異世界転移モノというのはよくあります。
　地球の人間が、全くの異世界に飛ばされてしまうという話はなろうではよく取り上げられるテーマです。

　が、この作品。どうやら少々違うようです。
　『全くの異世界の人間』が『地球』に飛ばされる、と言う展開。
　しかも第1話でいきなり警察に尋問されるという有様。当然、地球の文化も、法律も、何も知らない。
　こんなズレまくりの異世界人は、果たして地球で生きていけるのでしょうか？
　取り敢えず、地球なのに魔術を教える学校に通います。

　トレーディングカードゲーム。私も昔集めてました。
　何がいいって、カードのビジュアル。夢があります。ああ、こんなモンスターが本当にいて、呼び出せたらなぁ、なんて思ったり。

　それがこの世界では、現実に起きているのです。

　VRMMOとトレーディングカードゲームを合わせたようなゲームにのめり込んでいた主人公が、うっかり事故を起こして異世界へ。そしてそこに現れる、トレーディングカードゲームの魔物達。
　その魔物達に対抗すべく、自分も魔物を召喚して応戦する。

　が、カードゲームにありがちな壊れ性能がそのまま具現化するだけあって、迂闊な召喚ができないという事態に……

　なんだか（私的には）懐かしさもこみ上げる、異世界ファンタジーです。

この作品は、元々不細工だった主人公が整形してイケメン美容整形外科医だったけど、異世界転生果たしたらオークになっちゃってたお話です。
オークになってるけど、スキル扱いで美容整形が出来る主人公。
オークは大雑把だけど皆さんのほほんで優しくてスローライフばっちり。

ひょんなことからブスで悩む少女（村娘）をスキルで治療したり。
火傷跡がひどくで苦しんでた美少女（貴族のお嬢さん）を治療したり。
オークと人間の橋渡しをしたり。

オークは人間を襲いたくないけれど、喋れないので通じない。
攻撃されたらやり返すので、人間に誤解される。
助けた貴族の少女に文字を教わって、いざ行かん、異種族交流！

前世人間の現オーク。
特殊技能は人間の文字とスキルで美容整形。
色々規格外の主人公、アルトが、人間とオークその他の異種族交流を頑張る話…？
…アレ？美容整形じゃなかったっけ？
でも、とても面白いので是非！

日間ランキングを辿って、よくあるテンプレかなーと思ったら違いました。
キャラクターの成長がよく描けています。
特に、一章、二章の後半は熱すぎました。これで完結しちゃうんじゃないの？　と心配しちゃうくらい。盛り上げ方がうまいと思います。
なにも盛り上がらない作品とは一線を画しています。

主人公もとても魅力的です。
ただ流されるだけの無個性キャラじゃなくて、しっかりと自分を持っているところが共感を持てます。そりゃあモテるわな。ハーレムになる理由も、まあ納得できます。

一話の文字数が少なめですが、最近のランキングには珍しいしっかりした作品だと思います。
ぜひ一読してはいかがでしょうか。

　全てにおいて圧倒的。緻密かつ大胆な描写に、一読者として引き込まれた。


あらすじは……

　巨大生物の米国、そして日本上陸、さらには北の空爆まで行われ、日本は圧倒的窮地に追い込まれる。政権閣僚は逃亡、日本人は残虐に虐げられる。

　だが、自衛隊は日本奪還戦を開始する……。　

……こんな感じである。


　非常に読みごたえのある作品だ。
　また、天皇陛下護衛に挑む男たちの描写が胸熱であったことも見逃せない。

　作品中の内閣総理大臣、牟田口は、日本の「ことなかれ主義」をまさに体現している。人々の他愛ない日常から、迫力の戦闘シーンまで、緻密に描かれていた。

　作者様の本気度がうかがえる渾身の作品だ。

　主人公アレンの職業は『墓守』
　ただし主な仕事は『墓地の清掃』や『墓荒らしを撃退する』等といったことではなく、『墓地に自然するアンデッドや悪魔を倒す事』である。

　そしてこれらのアンデッドモンスター、実に１体１体が並の兵士を軽く上回る実力の持ち主達である。

　そんな中、そのアンデッド達をものともせず蹴散らすのが礼儀正しい少年アレン、とその愉快な仲間たち。
　主人公チームはほぼ全員が無双出来る実力者達であり、アレンが感じる悩みは外敵処理よりそちらへの気づかいに向けられる事が多い。

　アレンと敵との心境の違いがいつも笑いを生み、最後にはスカッと爽やか。

　そんな彼らの無双劇、是非一読下さい！

地球人の少年リタの日常に訪れた異星の騎士。

小気味良くサクサク進む展開と読めば読むほど沼にハマるラブストーリー。

いろんな要素が見事に盛り込まれた作品です。SF好きにもファンタジー好きにも現代ドラマ派にも少年少女から大人まで、皆さまにぜひ読んでほしい。

下ネタ微エロから深いいエロスまで留まることを知らない。

だから男性にも女性にも広くオススメできるのです。

洞察力ある作者さまが男らしさと女らしさを見せつけてくれます。いいとこも悪いとこもサクッとやられます。ちょいちょいゲスなキャラも登場しますがそんなゲスさも大好きになれます。読むだけで自分が一回り大きな人間に成長した気分です。

色んな意味でジェンダー小説、と呼びたい。


第一部、第二部、外伝と完結した今。第三部が始まる前にいかがですか！

去年の11月から投稿がなかったので諦めてたんですが、待ってた甲斐がありました。もう、一度最初から今まで夢中で楽しく読みましたよ。ストーリー展開が軽快で楽しい。主人公も意表を突いたオジサンだしね。オジサンのチートが笑いを誘いますね。ストーリでも苦境になっても安定感があります。ただ、チート過ぎて相手が弱すぎることがハラハラ、ドキドキ感が少ないかな。今後も楽しみに読めるのを待ってます。

なら月曜日にレビュー書くなって話じゃん。

その通りです。

ただその通りにしてほしい。いや、金曜日の夜でも構わない。

この作品はある意味ではウインナーやビールが主役で、ジャガイモとコンビーフが時にチート級となる。

気付けばそれらで買い物袋が埋まってる。

茹でて、焼いて、ふかして、潰して、塩を効かせて味を生かしてビールで流す。

溜息をつく。

そうしたらもっと鮮明にその世界が映る。

優しく逞しいナヨッとした北方領主貴族の契約夫と、強くて臆病な軍隊出身の契約嫁の雪国夫婦生活の風景が。

是非この作品はビールを片手につまみを御供に読んでほしい。

追体験ができる作品など滅多にお目にかかれないのだから。


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お酒は二十歳になってから
保護者がいても駄目絶対

え? レビュー書くぐらいなら書籍購入してやれよって? ホントそうだよね。スミマセン。

同作者の前作、最強人種は個人的にはTOP３に入る名作だと思いますし、今も続きを期待しています。

そして、このLv999の村人。
実は連載開始から毎日のように読んでいたのですが、一度私はカジノ編あたりで挫折してしまっていました。

しかし、それから１年近くが経過し、また最新話まで一気読みしました。
最初読んだ時は中だるみのように感じていたカジノ編も、一気に読めば面白く、最強人種的なSF展開に入ったりしてSF大好きな身としては「なるほど、こう来たか！」の連続でした。

もちろん突っ込みどころとかを探せば色々あるのでしょうが、有無を言わせない熱さと勢いがあってさほど細かい部分が気にならないのは、往年の良い意味でジャンプ作品的な感じがします。

他の大半の異世界物は『異世界それ自体』の謎は決して解き明かされませんが、この作品はそういう部分にも向き合っているのが好感が持てます