「『女装』と『ゲイ(男性同性愛)』は別モノ」
これを創作物で表現せよ、というお題が出たら、自分はどうするだろうかと考えました。

もしかすると「説教臭く」なるかもしれない。しかしこちらの作品は説教臭くもなく、問題提起をするでもなく、あくまで「登場人物のいち要素」として女装・ゲイを表現しています。

読者に自然と染み込むように描かれた「女装≠ゲイ」に着目して読む、という楽しみもある物語です。

　日本を愛する作者による、スペクタクル超大作。
　作者の社会経験に裏打ちされた本作は、緻密かつ大胆な表現で読み手を作品世界へといざない、その場で物語を体験しているかのような錯覚を与える。
　異星人とのファーストコンタクトを成したために政府特務交渉官に大抜擢されたビジネスマン、柏木真人。彼を始めとする、奮闘する日本国政府関係者の活躍。そしてキーパーソンとなる若い女性型異星人、フェルフェリア・ヤーマ・ナァカラ。交流を通して、日本、いや、銀河に残る歴史が紡がれる。
　本作は「外伝」という形の二次創作も複数行われ、また、作者ご自身の「外伝」が、より本作に深みを与えている。書籍化もなされ、また違った世界観を楽しめるだろう。挿し絵はなんと、かの有名なBob氏である。
　ぜひ読んでみてはいかがだろうか？
　
　
　
　

憑依型三人称というやつなのでしょうか？

ジルの気持ちとか、農園や、団欒、背景描写。

伝わりやすく読み易いです。

文字がよく整理されているなと、感じました！

自分も書いている身であるために非常に勉強にもなります。

みなさんも、是非。一度目を通して見てください。きっと、ヤヤさんの世界館の世界観に惹き込まれるとおもいます！！

これからも頑張ってください！！

ファンタジー小説というものは皆さま印象が違うと思いますが、こちらの作品は懐かしい古き名作RPGのゲームを作者様独自のオリジナル要素で再現してくれたものです。

読んで一言「これをRPGゲームにしてください」

無駄のない切りの良い文章、テンポのいいキャラ達の会話、そして可愛いヒロインと女性キャラ達。そして程よいきゅんシーン。一話の区切りが綺麗過ぎて嫉妬したくなる程上手い。

ただの冒険ではなく、バトルシーンも白熱！！何とも斬新なのが、魔王が８人！？(;゜Д゜)勇者も椅子から転げ落ちたくなるような斬新過ぎる設定にびっくりしたのは私だけでは無いはず。

ファンタジーでありつつ、人間の成長もしっかりと冒険の中で見受けられる、物語上大切な他種族の書き分けも秀逸。

『バーン様と一緒に冒険がしたいな♪』
絶対にそう思わせてくれる作品です。是非ご一読あれ！

あっさりと読めて、後に余韻が響く。
プログラムの自己最適化（というべきか、どうか……）というテーマに、神話的な広がりすら詰め込んだ、これは極上のショート・ショートです。

この読後感を、なんといえば良いのか。
我々が普段見慣れている『当たり前の』物が、徐々に幻想を帯び、
気が付けば、そこには物語としか言いようのないものが生まれてくる。
気をてらった訳でも、ストーリーが見えない訳でもないですが、いつの間にか引き込ませる魅力に溢れています。

是非、ご一読下さいませ。

物語の舞台は法律を失い、無法地帯と化したファンタジー世界。

誰もが一度は考えた事がある「法律が無くなってしまった自由な世界」の姿を、人間心理の暗部に触れながらしっかりと書き上げ、同時にこの作品ならではのダークな雰囲気を演出していると思います。

法の有り方と共に人間の行動原理の根幹に問いかける主人公の強烈な語りと、約束された悲劇を彩るヒロイン達の愛らしい言動に、ダークな世界でありながらも読んでいるこちらはワクワクとドキドキを感じてしまう。

チーレムなんだけど普通のチーレムじゃない、独特の世界観を持つ本作、ダークファンタジー好きにはオススメです！

スーパースペックなお姉ちゃんが溢れんばかりの行動力で皆を巻き込んで我道を突き進む。
その弟が周りにフォローを入れつつ、姉といちゃいちゃする物語。

ヒロインの姉はいつでも全力で楽しんでいる。
自分が湖に落ちたら弟を引っ張り込む、落ちてないなら弟と一緒に飛び込む。そして二人で大笑い。
ただ優しくて綺麗なお姉様ではなく、一緒にいて楽しいお姉ちゃん、それがムラサキお姉ちゃんだ。

リアル姉二人もいるけど、こんなお姉ちゃん欲しいよ・・・
やはり男は皆、姉に甘えるべきでござる。
勿論皆、姉がいるわけではないけど
でも大丈夫、俺たちにはあねおれ！があるじゃないか！（意味不明）

勇者補正を与えられて転移するという、なろうにありがちなようで、そんなに無いかもな？ と思わせる設定の物語です。勇者補正も今の所ゴブリンを蹴り殺せる力や、何故か体が動く武芸百般、簡単な治癒魔法が使えるぐらいの程よさ。精神面にも何らかの補正がかかっているようにも思われますが、どうなんでしょうね？ まだ『村の勇者』として名乗りを上げたばかりの結城詩亜こと〝シア〟は、今後どのような活躍を見せるのか？ そしてこの世界における勇者とはどういった存在なのか？ ただいま第一章、さわりの部分が終わったところです。
テンポ良く、若干の狂気をはらんだ戦闘、謎の多い案内役の妖精リリムを筆頭に、まだまだ解明されない世界など、全てが程良いと思わせる設定の妙は、この作品の読み易さに繋がっていると思います。
私はセーラー服で戦うシアの姿に、ストZEROのさくらを想起しました←これは単なる余談です。

自分の読んだ数が足りないだけかもしれませんが、まずタイトルを見てアラフォー女子が主人公というところに惹かれます。

言葉が通じない世界で、自分の歳に悩む姿や人生経験を生かして異世界の人たちと交渉する姿はリアリティがあり必見。

異世界転移、転生ものの物語は主に若い年齢層で最近流行っているそうですが、このリアリティはより高い年齢層の方々でも共感できる部分が多いはずです。

この作品は確かにテンプレ作品です。ですが、ただのテンプレ作品とは全く違います！

この作品にはシリアスシーンや伏線が要所要所に散りばめられていたり、クスッと笑えるコメディシーンが多くあったりしますが、それでいてテンプレの利点『サクサク読める』を消していません。

普通、シリアスやコメディが入ってしまうと物語が重くなったり、進みが遅くなったりしてしまいますが、この作品は物語が重くなったり、遅くなったりしません。
シリアス、コメディをしっかり書きつつ、テンプレ作品の利点である『サクサク読める』は生かす。
その物語の構成、文章力は他のテンプレ作品とは一線を画す、まさにテンプレ作品の最高峰。
まだ読んだ事のない方は是非読んでみてください。きっと、ハマってしまいます！