冒頭などを読みます限り、世界中の神々が、自ら選んだ人間に力を与え、自身の代理人として戦わせる、というストーリーのようですね。本レビュー時はまだ、エジプト神話の神々の代理人しか登場していませんが、そのうち日本神話や北欧神話のそれも出て来ると思います。
世界中の神話から要素を取り入れた作品など、需要はありそうなのにもかかわらず、「なろう」ではほとんど見つかりません。恐らく膨大な資料が必要になるからでしょうが、その意味でも本作の存在は貴重です。
文章も書き慣れている感じがして、淀みなく読めますし、スピーディな戦闘場面でも何が起こっているか頭の中に容易に浮かびます。設定の壮大さからしてかなりの大作になることが予想されますが、うまくまとめてくれそうな気が致します。