この作品について400文字では書ききれません。
時の止まったVRゲーム。しかし主人公はプレイヤーではなくAI。
斬新な設定に加え、卓越した文章、拘りのあるスキルと世界観、キャラエピソードや設定についても細かく練られており矛盾を微塵にも感じさせない。
バトルシーンはかなり白熱。丁寧な地の文からシーンがアニメのように浮かんでくる。
キャラ同士のほのぼのしたシーンもあり、ストーリーもただのシリアスではない。国を救う為に死ぬという「悲劇のヒロイン要素」が高いのにヒロインからはそれを全く感じさせない。
プレイヤー探しの旅が何処まで進むのか?主人公が6人とのことなので、多分、物語はまだ序章。今後の展開が非常に楽しみ。
深まる謎と世界観、異質な敵。バトルシーン、ファンタジーでありアクション、スキルも多彩。
ラノベ感を感じさせない文章は読者を選ぶがハマる人にはハマる。是非一読を。