この作品は確かにテンプレ作品です。ですが、ただのテンプレ作品とは全く違います！

この作品にはシリアスシーンや伏線が要所要所に散りばめられていたり、クスッと笑えるコメディシーンが多くあったりしますが、それでいてテンプレの利点『サクサク読める』を消していません。

普通、シリアスやコメディが入ってしまうと物語が重くなったり、進みが遅くなったりしてしまいますが、この作品は物語が重くなったり、遅くなったりしません。
シリアス、コメディをしっかり書きつつ、テンプレ作品の利点である『サクサク読める』は生かす。
その物語の構成、文章力は他のテンプレ作品とは一線を画す、まさにテンプレ作品の最高峰。
まだ読んだ事のない方は是非読んでみてください。きっと、ハマってしまいます！

可愛い！
兎に角犬耳奴隷が可愛すぎて可愛すぎて！

こちらの作品は世界観全体のバランスが良くキャラクターの魅力が際だっていますなぁ。
特にヒロイン的ポジションの犬耳奴隷に胸キュンしてしまいそうになる読み手様は沢山おられるのでは！

又、主人公のチート的な能力も正当派な上にストーリーのメリハリもしっかりしていますので読み手の皆さまから高得点がつきそうな作品ですなぁ。

二月の夜長にこちらの作品を読まれてみてはいかがでしょうか。

まだ読み始めたばかりですが。

婚約破棄ものです。
セリフがちょっと気になる所がありますが、読めなくはないです。
例えば王様に対して「王様」と呼ぶのは違和感があります。普通は「陛下」だと思うんですけど、、、。

あと婚約破棄された後にすぐいくら父といえども宰相の位にいる人や王族とすんなり面会できるものでしょうか？
順序よく物語を進めるために、色々省かれてる感じがします。

「伏線」
そのたった2文字の言葉には多くの役割があります。まず言い方は上手くないですがいつか出て来ることについて遠回しに伝える事。
そして、私はこっちの方が重要だと思いますが人を惹きつける能力です。伏線があるからこそ話に引き込まれ、次に起こることを予測したりし、先を読むのが楽しみになる。これが伏線の一番大事な役目であるでしょう。

この作品は伏線を多く取り入れており、読者をひきつけるだけの魅力を持った作品です。伏線らしきものがそこら中に散りばめられており、予想をさせられることもあり色々と楽しませてくれる作品です。
キャラの設定もしっかりとしており、大体のプロットもしっかりしている為読んでいてあまり違和感なく読めます。内容自体もかなり面白く、呪いを倒すのかなども気になります。

今の時点ではほとんどの伏線が回収されていませんが、これらの伏線が回収され、完結することを祈ります。

自分の見た目にコンプレックスを持っている少女かなえ。
そのきっかけは……？

「こういうことあったあった」

と思える描写が散りばめられており、女の子だった人はきっと懐かしく感じるのではないでしょうか？

こういうことを感じて乗り越えていく人もいれば、
「どうせ私なんて……」
と殻に閉じこもって諦めてしまう人もいるでしょう。

かなえの場合はどうなのでしょうか？

恋と友情。

そして自分との戦いの物語。

彼女が抱える心の棘がどうして刺さり、
その後どうなったのか……。

是非読んで確認してみて下さい。
そして、棘を刺した人は反省しましょうｗ

　この世界で黒髪は異端とされています。

　残念ながらヒロインの『ユイ』はその黒髪で、なかなかに酷い扱いを受けてしまいます。

　しかし第一話の『自暴自棄な夜に』では、タイトル通り『ユイ』はフラれて自暴自棄になっているのですが、そのシーンの『ユイ』はどこか妖艶で美しい。

　彼女の何とも言えない魅力に、心を鷲掴みにされます。

　実際に『ユイ』はいじめられてこそいますが、モデルのようなルックスで、顔も良く、男からセクハラをくらってしまうほど魅力ある女性です。

　性格はやはり辛い思いをしてきた故に、必要以上に他人を信用しません。

　ですが、真っ黒になりきれない彼女の心は、やはり根は優しいの証明でしょう。
　これも『ユイ』の魅力の１つだと思います。

　１度フラれたからといって、ならばと簡単に割り切れない『ユイ』はどこかリアルな女性を感じさせます。

　これはそんな『ユイ』の物語です。

戦国時代の姫武将（？）がタロットの精霊として出てきました。
珍しいなぁと思いました。

タイトルから和風ファンタジーかと思いきや、金髪青目のお嬢様な悪霊、本物のイギリスの貴族のお姫様、そして先生など西洋的な登場人物が沢山出てきました。

次に出てくる転校生もどんな子なのか楽しみで仕方ありません。十中八九濃いキャラなんでしょうけど（笑

そんな、様々な要素があれど喧嘩しておらず、かといって詰め込みすぎという訳でもなく、巧みに調和させて書かれています。
バランスを取るのが非常に上手な方だと思いました。
応援しています！

もちろんファンタジーなのは間違い無いのだけれど、凄く単純で繊細で複雑な相反する感情が、行動が、克明に描かれています。

なるほど、人とはこういう考えを抱くものだと思う中に、それと真逆の思考が入っていたり、ファンタジーという現実ではない世界を、より現実的だと思う描写で、表現しています。

物語はまだ序章、これからも紡がれていく物語に期待を禁じ得ません。


是非、異色であり王道である、この作品を多くの人に読んでもらいたいと思います。

小さな弧寺院で育った長剣を扱うクレイと大剣を扱うブレイバス。魔法の原理解明がされていないというのに二人は魔法を扱う魔法剣士なんですね。実に面白い。

戦闘シーンが多く、まだ未熟な二人が魔法を駆使しし、戦う様子は頭に浮かびます。この戦闘描写実に綺麗ですね。それがもったいぶらずに最初から沢山出てきますから、読んでいて全く飽きが来ません。

二人は騎士団に入団するための試験を受けますよ。
それが五話と早い段階で出てきますから、そこまでは絶対に目を通していただきたい。そこから先が実に面白い。

王道ファンタジー、魔法、剣、成り上がり、魔物、好きな方は是非読んでいただきたい。
あっさりは勝てません。チートもありません。

ですが、この作品の戦闘描写は面白い。
さまざまな言葉を巧みに使って執筆ができる作者さんの作品です。　おすすめいたします。

可能性に幾つも種類があるって知ってました？
必然と偶然の違いを貴方は正しく理解していますか？
この書物はテンプレから純文学まで創作に役立つあらゆる哲学がぎっしりと詰まっています。
特にテンプレ作家に薦めたい資料です。
魔王や勇者のレーゾンデートルの考察に役に立つことうけあい。
ラスボスシーンの山場、雌雄を決す闘いはテンプレの見せ場です。それぞれの世界を代表する者同士の存亡を賭けた熱い禅問答が繰り広げられます。
この作品はそのシーン構築にとても役立つでしょう。そればかりか、思い悩むキャラクターを設定するなどあらゆる用途で活用できます。
形而上学といえば難しそうに見えますが、人間の存在価値とは何か、魔王とは何か、そういう理屈付けに悩んでいるテンプレ作家に欠かせない栄養素です。
それ以外の方も形而上学に触れて人生を豊かにしてくれる。
そのきっかけになる作品です。