これほど一貫性のある作品も珍しい。一部で視点が異なる話題も出ては来るが、一貫して主人公の視点からの作品になっている。

一般庶民の視点から見た上流階級の生活や思考などを面白おかしく描いている。ばかばかしい内容も多く、読者を飽きさせない。

よくある、女主人公とイケメン王子が紆余曲折の末、くっついていく作品とは一線を画し、程よい距離感を保ち続けているのも評価できる。

見事というほかはない作品だ。

ちょっとした息抜きに読むのは最適の小説だろう。

文章や表現力については拙い部分もあるが、全体的に悪い人間が出てこず、ストレスのない作品に仕上がっている。ちょっと精神的に疲れている人や、何か癒しを求める人にはうってつけの小説であると言える。

ドラゴンというと、強さや凶暴さといった内容か、はたまた逆に徹底的にかわいさを強調する作品が殆どだが、本作品はそれらとは一線を画し、人間味があふれる内容になっている。書籍化が待ち遠しい。

この物語は、簡単にまとめますと、

可愛い主人公は、死ぬ前にただ１つのお願いごとをしました。
神はそれを叶えました。
最強チート持ちの女の子が誕生しました。

・・・みたいなお話です。
もう、読んでいてワクワクします。ワクワクしっぱなしです。
主人公メアリィは、目立たないように、目立ちすぎないようにと奮闘しますが、最強チートのせいでなかなか上手くいきません。
その奮闘っぷりが、笑えてくるほど楽しく、面白いのです。
ぜひいろんな人に読んで頂きたい異世界転生モノです。

私もレビューから入ったので、この感動を他の未読な方々に知って欲しくて書きました。

先人のファンの方達が色々書いてくれています。
童話のようで、キャラ萌えあり、ギャグパートが可愛い、ほのぼの恋愛もの、可愛い変態（ほぼ誤解）、シリアスになると途端に鋭さが格好いい、などなど。

私は化学反応の物語だと思います。
異世界から来た主人公ネアは、両親の復讐を終えて、物語一つ分を既に終えて余生を送っていた女の子。
心を閉ざしていたネアが、誰も愛せなかった魔物の王様に世界の彩りと愛情の示し方を教えてあげる物語。
王様は常識がないので、しばしば変態に間違われます。
その他の魔物や妖精、竜達も、ネアという劇物が入ったことで愛情や友情を知り、はたまた常識を学び直し、みんなで家族になってゆく話。

しんどいことがあった時、悲しい日に何度も読み返しました。
私もこの世界に転移したい！
是非読んでみて下さい。

結論から言うと、リアルロボット物は書くのも読むのも難しいです。経験談みたいなものですが。

その点から見ていくと、この‘革命ガ始マリマシタ’は抜群に読みやすい。ただ読みやすいだけではなく、きちんと戦いを描写しています。誰が、どうやって、どうなったか。それがしっかりと書かれている為、このジャンルに不慣れな人でも読めると思います。
武装も、それを考慮してか分かりやすい物が採用されています。ビームライフルとビームソード、後はそれの派生型。すんなりと想像ができるというのは大きな利点です。

また、ストーリー構成も秀逸です。
戦闘シーンの分かりやすさ、熱量に加え読後感の良いストーリーとくれば、それは面白いですとも。

リアルロボット物、興味はあるんだけど。と二の足を踏んでいる人にこそ勧めたい。そんな良作です。

あ、言い忘れてました。私は青河ちゃんが好きです。

異世界で最弱から最強へ成り上がるというなろうではよくある話ですが、他と違うのは主人公がロリコンである事でしょう。

メインのストーリーも人間ドラマを感じられて面白いですが、何といっても主人公17歳とヒロイン9歳の恋……
主人公と同じくロリコンである私としては感情移入しやすく非常に読みがいのある話です。

とにかくロリコンの方なら読んで損はないと思います。

※別作品へとレビューをしてしまったため、内容が異なっておりました。

関西弁の男性は、一見するとぶっきらぼう。でも本当はすごく優しくて、エスコートが上手い。
女の子の鞄を持つ様は、女性からすれば『優しい』と思えるだろう。しかしただ持ってあげるのではなく、さりげなく何の違和感もなくというのが好印象に思う。

短いせいか少々場面転換などが唐突に思えるところもあるけれど、それを抜きにしても男性の優しさが伝わってくる。そんな男性への女性の恋心もあり、いい感じにまとまっているように思える。

現実にいそうでいない男性だからこそ、小説で楽しむのもいいと思います。

せっかく転生したのに、穏やかに暮らしたい本人の思惑とは裏腹に自分の環境がどんどん望まない方向に進んで行ってしまう。こんなんじゃダメ！と思いながらも流されていく主人公。私、こんなチート能力なんか欲しくなかったと嘆くも今日も自分を取り巻く環境を改善しようと奮闘中・・・でも空振りばかり。最強の能力をもち、最強の生活環境をも手に入れてる主人公を皆がほおっておくわけがない。今日もドタバタ、多分明日もドタバタ。メイリィ嬢には全く目が離せない。ノーイベント、グッドライフを願う彼女に安息の日は訪れる？訪れない？果たして果たして。

まず、題名から興味を惹かれますよね。
「え？豆腐？豆腐転生？どゆこと？」
食べ物に転生しちゃったらすぐ食べられて胃の中なんじゃないのか、と思って読んでみると、主人公はやっぱ豆腐でした。
でも、すぐ食べられて胃の中、ではありません。
なんと豆腐たち（主人公も含め）が冒険しますっ！
え？何のためにって？それは読んでからのお楽しみ！

さぁ、今すぐご覧あれ！

少し文体が真面目に見えるので、まだまだすぐに評価されるといった作品ではないですが、読み進めるほど実力が見えてきて魅力に見える作品なのではないかと感じています。普段はあまりハイファンタジーの方面は読まないのですが、歴史漫画が好きな私にとってはこういうハイファンタジーは魅力的に見えました。今後に期待してのレビューです