本当に美味しい物を食べた時は、意外と簡素な言葉しか出てこないものだ。
あれやこれやと「それ」を誰かに伝えようと言葉を探してみるも、どれもしっくりと来ない。微妙に違う……と納得のいく文言が浮ばないのだ。
この作品は、それと同じだ。と、私は思った。
拝読し終えた後、
何だ。この人。この話。すげえ。
と、いう中学生……いや小学2年生レベルの単語しか出てこなかったのだ。
冷静になった今だから言うならば、何とも言えない興奮と言うのかドキドキというのか、説明しがたい感情でいっぱいになった。(とこれもまた稚拙な)
いいからとにかく読んでみて!
それだけだ。それだけが言いたい!
四の五の言わずに読んでほしいのだった。