本作品は「恋するプリンセス」の番外編という位置づけで、それほど大きな出来事を今のところ扱っているわけではありません。しとやかな侍女マーサと年下メガネ男子アランのなんともじれったいけど、それでいてエロい恋の顛末を描いています。
たわいないお話ではあるのですが、しとやかだけど時には大胆なマーサとちょっと天然入ってる真面目なアランくんに毎回ニヤニヤが止まりません。そしてそれに絡んでくる賑やかな面々…
毎回のサクッと読める文章量と、簡潔ながらもツボを外さない文章力もいいですね。
そして挿絵の美麗さ!これも本作の魅力の一つです。
本編も未読の方も充分楽しめると思います。(本編も読むともっと楽しめます)
一部読了時点でのレビューです。