神社で参拝したら神様に会って女の子になってしまった。

こんな物語の始めだとてっきり不可思議なお話になるかと思いきや物語は非常に現実的で、でもどこか非現実的なお話になっています。
展開としてはちょっとお約束の親友や幼馴染が自分のことを好きで・・・・といった王道展開。しかしその親友たちの主人公に対する優しい思いが詰まって伝わってきます。

一話あたりの文章量は比較的少なく、さくさくと読めてしまうのではないでしょうか？誤字もほぼなくキャラクターのぶれも無いため安心して読むことが出来ます。

現実世界（恋愛）というあまり読んだことが無いジャンルですが面白いと思います。このジャンルを何となく読まない人にも読んでほしい話です。ぜひご一読を！

オズワルド師匠は、始めはちょっとタイトルの通りひねくれてやな奴だけど、徐々にそれが照れ隠しか愛情の裏返しみたいになって来て、ドS男子好きとしてはめっちゃ萌えます(*´꒳`*)
ヒロインのニチカが、明るく健気で頑張り屋さんで、本当に応援したくなる。
師匠大好きだけど、相手がニッちゃんなら仕方ない╰(*´︶`*)╯♡
かなり際どいエロもあって、けしからんもっとやれってなること必至。
師匠生殺しww
乙女ゲー、恋愛小説好きは勿論必見です！！
私は紗雪さんのギャグセンスが好きで、テンポよく楽しくいつも読ませて頂いています！
恋愛要素がある小説は好きだけど、普通の恋愛メインの小説飽きたわ、って人にも楽しく読んで頂けるのではないでしょうか？オススメです！(ちなみに私はコレ全話一気読みしました！止まらなくて！

時間が空いたとき――バイトの休憩時間や就寝前の一時――にふとスマホを手に取り、この作品を読んでいる自分に気づく。

主人公はお人好しで、優柔不断で、鈍感な、数多くある物語の中でもありきたりな人物だが、それを作者である灯台氏が産み出した『優しい世界』『魅力的なキャラクター』『軽快なギャグ』『さっぱりした文章』等々、それらが互いに良く作用し、飽きの来ない、何度も読み返したくなる作品に仕上がっている。

勿論、主人公に魅力が無いなんて事は無い。
ヒロイン等圧倒的強者に対して絶対的弱者である主人公は『心』で対等に渡り合い、理解し合い、信頼し合い、愛し合う。
ヒロイン皆を幸せにしていく主人公。爆発しろと思いながらも、自分は彼の引き起こす出来事から目が離せない。

『勇者召喚に巻き込まれたけど、異世界は平和でした』

このレビューをご覧になった方々、是非、読んでみて下さい。

フウとスイは平凡だけど幸せな日々を過ごしていた。いつまでも続くと思っていた両親との暖かな日常……。
そんな兄妹に降りかかる『戦争』と言う名の現実と『銀の民』という血族の力。
兄妹は戻らない日常を背に、汚れ狂った世界を歩み出す。いや……狂っているのは自分達なのかもしれない。
そう、これは復讐を掲げた兄妹の血で染まった物語。

コメディ＆シリアスの2人の旅は始まる！

とても面白い作品ですなぁ！　
世界観の切り込み方やキャラクターの配置などに作者様の非凡なセンスと個性が出ていますなぁ。

なろう系異世界ファンタジーでは少し特殊な部類に入る設定は読み手を巧く世界観に引き込む！　と同時にしっかりとした地の文もあるので情景や心理が読みとり易く紡がれている丁寧さは素晴らしい！

何処か、銀河英雄伝説のヤンウエンリーを彷彿させるような主人公の想いが良いですなぁ！

皆様、二月の夜長にこちらの素晴らしいファンタジーを読まれてみてはいかがでしょうか。
　

　「ゆとりない」とのタイトルどおり、主人公は苦闘を重ねています。
　「ご都合主義はゴメンだ」という方、必見です。

　もうひとつ特筆すべきは、文体の「癖」。
　悪い意味で言っているわけでは無く、「癖になる」文章です。
　哲学書からの引用等もあり、重いところがあるかと思いきや……一転、軽快に文章が回っていきます。
　
　チートやご都合主義は、書き手にとって「便利な道具」かと思うのですが。それを排除し、まじめに作られた物語かと。
　お勧めです。

久しぶりのレビューです。
本作は重厚なストーリー、実際に動いているかのような登場人物達、ファンタジーかつ、戦記物でもある。

書籍化作品より面白い作品だと個人的には思っています。
勇者もチートもありませんが、こんなにも心が揺り動かされ、登場人物に共感や応援をする作品はなかなかありません。
惜しむべきは作品名くらいかな、相当損をしている気がします。
完結まで応援していますし、是非読まれていない方には強くお薦めいたします。

主人公は場末の支店に勤める銀行員。場末、とか自分で書いてしまうあたり、なんだか世を拗ねている。どうやら過去に何かあったらしい。
そしてヒロインはシンガーソングライター。出逢った当初こそ路上ライブしてたりするけど、物語の進行に合わせて時の人となっていく。

こんな二人で恋愛が成立するの？という私の疑問は杞憂に終わり、徐々に縮まる二人の距離。そして、良い雰囲気になってきたと思ったら…… この後は本編でのお楽しみ。

これが作者の第一作とはとても思えない筆致で、安心して没頭出来る。作品への愛情が牽引するスピーディな展開、輝く様な魅力を放つヒロイン、傍に配された個性的な人物達の群像劇。これに後半になると、作者のバンカーとしての経験に裏打ちされたエピソードが嫌味なく絡んでくる。

これで面白くない訳がないんですよ。恋愛小説が苦手な私でも思わずオススメしてしまう本作、貴方にも是非手に取ってみて欲しい。

僕は何時でも君を……。


年下でハンサムな留学生のジェイミーに、アラサーの瑞穂は別れを切り出す。

プラネタリウムで出会った二人は、プラネタリウムで別れを。

でも、ジェイミーは諦めない。何時でも彼女を愛そうと。


少しの不思議を使いつつも、愛する人を追う姿は、何かを気付かされるかの様。

何時でも星はそこにある。空の様に、きっと愛も溢れている。
でも踏み込んで伝えないと、伝わらない。

最後に二人はどうなるのか。星と共に見届けて下さい。優しいジェミニの星を。

主人公は、主人公らしい派手な攻撃スキルを何も持っていない。なんなら攻撃力ゼロといっていいくらい穏やかで平凡な男。
彼の夢さえ、一般的主人公と違い、生き残って幸せな結婚、平凡な農民Ａの人生を歩むこと。
当然、周りの人間は彼を「ザコ」と呼んで見下している。
しかし、話を読み進めていくと、不思議と主人公が格好よくみえてくる。
村人の誰も、勇者さえも出来ないことを彼はやってのける。戦況をひっくりかえし、国王に認められる。
生き残るために蓄えた彼の知識、生きる術によって救済される人々。
勿論、タグにあるハーレム？のように女性たちから好意を向けられるようになる。
それでも主人公の夢は、変わらない。
特定の誰とも決まっていないヒロインのため、余計な女性との関係は築こうとしない強固な意志。
周りからなんといわれようと、己の夢、意志を変えないその姿勢、カッコいいだろ。