チート無しの異世界ダンジョン・マスター物
あらすじのとおり難易度はハード
無い無い尽くしでのスタートから生活を安定させるためひたすらがんばっていく物語
1話の文章量は少なめだが更新頻度は非常に安定している
キャラ数が多い割にキャラ付けができているので、極端に印象の薄いキャラが居ないのは高評価
戦闘場面でも、少ない手札を知恵と工夫で活用し、ギリギリの戦いを切り抜けていく様は
常にドキドキさせられ物語に引き込まれていくだろう
しかし中盤以降人員増加により、物語の視点がすごい勢いでグルグルし始めるのは難点だと言える
誰の視点であるのか明記されない、1話が短い、この2つの相乗効果で物語の本筋を非常に見失いやすくなっている…
付け加えるのならば、味方陣営の全ての場面を描写しようとしているのが
物語の停滞感をさらに加速させている…
もう少し初期のシンプルさを思い出してもいいんではないだろうか?