舞台は剣も魔法もギルドもある王道ファンタジー世界
ストーリーも、落ちこぼれとして迫害された幼い主人公(現地人)が
ある日手に入れた魔導書で自らの運命を切り開くという王道的なテンプレストーリー
さわりの要素だけ並べると非常に平凡な作品に聞こえるだろうが
タイトルにもなっている召喚士である主人公の使う召喚魔法がとにかく異質で、
他のファンタジー系作品などと比較しても、ギンギラギンのミラーボールのように強烈に輝き読者の目を引きつけ離さない
まさに「一芸特化」と呼ぶに相応しいお話
これほどまでに強力なインパクトの召喚魔法で作品のギャグ成分を担っているのに
いまだに終始シリアス路線を大きく崩していないのには思わず感嘆の声が上がる
これからも先が楽しみな作品です