イチオシレビュー一覧

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なにげなく日間ランキングを眺めていて読み始めた作品でした

読み進めていくうちにこの小説のほのぼのとした優しい空気に引き込まれて思わずレビューを書こうと思ったほどです。
この小説は一つの家族の形としては最上ではないかと思ってしまうほどでした。
なんでここまで引き込まれたのかはわかりません。
そこは読んでもらわないとわからないと思います。
この作品を読んで私と共感できる人が増えるといいなーと思っています。

私もこの主人公みたいに優しい気持ちを持てる人になりたいなー
レビュー作品僕に突然扶養家族ができた訳太凡洋人完結済 / 全2601エピソードヒューマンドラマ[文芸]
「吸血鬼」がテーマになった作品と聞いて、みなさまはどのような世界観を思い描くでしょうか?

この作品は、おそらく、いやきっと、今イメージされたものを凌駕していきます。

現実の世界と精神の世界で展開されるシリアスなストーリー。
吸血鬼や使い魔はもちろん、式神、果てはドラゴンまで登場する多様性。
ともすれば溢れかえる設定も、作者様の構想と筆力によりていねいに整えられており、違和感なく、安心して作品に没入できます。

また、決して強くない主人公が周りに助けられながら徐々に成長するのであろう片鱗をみるに、ヒロイン不在の逆境は間違いなく、この主人公が埋めてくれるという期待感があります。

熱い友情、秀逸な戦闘描写。読めばいいところをたくさん見つけられる作品です。

ぜひ、ご一読を。
レビュー作品ダンピールと血の盟約蒼龍 葵連載中 / 全62エピソードローファンタジー[ファンタジー]
 「なろう系」の対極をなす作品です。
 丁寧な描写、美しい日本語、穏やかな作風。

 この連載小説は、「色に名前を与える」青年の物語です。
 事象を切り取り、色彩として捉えたうえで、その色彩に名を与える。
 世界に新たな切り口をもたらすその作用、まさに「文学」ではないでしょうか。

 作者の真白まろさんは掌編を得意とし、これ以外にも複数の作品を投稿されています。
 全体的に感じられるのは、透明感。
 そして、色彩を中心とした「感覚」に対する鋭敏さです。

 「きれいなものに触れたいな」と思われている方に、ぜひお勧めの作品群です。

レビュー作品意味は無いけど優しい話真白まろ連載中 / 全10エピソードハイファンタジー[ファンタジー]
※この投稿者は退会しています
ファミレスで起きた不祥事に堪忍袋の尾が切れた彼は、クレーム処理を行う部署に電話をした。しかしそこで待っていたのは、クレーム対応ではなく逆ギレだった。

ファミレスで待たされた挙げ句、お詫びすら言わぬ店員もいる。忙しいからという理由で、お客様を放置なんてのも……飲食店に限らず店員はお客様にたいして、丁寧に接するべきではないだろうか?

あまりにも雑で適当だと、悪評しか流れない。

彼はそのファミレスの事を思って、必死に駆け回っているのに。

もしかしたら、ひっそりと経験した人が他にもいるかもしれない。そんな風に思ってしまう、不思議なお話でした。
感じてしまいます! とっても作者様に愛されているキャラクター達(妖怪)!

そう感じてしまう言葉(文体)、作品内で紡がれる言葉が読み手の心に溶け込んでしまう素晴らしい作品ですなぁ。

巧く纏まっている世界観、その世界観の幅を広げているキャラクターはオリジナル感を醸し、読み手を作品の世界に引き込んでいく手法はまさにお見事! 良い仕事をされていますなぁ。

読み手の皆さま、一月の夜長にこちらの妖怪ストーリーを読まれてみてはいかがでしょうか。
レビュー作品妖しい、僕のまち 〜妖怪娘だらけの役場で公務員やっています〜詩月 七夜連載中 / 全169エピソードローファンタジー[ファンタジー]
一刻ごとにかわる空の表情が、息を飲むほど豊かに映し出されている。

その写真には何かへの愛が溢れているように思った。

写真につけられているコメントは純粋であり、
空への想いが連ねられているように見えるが、
果たしてこれは、
空だけに向けられた言葉なのだろうかと感じた。

広く大きなものに抱かれて、一秒ごとに違う表情をしながら、わたしたちは生きている。
悲喜こもごもの人生、それぞれの時間のすべてを空は包んでいる。

空が、わたしたちの生き様を映し取り、
それらのひとつひとつが価値あるものだというかのように、
雲や様々な光の色や風の流れで、
美しく描いてくれているように思えた。
レビュー作品上の空にて ~空の写真集~空乃 千尋連載中 / 全16エピソードエッセイ[その他]
まず前置きとして生まれて初めてレビューを書くので上手く伝えられるか不安ですが…。

やはり目を引くのは日本神話をモチーフとしている点でしょうか。それも適当ではなく、ちゃんと調べているのだなと言うのが文面からもすぐに読み取れます。

また男女問わず魅力的なキャラクターの数々。小説を書いている身としては、ここまで個性豊かなキャラクター達を生み出す力量はただただ感心し、憧れるばかりです。

そして独特な世界観と時折見せるシリアスさに息が詰まりそうになったら後書きを見ましょう。

そこにいるであろう、オモイカネちゃんに癒されること間違いなし!一読者として楽しみにしております!!
レビュー作品アマノクニ山田遼太郎連載中 / 全54エピソードハイファンタジー[ファンタジー]
賛否両論のある作品であると言える。

おそらく作者は『源氏物語』の手法を用いてこの作品を書こうとしているのではないか。そんな感想すら持つ。

作品自体はとてもあっさりしている。一話ごとの文字数も読みやすく工夫されており、物語を端的に構成する文章力は相当にレベルの高い作品と言える。

ただそれだけに、かなりの部分を読者が補完しながら読まねばならない。想像力の乏しい者や、文間の読めない者にとってはストレスを感じる作品だろう。

一方で、こうした点が気にならない読者には、書を置くこと能わぬ、知的好奇心を刺激して止まぬ作品になるだろう。

高学歴で高い教養を持つ者や、小説などを読み込んだ大人の読者に対してはその魅力は伝わるだろうが、読めぬ読者や、小説を読み始めた者への配慮に欠ける点も少々見られる。このままでも十分に面白く、書籍化が待ち遠しくはあるが、今少し説明的な作品にしても良いように思う。
レビュー作品結界師への転生片岡直太郎連載中 / 全1061エピソードハイファンタジー[ファンタジー]
食欲を刺激してやまない作品だ。

作品を読んでいるだけで、そこに書かれている料理が鮮やかに脳裏に描き出される。そんな気持ちのいい作品だ。作者の料理へのこだわりが垣間見えて、楽しい。料理だけでなく、そこに描かれている魔物たちとの交流も、ほのぼのとするものが多く、ストレスなく読むことが出来る。

ここ最近、更新が止まっていることが惜しいが、基本的に一話読み切りの形になっているので、その点もあっさりしていて読者に優しい作りになっている。
レビュー作品異世界食堂犬塚惇平(犬派店主)連載中 / 全127エピソードローファンタジー[ファンタジー]
これほど一貫性のある作品も珍しい。一部で視点が異なる話題も出ては来るが、一貫して主人公の視点からの作品になっている。

一般庶民の視点から見た上流階級の生活や思考などを面白おかしく描いている。ばかばかしい内容も多く、読者を飽きさせない。

よくある、女主人公とイケメン王子が紆余曲折の末、くっついていく作品とは一線を画し、程よい距離感を保ち続けているのも評価できる。

見事というほかはない作品だ。
レビュー作品謙虚、堅実をモットーに生きております!ひよこのケーキ連載中 / 全299エピソード現実世界[恋愛]