イチオシレビュー一覧

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レビュータイトル通り個性豊かな女の子が登場する日常系短編小説です。
睡眠部というただ寝るだけの部活を立ち上げた四人、今日は部活動最後の日。みんなで通いつめた部室の中で思い出を語っていきます。
最後ということもあって四人はどこか寂しそうですが思い出に一同が浸りとってもほんわかした暖かい気持ちがいいストーリーになっています。
そして最後にはとっておきのサプライズがっ!?
皆さん是非一読してくださいっ!
レビュー作品なかよしでおやすみっ!!箒星 影短編ヒューマンドラマ[文芸]
このエッセイ、一見自分の好きなことを言いたい放題言っているように見える。
だけど、よ~く読むと「ほうほう、そうか」と納得することを言っている。
作者はあらすじに書いてある「創作(主にファンタジー)に関することをつらつら書いている」だけのつもりのようだが、読み解くと奥が深い。
どなたでも作品を作る時、程度の差があるとは思うが、ある程度の設定を創るだろう。
だけどネタに詰まる時が訪れたりしないだろうか。
そんな時にはこの作品を読んで、自分の作品のヒントを貰おうではないか。
レビュー作品ネタの細道秋月 忍完結済 / 全100エピソードエッセイ[その他]
※この投稿者は退会しています

 自殺で命を絶った者達が、真に意味で死ぬ前にあの世とこの世の間と言える『自殺遊園地』へと集められ、自殺の方法に因んだ能力を与えられて、"死ぬ"ために戦うお話。


 生を賭けたバトルロワイヤル物は数多くあるけれど、この作品のキャラクター達は自分の"死"を賭けて戦っている。

 
 まずこの意外性に引き込まれました。


 更にキャラクター全員にしっかりとしたバックボーンがあり、その過去もとても悲しくて、愛着が湧きます。


 比喩表現が独特で、テーマがシリアスな筈なのに時折クスっと笑わされます。
 そして更に物語に引き込まれていく。


 「うん。面白い!」
 そう言わせてくれる作品です。
 
 
 
レビュー作品自殺ランブル大塚めいと完結済 / 全44エピソードアクション[文芸]
 本作の原典は、16世紀のイタリア叙事詩『狂えるオルランド』。
 悪魔の宿る魔本に囚われの身となった司藤アイは、ブラダマンテを演じてハッピーエンドを迎えなければ、無事に現世に帰還できない。
 アイは、本の内容を知っている男、下田教授と念話で会話できることや、結ばれる相手方――ロジェロに憑依しているのが、憧れの先輩であることもあって、恋する乙女パワー全開で邁進するのだが……。
 そうは問屋が卸さないのが、この魔本の恐ろしいところ。
 物語の未来や秘密を知っているという『最強のチート』に対し、本の悪魔は最悪な『罠』を用意していた。
 その『罠』によって、物語は微妙に道筋を変え、アイの運命とその恋路を翻弄していく。
 ルネサンス叙事詩を、現代の感性で内側から斬り込んでいく手法は、ルネサンスを新たに『文芸復興』させているようで、とても小気味よい。
 新たなる文芸復興に是非触れてみて欲しい!
ハードボイルドとは、推理小説などで、クール且つラディカルに行動する登場人物や、それを描く作風などをさします。
 この作品、問題解決屋ショーンにも、ハードボイルドに根ざしたストーリー展開が見受けられますが、似て非なる印象を受けました。
 静かにハードボイルドの枠を振り切って、独特の作品に仕上がっております。
 強いて言うならば、ハードボイルドの原点、茹で卵。 まるで、そう、茹で卵。

 腰砕け的センスとダンディズムを併せ持つキャラクターのインパクトたるや!!
 一万字程の作品なので、すぐに読破、分析作業が行えると思います。
 腰砕けダンディズムオーラを纏った主人公の、気付かれないうちに犯人を追い詰めるスネ~クインのような謎解きは必見です。
レビュー作品問題解決屋ショーンと、豪邸襲撃事件土成次朗完結済 / 全5エピソード推理[文芸]
誰かを本気で笑わせたいと思った事はあるだろうか?

友人を。家族を。──そして好きな女の子を。

この作品はあらすじの通り、馬鹿な主人公が、常に無表情の幼馴染を笑わせようとする物語。

馬鹿な主人公が、馬鹿な言動で幼馴染を笑わせようとするコメディータッチの物語は読んでて笑いが止まらない。
『いや、流石に馬鹿だろお前』と読んでて思ってしまうような話が、毎話詰め込まれていてスラスラと読めてしまうし、知らない内にのめり込んでしまう。

だが、これはそれだけじゃない

主人公は馬鹿だ。
馬鹿だからこそ、その純粋な想いは心打たれる。
馬鹿だからこそ、彼に惹かれてしまう自分がいる。

『幼馴染を笑わせたい』

それはきっと──世界で一番優しいラブコール。

物語も佳境に入り、益々目が話せない展開となっている。
私はこの作品の行く末を、皆に見届けて貰いたい。


直弥と久奈が、2人で選んだ未来を──
レビュー作品幼馴染を笑わせたい腹イタリア完結済 / 全150エピソードコメディー[文芸]
もう、このタイトルからしてセンスが良すぎですよね。
短編なので、皆様も気軽に読んでみてはいかがでしょうか?

朝からお肉を食べ、そのことをうっかり忘れるお茶目なお爺ちゃんの冒険です。個人的には、明子さんがいい味出してますね。

でも、同居を安易に考えて後悔する奥様に共感する方が、なろうにどれほどいるのでしょうか……。もしいらっしゃいましたら、ぜひ読んでいただきたいです。

もしかしたら、あなたのお爺ちゃんも魔王を倒しているかもしれませんよ?
レビュー作品お爺ちゃん!魔王なら昨日倒したでしょっ!!土成次朗短編ローファンタジー[ファンタジー]
この作家の書く小説は、最後に驚かされることが多い。
文章も全体の骨格もよく練り込まれていて、感心する。

この物語を読み終わって、
「やられたぁーーー!」
とまず思った。

そう思ってみたい人、どうぞお読みくださいな。
ふっふっふ、貴方も私の仲間になりましょう。

この小説には登場人物の被った連作が何作かあります。
そちらの不思議もどうぞお楽しみあれ!
レビュー作品巡りの翔破月城こと葉完結済 / 全11エピソードローファンタジー[ファンタジー]
小さな頃、あなたが持っていた美しい鍵を覚えているだろうか。
その鍵で秘密の扉を開いてみれば、扉の先には素晴らしい物語の世界があなたを待っていた。

美しい姫君に勇敢な騎士、素晴らしい魔法つかいに、悪戯好きの妖精たち。そんな友人たちの待つ世界の扉を開かなくなったのはどうしてだろう。

勉強や仕事が忙しいから? ぼんやりしている暇なんてないでしょ!
一人でいるのはカッコ悪いから? 部屋にこもってないで外に出かけてきなさい!

物語の世界から無理やり連れ出そうとする大人をあれほど嫌っていたというのに、気づけば自分たちが同じことを子どもたちに強いてはいないか。

一度なくした鍵はなかなか見つからないかもしれない。
鍵穴だってすっかり錆びついてしまって、すんなりと扉が開かないかもしれない。けれど扉の先の世界はいつでもあなたを待っている。一度紡がれた物語は、決して色褪せることはない。
レビュー作品ママ、私がもう一度、つれていってあげる。キュノスーラ完結済 / 全4エピソードヒューマンドラマ[文芸]
季節感がしっかり表現されてて、見たこともない風景が頭に浮かぶ物語になってました♪どんなに小さな生き物でも、それぞれ心をしっかり持っていると思うと、蚊、ゴキブリだって愛おしいく思えてきます。実際に目にすると、え!?ってなりますが、殺したりはしたくないなと思えてきます。この物語は人間だからとか、昆虫だからとかそんな区別を感じさせず、みんなが持ってる命の重さを天秤にかけたとき、必ず釣り合ってるんだろうなって思ってしまう内容でした♪お勧めです!!読んでみてください!
レビュー作品おじいさんとおばあさんとゴンちゃんあやのりくう短編童話[その他]