異世界転生系とだけ聞けば、誰もが一度は読んだであろう、チートを備えた主人公がただ無双するような話を思い浮かべるはず。
ですが、この作品はそれらとは全く異なります!

まず、主人公が世間的には弱いとされている無属性な点。
人々の根底に根付く常識を、前世のエージェントとしての経験と様々な工夫を以て打ち壊し、最強へと登り詰めるその姿!
彼を見ていると、無属性の無は『無能』という意味ではなく、『無限』を意味していると思えてきます。

そして、もう一つ魅力的なのは弟子がいる点。
旅をしている間にハーレムを築いていく…的なものはよく見かけますが、弟子というのは中々斬新!
彼等が一緒にいるだけで微笑ましいですが、主人公と共に成長するが故に、より興奮を覚えます。

文章もボケやツッコミが面白く、読めば自然とのめり込んでいく事は間違いなし!
まだ読んでない人は、是非今直ぐ読む事をお勧めします!

争いごとは何も生まない、不毛な力のぶつけ合い。それは誰もが知るところではありますが、大切な人を守るためにと戦地に出かけた人を誰が責められるでしょう。彼らを見送るしかなかった人たちは、きっとただかの人の無事を願い、帰りを待ち続けていたはずです。

この物語の主人公は、どこかぼんやりとしたところのある穏やかな女性。彼女の静かに繰り返される日常は、とある白い服を着た人との出会いにより彩りを添えられてゆきます。しかし、あることをきっかけに否応無しに大きな時代の流れへと二人は飲み込まれてしまうのです……。

淡々とした語り口ながら、多くのことを考えさせられます。甘く切ないノスタルジックなラブストーリーではありますが、それだけを味わって終わらせるのはもったいないのです。こちらの作品のジャンルが恋愛でないという点も、この作品の背景を考える一端にきっとなることでしょう。

卵が先かニワトリが先か。
この議論以上に、執筆家にとって悩ましい議論は、
ストーリーが先かキャラクターが先か、
だと思う。

実際に作者に確認したわけではないが、「そして二人でワルツを」はおそらく「キャラクターが先」の小説だと思う。

というのも、登場人物は本来混じり合わない位置にいる者たちなのである。

天然フワフワ系の娘。
人の心が分からない天才科学者。
スラムを統べる男。
出生に関するコンプレックスから圧政を行う王。
無言で人を殺し続ける殺戮忍者。

こんなめちゃくちゃなキャスティングなのに、この作品は決してとっ散らかっていない。
登場人物一人一人に確固とした意思とヒストリーがあるからだ。

この作者は個性的なキャラクターを描くことに関して一級品だと思う。そして、そのことが魅力的なストーリー、すなわち「独特な世界観」に直結している。

見事としか言いようがない傑作だ。

どうでもいいところから入りますが、自分はあんまりオシャレ文学って好きじゃないです。
でもこの作品は許せる。
全力で怪奇とか浪漫とかそういった趣味に走りながらも、一部の文学作品にありがちな投げっぱなし感と申しますか、身勝手な自己満足といったものを感じません。

一般書籍の世界にすら当たりハズレがありますが、本作はその中に混ぜ込んでもアタリになるのではないかと思います。
その昔に、ラノベではなく少し背伸びをして一般書籍に手を出したあなた。あなたにオススメです。なろう小説ではなく普通のやつをちょっと読みたくなったらコレ。

内容は……うん。
笑うセール○マン、あるいはXXXHOLiCみたいなやつですよ。多分。

この物語は、濃密な中華風ファンタジーである。
この物語は、恋に恋する少女と、銭に執心する少年とのラブコメである。
この物語は、色欲まみれのクソニンジャが大暴れするコメディである。
この物語は、贋作と呼ばれし悲しき存在たちの、我欲との戦いである。
この物語は、世界を造りし太源の息吹により生み出された謎の「霊薬」を巡る──笑いあり涙ありの巨編である。

筆者の熟達した筆致と世界観。ケレン味がありながらも魅力溢れる登場人物。卓抜したギャグセンス。どこを切っても極上！
舞台となる清流堂の人々は罵り合っている風にも見えるが、その実厚い絆で結ばれた「本当の家族」の会話だと知るべし。

コメディタッチの軽快な語り口で読者を和ませたかと思えば、時折心の琴線に触れる家族愛の話も垣間見せる。
実に贅沢に楽しめる満漢全席のごとき傑作なのだ。

是非ともご一読されたし。急急如律令！

突然ですが、あなたの好きな人の”好きな部分”を思いつくだけ思い浮かべてください。

顔、髪、目、鼻、口、耳、声、腕、手、胸、腰、足、匂い、仕草、趣味、運動能力、教養、性格、容姿、ファッション、言葉遣い、歌声、特技……、etc.etc……。
さて、どれくらい思い浮かびましたか？
では、ここからあなたが好きな部分を一つ一つ外していきましょう！

そしてそのたびに質問をします。
「それでも彼女を愛せますか？」と。

どの段階で、あなたは好きな人を愛せなくなるのだろうか？
どこまでが、好きな人なのだろうか？

好きな人間の全てを分解して、好きな部分を一つ一つ除いたとき、最後には何が残るのか。

そして何をもって、あなたはその人を好きになったのか……。

この小説を読んでいると、私はどうにも『世にも奇妙な物語』を思い出す。
一度読んだら忘れられない、恐ろしく、そして奇妙な物語を、是非味わって欲しい。

異世界転生モノに飽きたので全く別種の作品を読もうと思いこの小説が新着検索で一番上に来たので読まさせていただきました。ロボット要素やダークな感じはまだ出ていませんし全体的にスローな物語の運び方をしている印象受けました。あらすじもザックリとした感じでしか書いていませんしこの先ストーリーがどうなるのかも一切読めません。ですが今後の展開が面白くなるように期待を込めてレビューをさせていただきます。

ある少女は一人の少女を想うあまり、身も心も真紅の血に染められてしまいました。彼女の想いはただの狂気なのでしょうか、はたまた一途な純愛なのでしょうか。

少女の想いを書くことで愛が自分の人生も他人の人生もどれだけ大きく狂わせてしまうのかということを私に教えてくれました。

そして私はこの小説を読んでいる内に少しずつ引き込まれていきました。
猟奇や同性愛などの要素が私の好みの要素であるという理由もあるのでしょうが、それ以上に作者の文章力の高さがこの作品と登場人物の魅力を最大限に引き出しているからだと思います。

皆様も一度お読みになってみたらどうでしょうか。

　そんな想いに頭を抱えて天に向かって大声で叫びたい！！　心が動かされるのです。　たまらないのです。　ストーリーも面白いのですが何よりも文章に色があります。勢いというか‥‥私は子供の頃からたくさんの本を読んできました。面白い本もたくさん読みました。でも、色つきの文章を書く作者の人はほとんどいません。　毛色は違いますが夢枕貘先生のように、こう、胸が掻きむしられるような、《特別な》文を書く作者さんですね。　たまらなく面白い！！　読んでない人は読むべきです。　《更新されるのを待つ》という人生の楽しみが増えますよ。　クソッ！！クソッ！！　俺もこんな彼女が欲しいっ！！　そんな感じです。　　

英語はいいですか？www

Hi author! I came from Indonesia just to say thank you for your 小説！！

I'm sorry that I read your story through someone translating them on other site.

I wish i could learn japanese faster so that i can read your novel directly here..

もう一度どうもありがとうございました~