イチオシレビュー一覧

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王子様はね! お姫様のキスでカエルの姿から人間の物へと戻るんだよ♫

こんなセリフどこかで聞いた事はありませんか?
良いレビューというか、キャッチコピーだと思います。

カエルは醜いデブったお兄ちゃん。
お姫様はそんなお兄ちゃんが大切に想ってきた可愛い妹。

魔法が使えないカエルは唯のカエル。
このカエル、ただ者じゃありません。

短編で一気に駆け抜けます。

長編では有り得ない、短編だけに許された嫌みのない爽やかなチーレム感は、どこか読み終わった時に読んでやったと思わせてくれるはずです。

カエルじゃなくて豚ですが(笑)
※伏字部分はちょっと読めばわかります。
 その魂(と○感帯)に刻まれた業。それを満たせるは彼女だけ。それが故に深き嫉妬の刃が彼女を襲う! 果たしてその運命を変えることはできるのか――
 
 貴族令嬢とか出てくるけど悪役令嬢系の内容ではありませんのでご安心ください。

 ネタバレを避けつつ、カッコつけてみたけどその内実は超碌でもない代物にございます。
レビュー作品転生したら精霊!? 元令嬢は召喚されました奏多連載中 / 全90エピソード異世界[恋愛]
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【第1章 リーゼルト編】

ヤンキー高校生だった中野準人。
異世界に転生して5才のリーゼルトとして人生をやり直す物語……
かと思えば

・過去の人格→レティラー
・現在の人格→リーゼルト/準人
・未来の人格→?

と3つの人格が入れ替わり立ち替わり表面化しながら物語は進みます。
人格が変われば言葉使いも変わるので、今現在どの人格で物語が進んでいるか、分かりやすいです。

そして過去の人格レティラーの母親レキラーと一緒にいた闇の精霊サランから生まれたという、魂が弾けて2人に分離した賢者リオンとサテラ。
第4章で、リオンとサテラが再び1人に合体するなんて事はあるのでしょうか?

リーゼルト君以外にも第2章の藍編、第3章の彩編、といろいろと気になる要素があちこちに散りばめられているこの物語、
きっと貴方もイイ意味で期待を裏切られると思いますよ。
気付いたら、この物語を何度も読み返しているかも……
レビュー作品俺にエンジョイもチートも全否定!~仕方ない、最弱で最強の俺が行ってやろう~なぁ~やん♡連載中 / 全120エピソードハイファンタジー[ファンタジー]
殺人遺伝子。それは、17番目の染色体に存在し、あらゆる凶悪犯罪を誘発すると危険視されている先天的遺伝子。
これにより、殺人遺伝子保有者や、それに取り巻く登場人物全てが、社会にとっての潜在的な不穏分子として、徹底的に排斥される過程が描かれ続ける。
これは、何も直接的な描写に限らず、登場人物のあらゆる葛藤や苦悩が、やり場のない怒りとなって表現され、我々読者の心をダイレクトに揺さぶってくる。
けれども、そうした弱者が貶められる姿や、はかなさを徹底的に浮き彫りにしながらも、なおそれらを肯定し、己のあるべき理想を模索し生きあがく姿は、とても純粋で美しい。

人間の弱さやはかなさを肯定し、受け入れることの強さ、美しさを圧倒的な筆力と世界観で描かれたストーリー。
レビュー作品殺人遺伝子菱川あいず完結済 / 全55エピソード推理[文芸]
 戦火に焼かれた戦敗国マルブルの再興を目指すこの話。敗戦直後の国が戦争を始めるのだから、人や武器が足りないのは当たり前。練度はあっても数が無ければ戦力などもってのほか。 さらに重傷を負った軍師レージュと義賊の頭目ヴァンを主人公に据え、開始時点で八方塞がりという重い制約を課せられたところから始まります。
 主人公の少女が翼を持ち、古代の遺跡などのファンタジー要素もありますが、魔法やスキルのようなものは前に出ず、知略を尽くして駒を進める様が面白い。
 最強系主人公に食傷気味なら、是非ともページをめくってみてください。
レビュー作品半分の天使と赫赫の盗賊王が作る空の色は?SIRO連載中 / 全136エピソードハイファンタジー[ファンタジー]
作者は天才だと思う。
代表作の無職転生も最後まで面白かったし、スピンオフもほっこりできる。
ショート連載のコメディも笑えるけど、さらに短編でこの破壊力。

ライトノベルから三谷幸喜を超える人材が出てきたといっても過言ではない。ぜひ、一般大衆も魅了できる作家様になって、我々なろう読者に優越感をもたらしてほしい

「あの作家のことを皆が知る前から俺たちは知っていたぜ」と。


他殺法案……他殺教習所に通い、決められたカリキュラムに沿って免許を取得すれば、人を殺しても構わない。そんなパラレルワールドの物語。

お役所的な教習所の職員の対応も、機械的で無機質なスリルの演出に一役買ってます。

また三〜四話ごとの完結で読みやすく、
そこには単なるミステリーの枠を超えた、キャラクターそれぞれの人間模様が存在します。

作者との知恵比べ! そう来るか! 
という仕掛け満載の忍者屋敷のようなどんでん返し!

でも、誰でも一度は
「この人、居なくなればいいのにな……」って考えたことあるはず。
えっ!? そんなの思ったことない? 
そんな聖人君子にこそ是非読んでいただきたい!
レビュー作品他殺教習所空亡連載中 / 全16エピソードヒューマンドラマ[文芸]
序列学園、そこでは力無き者は生き残れない。
主人公であるカンナはそんな学園にやってきたばかり。数々の人と出会い、苦悩し、傷つきながらも少しずつ成長していくカンナに、ついつい感情移入してしまいます。
様々な武術者達が集う序列学園では、人の数だけ武術があり、多彩な技や武器を駆使して戦う戦闘シーンが物語の醍醐味の1つです。
「次は誰と戦うのか?このキャラクターはここではどのような感情を抱くのか?」と読者を物語へと引き込んできます。

弱者では生き残ることのできない『序列学園』。
読めばあなたも学園での生活を味わうことができるかも…?
レビュー作品序列学園あくがりたる完結済 / 全138エピソードアクション[文芸]
「お天道様はちゃんとみている」
日本流にいえばこの言葉に集約されるでしょうか?

この童話は、両親を亡くし叔母の家に引き取られた少女ルーツィンデが、決して恵まれたとは言えない環境に身をおきながらも、その優しき心で人々を助け、そしてまっすぐに育っていくお話です。

ルーツィンデが表現しているのは『利他』の精神。
苛酷な運命の中でも自分の出来ることを精一杯に行い、そして惜しみなく他人のために力を尽くすその姿は、とても美しく、そしてとても眩く感じられます。
そして、尽くすための“力”の源を失っても、彼女はなおもしっかりと自分のできることを見据え、努力を重ねていきます。
最後に幸せを得た彼女の姿からは、「まっすぐ生きる」ことの大切さ、そして「まっすぐな努力」を続けることへの勇気をもらうことが出来るでしょう。

これぞ童話という心温まる一作。ぜひ多くの方の目に留まることを願ってやみません。
レビュー作品ルーツィンデと暖かなコート紀舟短編童話[その他]
ガチガチ、と言っても定義というものがある。まあこの場合は「重厚な描写で、風俗習慣から登場人物の細かな所作までしっかりと書き込まれた作品」程度の意味合いだ。別に重厚ならいいというわけでもないし、しっかり細部まで書き込んでいるからといって必ずしも面白いというわけではない。だがこの作品は、それらの精緻な書き込みがあったからこそできた面白さ、というものを確実に持っている。

読め!