛べる飛行機が開発され、それに搭乗しての星間パトロールという仕事がある。
その仕事を、人々は夜間飛行と呼んでいた。宇宙空間はつねに夜のような闇だからだ。
夜間飛行に従事して6年になるハヤトが、エース候補生として新しい任務についた。しかしそこで見た光景に愕然とする。
物語の序盤では、何処にも居場所のないハヤトが努力してエースになる物語かと思われた。
しかし、読み進めると、それほど単純な作品ではなかったことに気づくことでしょう。
未だ知らない誰かのために、自分の手を汚せる人がどれだけいることでしょうか?
いくら、それしか方法がないのだとしても、わたしはその決断を支持はできないと思う。
思うけど……、ハヤトの勇気は褒められるべきモノではないだろうか?
皆さまの考えは……どうですか?