イチオシレビュー一覧

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主人公は織田四天王の滝川一益。
滝川一益は信長が嫡子信忠の武田攻めの後見をさせたほど信頼が篤く、戦だけでなく謀略も得意とした名将。
長篠の戦いの鉄砲の総指揮をしたとも言われます。
そして北条家は秀吉の天下統一のプロセスで歴史の彼方に消えてしまいますが、全国随一といっていいほどの良政を行なったことで知られています。
まだ物語は始まったばかりですが、
渋い名将が北条家の天下を取らせるという、大胆な設定は、おそらく戦国通を唸らせる作品となるでしょう。

わたし?わたしも当然、毎回の更新を楽しみにしています。
この物語は一話完結方式ですが、正直にいって個々のストーリーを読んだだけでは面白さは伝わりません。
でも、全体を通して読むとすごく面白いんです!

なぜならこの作品は「人生」がテーマだからです。

楽しいことも、悲しいこともたくさんあります。
この味わいは時には凄くビター、時にスイート。

主人公の家族にも容赦無く理不尽な不幸に見舞われます。
凄くかわいい奥さんが病気になっちゃたりします。正直読んでてツライです。
でも主人公には特別なチカラはありません。なにせ非チートです。
自分には避けようもない不幸を主人公は耐えます、ただ耐えるのみです。

うれしいこともたくさんあります。
孤独だった主人公が仲間に囲まれて少しずつ大人になっていきます。
主人公は現時点(72話)でたしか36歳、オッサンです。でもカッコイイ!

主人公の人生、甘くないですが泣けてきます。
レビュー作品猟犬クリフ~とある冒険者の生涯小倉ひろあき完結済 / 全100エピソードハイファンタジー[ファンタジー]
※この投稿者は退会しています
すごく短い話だけれど、それでも読みたくなる……これは、そんな話だと思います。

病院に訪れるのは、ヤのつく人情味溢れている人たち。

挨拶をして帰ってきた言葉は、ドラマのような返事。
家族ですと言われても、それは違う家族だよね!?
見事な刺青は針を通さない。

互いの会話や行動がなぜか噛み合わないという、ちょっとくすりとしてしまう。そんなまさかの病院。(病院の悪口ではなく、こんなドラマのような展開があるんだなという事です)

短い内容だけど、噛み合わなさがどこかほのぼのとしていた。

そんな病院の嫌なイメージを和らげてくれるエッセイを読んで、ほっこりしてみてもいいかもですね。
レビュー作品本当に怖い病院の話 実話です数々短編エッセイ[その他]
びっくりしました。
終章のどんでん返しが本当にすごかったので、興奮が冷めないうちにこのレビューを書いています。

一章から四章の物語もすごく楽しかったです。
特に三章はいきなり雰囲気が変わりましたね。なろうにはあまりない頭脳戦を読んでいるようで楽しかったです。

そして四章。
敵もきちんと倒して、四章も無事にハッピーエンド……だと思ったら、こんなことになるなんて!
ぜひ皆さんも読んでみてください!

物語が始まった日。
それは雨だった。

死んだ教え子の手紙を抱いて、
胸に正体不明の魔を飼ったまま
また教え子を喪って。

そして、手紙を死んだ教え子の故郷へ届ける。

約束したから。


『月が青い夜
 湖に映る光に鏡を沈め
 九十三日の夜を待つ
 今日は祭りの日 秋祭りの日』


歌に護られながら暗殺部隊を掻い潜り、目的地を目指すうちに築かれてしまう信頼関係。

タイムリミットは九十三日。
永いようで、きっと短い。
レビュー作品九十三日の幻、永遠の約束吾川あず完結済 / 全106エピソードハイファンタジー[ファンタジー]
素晴らしい!しっかりとしたメリハリが作品の質を高めていますなぁ!

ステレオ感のないキャラクターは新鮮さがあり、個性や名称も既存世界と巧く引っかけて読み手様にわかりやすいですなぁ。
又、作品を構成する世界観は多くの読み手様に求められているポイントをしっかりととらえています。

絶対的な能力を基盤に異世界を開拓していくストーリー系は多々あれど、こちらの作品は文章高低の使い方が非常に有効的! なので、作品世界観が間延びせず面白さが持続していきますね!

皆様、五月の夜長にこちらの作品を読まれてみてはいかがでしょうか。
レビュー作品魔王様、リトライ!神埼 黒音連載中 / 全82エピソードハイファンタジー[ファンタジー]
※この投稿者は退会しています
よくわかる! 中学からの呪術師 ~呪い発動のメカニズム~

このエッセイは、中学時代誰もが憧れた(?)呪術や魔術等について
気さくで分かりやすい文章でまとめられています。

ダウンタウンのまっちゃんが出てるTV番組のクレイジージャーニーで呪術の特集を見て興味があった私にもクリーンヒットしました。
よくわかる! と謳っているだけあって、これを読めば誰でも呪術の仕組みが楽しく学べます。

私は呪術と魔術の違いがアフリカと西洋の文化の違いから来ているという考察が興味深かったです。

小説のネタ探しにも良いかもしれませんね!

一話がとても短いのでサクサク読めるのも良いところです。
興味のあるタイトルだけを辿って楽しむこともできそうです。

貴方もこのエッセイを読んで呪術師になってみませんか!?(違)
主人公の男らしさ、強さ、面白さ。すべてperfect!
今すごく楽しみに毎日の更新を待ちながら寝ています。更新も定期的なのがいいところ!
表現の仕方、次話への持ち越し方、そして終わり方、読んでいて凄く気持ちが晴れ晴れします!
最近は邪道ファンタジーが結構視られますがやっぱり王道なヒーローものだな!ってなります。
主人公の世界の理不尽をへし折る強さに憧れますよ!!
レビュー作品元最強の剣士は、異世界魔法に憧れる紅月シン連載中 / 全391エピソードハイファンタジー[ファンタジー]
 体をなくした清らかな少女。
 そして、彼女に取り憑かれた少年。
 一身同体となり、惹かれあいながら、二人は厳しい戦いの渦中に放り込まれてゆく。

 彼らを見守る人々もまた魅力的だ。
 この作品に登場する人物は、皆がきちんとそれぞれに一本の芯を持っている。そこにまことの説得力を感じる作品というのは、ありそうでなかなかないものだ。
 己が意思を凛として貫こうとする姿は美しい。それが善いか悪いかはともかくも、むしろすがすがしく思えるほどに。それは恐らく、書き手の心のありようを表出しているからなのだろう。
 文とはまさに、人だからだ。

 冒頭からとても丁寧に紡がれてきたこの物語を、序盤からずっと追いかけてきた一読者として、終焉の足音はある種の寂しさを彷彿とさせる。

 しかし、声を大にして言いたい。

 今なら、まだ間に合うのです。
 ぜひともその終焉を、ともに見届けてくださいと。
レビュー作品退魔師の二度目の生は幽霊少女と尾多 悠完結済 / 全185エピソードローファンタジー[ファンタジー]
 人生の酸っぱさを味わったことのある人ならば、恐らく皆、この作品に惹かれるはず。
 肉体面も、メンタル面も、決して頑強ではない主人公。彼は本当の苦労を未だ知らないままです。
 奇妙な精神世界と、思うようにいかない現実のリンクに違和感はなく、どこかリアリティを感じます。
 複数いる自分と対話するような精神世界の描写は、未だ社会の理不尽さを味わっていない甘さを匂わせます。
 ですが、その甘さ、弱さを責めることができる人が、どれほどいるでしょう。
 漠然とした不安の海で、ぼんやりと溺れかけていた主人公ですが、終盤では、しがみつく流木も見つからないまま、泳ぎ出そうとしているようでした。
 誰しも通る道を、幻想的に印象的に描き出した作品だと思います。
レビュー作品ぼっちの就活日記五条ダン完結済 / 全48エピソードエッセイ[その他]