この「渡リ烏のオカルト日誌」は、作者様がこれまで小連載形式で投稿なされてきたシリーズものを、連載化したものです。
ですがこれまで読んで来た人も初めての人も。等しく楽しめるような内容ですので、ご安心ください(>_<)


登場人物は二人。
“幽霊が見えて干渉出来る”、男子大学生「滝沢　辰」。
“幽霊に加えて、それらを無差別に観測できる”、自称都市伝説「メリーさん」。


えっ、自称都市伝説って何よ。と思ったそこの貴方。今すぐ読み始めることを、強く強くお勧めいたします！
このレビューを書く私のように、きっと貴方も魅了されてしまいます。
さあ、今読まないと後悔しますよ！（チェーンメールではない）


※


これは友達以上恋人未満の二人が、見て、触れて、感じた、様々な怪奇譚を集めたオカルト日誌。
ページを開けば広がるのは、日常の裏に潜む非日常、所謂オカルトの世界です。

　学校の先生に恋をした、ちょっと冴えない（？）男子高校生の、ラブストーリーです。

　生徒は先生に真っ直ぐな気持ちを抱き、先生は適切にけじめをつけつつ、しっかりと向かい合う。
　揺れながら少しずつ近づいていく、ふたりの心。

　健全で甘酸っぱい、王道の物語です。
　……たとえその先生が、古代竜であったとしても。
　
　不思議で素敵な恋物語です！

そんな想いが作品から伝わってくる。親と子の絆、そして友情。

ありふれた僕らの日常が、ある日突然ファンタジーへと変わる！？
ダンピール(吸血鬼と人間のハーフ)という宿命を背負った男子高校生の勇気の物語。

炎の魔人イフリートや、式神、ドラゴン、吸血鬼が入り乱れての能力バトル。
現実、そして精神世界を交えながらワクワク、時として切ない、冒険が繰り広げられます。

そして……この作品にはヒロインが登場しない……らしい

いい意味で一風変わった、なろう受けはしないが、本屋さんに平積みされるかもしれない作品。あなたもきっとその世界観に魅了（チャーム）されることでしょう！
あとは吸血鬼の術が解けるまでは、この作品を読み続けるしかありません！

　「終着の地で２人を待つ、無慈悲なシナリオ」。
　作者ご自身の、言葉です。
　
　冒頭からそれを予感させる、過酷な展開。
　逃亡、流浪。そして無慈悲な追っ手を差し向ける、強大な組織。

　降りかかる困難から逃れひたすらに生きる、２人の少年。
　その息遣いが、緩みのない文章で描かれています。
　
　読みごたえある、重厚なハイファンタジーです！　

主人公は魔物を食材とみなしているという変わった歴戦の強者。
それでいて子供に甘い父親的な存在で書かれていて子供を持つ身としてはとても共感が持てます。

冒険もので料理をメインとした話はなろうでも多いですが、サルモネラ菌に侵されている市販の卵は１万個に数個だとか、傷口の消毒のやり方の時代による変化など、あとがきに書かれている薀蓄が秀逸です。

授業をサボり近所の神社で昼寝していた神藤陽一は狐娘に噛み憑かれるのであった。
霊感がある生徒会長に絡まれたり。
退魔師で巫女の同級生に殺気を向けられたり。
幼馴染の世話を焼いたり。

非日常と日常的笑が織り成す。
少しほのぼの、少しせつない、そして笑える。

狐の神様と少し変わった友人達と過ごす何気ない日常と切ない別れ。

　人魚姫。
　王子様に恋をして、想いを伝える事もなく、泡になって消えてしまった人魚のお姫様の物語。
　……ごく一般的な人魚姫は、そんなお話だと思います。

　では、この物語どうでしょう。

　王子様は月の住人。
　ふらりと地球にやって来て、人魚に恋をしました。
　美しい声と容姿の人魚に夢中になった王子様と、そんな彼を受け入れた人魚。
　二人は、いつまでも幸せに暮ら……すことが出来ませんでした。

　何故でしょう。
　
　どうしたら、二人は共に暮らせたのでしょうか。最初から、無理だったのでしょうか。
　儚い物語を、語り手の少女と共にお楽しみください。

賢く強いわんこと器用でクモたち(たくさん増えるよ！)や神様謹製チート変形農具のおかげでゆるゆる村が発展していくのが時間を忘れます。いろんな仲間が増えますが、足でまといがいなく、みんな有能なのでストレスフリーです。インフレしていく襲撃者とかもいないので、ビクビクせずにのんびりと読めるのも素晴らしいです。

異世界トリップしたコミュ障な娘さんがなぜか外見がかわり、「天使」と呼ばれる美少女となってしまう。
イケメンと出会って保護されたり王道な展開ですが
主人公の性格がおもしろいです。
活舌の悪さや噛み噛みヒロインというのは新しいと思いました。
一話ごとの　ボリュームもあるし、これからの展開が楽しみです。
おすすめです。

ラブコメにつられて読んでみたら正妻ヒロインが強姦されてました。中途半端ではなくしっかり挿れられ、中にも恐らく出されています。

作者様的には読者に意外性を持って作品を読んで欲しいらしく、強姦・寝取りの注意書きはこの先もしないみたいですが、そういった表現が苦手な方への注意喚起にレビューさせていただきました。
話自体は引き込まれやすく、ヒロインに感情移入しきった後にやられるのでダメージは大きいです。

最後に、話自体はよくできているので、寝取り耐性がある方にはお勧めです。