作者:間咲正樹/作品情報/Nコード:N9051JM
短編 |
「えー、今日は転校生を紹介する。さあ、自己紹介して」
「は、はい、田中実といいます。よろしくお願いします」
「「「よろしくー!」」」
ホッ、よかった。
みんなイイ人っぽくて。
初めての転校で内心凄く不安だったけど、これならやっていけそうだ。
「田中の席は窓際の一番後ろの席だ」
「あ、は……い!?」
その時だった。
僕の目は、僕の席の隣に座っている、一人の女の子に釘付けになった。
その子がまるで絵画に描かれている女神みたいに綺麗だったのもあるが、それ以上に僕を驚かせたのは、その子が鋭い二本の角が生えた兜を被り、背中には真っ赤なマントを羽織っていることだ。
どこの覇王様ですか!?!?!?
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: ハッピーエンド スクールラブ ESN大賞8 美少女/女子高生 じれじれ 青春/短編/日常 男主人公/一人称 ライトノベル 現実世界恋愛小説 ほのぼの/コメディー ラブコメ/ギャグ 現代(モダン) 高校生/純愛 学園/学校/学生 ネトコン13感想 最終更新日:2024/09/20 21:07 読了時間:約11分(5,001文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 3件 総合ポイント: 1,056 pt ブックマーク: 36件 評価人数: 115 人 評価ポイント: 984 pt |
作者:間咲正樹/作品情報/Nコード:N1751JM
短編 |
「でね、その従姉妹の家で飼ってる猫ちゃんが、警戒心が強くてなかなか僕に懐いてくれないんだけど、おやつをあげた時だけはすぐ近寄って来て、夢中で食べてくれるのが、凄く可愛いんだよ」
「……そうですか」
子爵令嬢のレジーナは、貴族学園のクラスメイトである、伯爵令息のエドガーに片想いをしている。
だが、エドガーのことがあまりに好きすぎるあまり、エドガーの前だと緊張して上手く喋れなくなってしまうレジーナ。
「おっと、もうこんな時間か。実は今日から数日、叔母の経営しているお店を手伝う約束をしていてね。僕はお先に失礼するよ。また明日ね、レジーナ」
「あ、はい。ごきげんよう、エドガー様」
このままではいけないと、何とか悩みを解決するため、放課後レジーナは藁にも縋る思いでとある占いの館に入った。
すると――。
「あ、いらっしゃいま……せ!?」
「……?」
仮面を被った店主らしき人物が、レジーナの顔を見るなり露骨に狼狽えた。
ジャンル:異世界〔恋愛〕キーワード: ハッピーエンド スクールラブ ESN大賞8 アイリスIF6大賞 純愛/溺愛 イケメン じれじれ 青春/短編/日常 女主人公/一人称 ライトノベル 異世界恋愛小説 ほのぼの/コメディー ラブコメ/ギャグ 学園/学校/学生 ネトコン13感想 最終更新日:2024/09/13 21:04 読了時間:約10分(4,968文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 3件 総合ポイント: 2,026 pt ブックマーク: 87件 評価人数: 217 人 評価ポイント: 1,852 pt |
作者:間咲正樹/作品情報/Nコード:N6510JL
短編 |
俺のクラスには東宝院さんという、異世界恋愛小説に出てくる悪役令嬢みたいなお嬢様がいる。
東宝院さんには安土という御曹司の許嫁がいるのだが、ある日東宝院さんが、無実の罪で安土に婚約破棄されてしまい……!?
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: ハッピーエンド スクールラブ ESN大賞8 悪役令嬢/婚約破棄 ざまぁ/ざまあ 美少女/女子高生 青春/短編/日常 男主人公/一人称 ライトノベル 現実世界恋愛小説 ショートショート ラブコメ/高校生 現代(モダン) 学園/学校/学生 ネトコン13感想 最終更新日:2024/09/06 21:02 読了時間:約12分(5,969文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 3件 総合ポイント: 2,654 pt ブックマーク: 146件 評価人数: 284 人 評価ポイント: 2,362 pt |
作者:間咲正樹/作品情報/Nコード:N5795JK
短編 |
「り、理佳子……」
「――!」
彼女である理佳子に、用事があるから行けないと断られた夏祭りの会場。
そこで俺は、二年の藤島先輩と手を繋ぎながら歩いている、派手な浴衣姿の理佳子と遭遇してしまった。
あまりの光景に、脳が現実を受け入れることを拒否している。
全身の血が冷水に変わったんじゃないかというくらい寒気がする。
それなのに心臓だけは、ドクドクと今にも爆発しそうなほど早鐘を打っているのだ。
う、噓だよな理佳子……。
これは、何かの間違いだよな、理佳子……!
「あーあ、まさかここで康太くんと会っちゃうかぁ」
「……!」
が、当の理佳子は、まるで授業中に先生から問題を解いてみろと指名された時みたいな、気だるげな態度を取っている。
そ、それが、浮気現場を見られた第一声かよ……!
こうして最悪な形で彼女にフラれた俺は、もう二度と恋愛なんかしないと、心に誓ったのである――。
「あれぇ? う~んと、おっかしいなぁ~?」
「……!」
そして季節は巡って春。
二年生になった俺が、いつものように放課後部室に向かっていると、廊下のド真ん中でうろうろしている女の子がいた。
これが同じ部活の後輩になる、宮永さんとの出会いだった――。
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: ハッピーエンド スクールラブ ESN大賞8 ラブコメ/じれじれ 美少女/女子高生 ざまぁ/ざまあ 青春/短編/日常 男主人公/一人称 ライトノベル 現実世界恋愛小説 ほのぼの/コメディー 現代(モダン) 高校生/純愛 学園/学校/学生 ネトコン13感想 最終更新日:2024/08/23 21:01 読了時間:約17分(8,335文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 5件 総合ポイント: 1,530 pt ブックマーク: 83件 評価人数: 163 人 評価ポイント: 1,364 pt |
作者:間咲正樹/作品情報/Nコード:N8957JA
短編 |
俺は小学五年生の妹の瑠玖(るく)のことを、この世の誰よりも愛している――。
だが、あろうことか俺の瑠玖に、彼氏が出来てしまったらしい……!
絶対に許せない……!!
何としても別れさせなくては――!
そう思い二人のデートを尾行していた俺だが、そこで瑠玖の彼氏の姉が、クラスメイトで氷の女王の異名を持つ、宗像(むなかた)さんだということが発覚し……!?
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: ハッピーエンド スクールラブ ESN大賞8 氷の女王/じれじれ 青春/短編/日常 男主人公/一人称 ライトノベル 現実世界恋愛小説 ほのぼの/コメディー ラブコメ/ギャグ 美少女/女子高生 現代(モダン) 高校生/純愛 学園/学校/学生 ネトコン13感想 最終更新日:2024/07/12 21:01 読了時間:約14分(6,970文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 3件 総合ポイント: 1,372 pt ブックマーク: 72件 評価人数: 138 人 評価ポイント: 1,228 pt |
作者:間咲正樹/作品情報/Nコード:N7777IW
短編 |
「続きましてスポーツです。ついにショータニがやりました。日米通算──」
とある朝。
食パンを齧りながら、ぼんやりとニュースを眺める。
だが別に、ニュース自体に興味があるわけではない。
今時ニュースなんて、SNSのタイムラインを見てれば事足りる。
それより俺が見たいのは――。
「それでは占いのコーナーです」
キタ!
俺の目当てはこの、占いコーナーだ。
ふむ、牡羊座の俺は八位か。
まあ、俺の順位はどうでもいいんだ。
「六位、乙女座。中途半端はやめて大胆にいきましょう。ラッキーアイテムは中華料理のぬいぐるみです」
よし、確認完了。
乙女座は六位ね。
俺はパンの最後の一切れを飲み込み、「行ってきまーす」と声を上げて家を出た。
「うんしょ、うんしょ」
「――!」
十字路の手前で、大きなぬいぐるみを抱えた女の子の背中が見えた。
――クラスメイトの中川さゆりさんだ。
「おはよう、中川さん」
急いで駆け寄り、中川さんの隣に並ぶ。
「おはよ、勇君」
素っ気なくも挨拶を返してくれる中川さんは、今日も可愛い。
サラサラの長い黒髪に、小動物を彷彿とさせる小柄な体型。
見ているだけで癒される。
「中川さん、その〜……小籠包かな、それは?」
クッションほどの大きさがある、小籠包の形をしたぬいぐるみ。
よくそんなの持ってたね?
「別に」
頬を桃色に染めながら、そっぽを向く中川さん。
まるでツンデレな子猫みたいだ。
いとおかし。
※コラボ作品です。
【原案】しいたけ
【文】間咲正樹
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: じれじれ/高校生 ツンデレ ハッピーエンド 青春/短編/日常 男主人公/一人称 ライトノベル 現実世界恋愛小説 エンターテイメント ほのぼの/コメディー ショートショート ラブコメ/純愛 美少女/女子高生 現代(モダン) 学園/学校/学生 スクールラブ 最終更新日:2024/05/24 21:01 読了時間:約14分(6,859文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 2件 総合ポイント: 752 pt ブックマーク: 31件 評価人数: 76 人 評価ポイント: 690 pt |
作者:間咲正樹/作品情報/Nコード:N5142IY
短編 |
「でね、その従姉妹の家で飼ってる猫ちゃんが、凄く警戒心が強くてなかなか私に懐いてくれないんだけど、おやつをあげた時だけはすぐ近寄って来て、夢中で食べてくれるのが、超可愛いの!」
「……そうか」
とある放課後の教室。
そこで俺はいつものように、隣の席の朝比奈と二人で、世間話に興じていた。
……嗚呼、今日も朝比奈は可愛い。
小動物を彷彿とさせる、小柄な身体とくせっ毛の髪。
いつもニコニコ笑っている、太陽みたいな明るい性格。
朝比奈は元来口下手でコミュ障な俺に、唯一優しく話し掛けてくれた、天使のような存在だった。
そんな俺が朝比奈に分不相応な恋心を抱いてしまったのは、言わば必然だったのだと思う。
「……あー、ごめんね田村くん、また私ばっか喋っちゃって」
「……いや」
そんな、気にしないでくれよ朝比奈。
俺は朝比奈が楽しそうに話しているのを見てるだけで、赤スパを投げたいくらい心が満たされてるんだから……。
「私なんかと喋ってても、田村くんは楽しくないよね……」
「――!?」
朝比奈!?
いつも笑顔を絶やさない朝比奈が、目に見えてしょぼんとしてしまった。
嗚呼、違うんだ朝比奈ッ!
俺はただ口下手なだけで、楽しくないから話さないわけではないんだッ!
「あっ、もうこんな時間。私、家の手伝いしなきゃいけないから、先帰るね。またね、田村くん」
「……あ、あぁ」
何か言わなきゃという焦燥感に駆られたものの、結局喉から言葉は出ないまま、寂しそうに一人帰って行く朝比奈の背中を、俺はただぼんやりと眺めていた――。
「……はぁ」
その後俺は、藁にも縋る思いで、隣町にある占いの館で俺と朝比奈の相性を占ってもらうことにした。
「す、すいません」
勇気を出して仰々しい扉を開けると、店内は間接照明でいかにもオカルティックな空気を演出していた。
「あっ、いらっしゃいま……せッ!?」
「?」
狭い店内の中心に座っていた占い師風の人物が、俺の顔を見るなり、露骨に狼狽えた素振りを見せた。
占い師さんは顔を物々しい仮面で隠しており、声もボイスチェンジャーで加工しているので性別すら不明だが、体格的におそらく女性だろうと思われた。
「あのー、俺の顔に何かついてますか?」
「い、いえいえいえいえいえ! 何でもありません! ど、どうぞお掛けください!」
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: ハッピーエンド スクールラブ ESN大賞8 美少女/女子高生 じれじれ 青春/短編/日常 男主人公/一人称 ライトノベル 現実世界恋愛小説 ほのぼの/コメディー ラブコメ/ギャグ 現代(モダン) 純愛/高校生 学園/学校/学生 ネトコン13感想 最終更新日:2024/05/03 21:01 読了時間:約14分(6,678文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 3件 総合ポイント: 1,968 pt ブックマーク: 132件 評価人数: 194 人 評価ポイント: 1,704 pt |
作者:間咲正樹/作品情報/Nコード:N0813IV
短編 |
「アハハ、何これー!」
「ん?」
今日も用事もないのに、何故か俺の部屋でゴロゴロしている幼馴染の沙也が、唐突に大笑いした。
「何だ? 何か面白いもんでもあったか?」
「これこれ、見てよ功輔!」
沙也に差し出されたスマホの画面を見ると、そこには時間を止める能力を手に入れた男が、女性にあれこれエッチなことをするという内容の、エロ漫画の広告が流れていた。
「これのどこが面白いんだ?」
「えー!? メッチャ面白いじゃん! そもそもまず唐突に時間を止められるようになるのが意味不明だし、仮に止められるようになったとしても、それでいきなりエロいことに及ぼうとするのも、思考回路ブッ飛んでるじゃん!」
「そうか? でも、エロ漫画ってそういうもんだからなぁ。整合性を求めるだけ、野暮ってもんだぞ」
「……へー、随分エロ漫画に詳しいんだね功輔は。まあ、功輔も思春期の男子高校生だもんねー。そっかそっかー、うんうん」
クッ、いつもそうやってからかいやがって!
……何とかして沙也に仕返ししてやれないものか?
「……!」
その時だった。
立って部屋から出て行こうとしたまさにその刹那、壁に掛かっているアナログ時計が止まっているのが目に入った。
ああ、また止まってる。
この時計は最近調子が悪く、たまに止まってしまうことがあるのだ。
……あ、そうだ。
ここは一つ、これを利用して――。
「ほえ? どうしたの功輔?」
俺はその場で、パントマイマーみたいにピタリと身体を止めた。
これぞ、時間が止まったフリ!
「おーい功輔? 功輔ってばー?」
俺の顔の前で手をブンブン振ってくる沙也をガン無視して、尚も時間が止まったフリを続ける俺。
さて、沙也はどんなリアクションをするかな?
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: ハッピーエンド ESN大賞8 幼馴染/幼なじみ 女子高生/巨乳 美少女/高校生 ラブコメ/じれじれ ほのぼの/コメディー 青春/短編/日常 男主人公/一人称 ライトノベル 現実世界恋愛小説 ショートショート 現代(モダン) ネトコン13感想 最終更新日:2024/04/05 21:02 読了時間:約8分(3,858文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 2件 総合ポイント: 2,156 pt ブックマーク: 138件 評価人数: 209 人 評価ポイント: 1,880 pt |
作者:間咲正樹/作品情報/Nコード:N2329IT
短編 |
「ねえねえ、星凪さんはさ、好きな人いないの?」
「え? す、好きな人?」
「「「――!!」」」
とある昼休み。
ゴシップ好きで有名な黒川さんが、星凪さんに唐突にそう尋ねた。
その瞬間、クラス中の男子から息を吞む気配がした。
さもありなん。
星凪さんはクラス一の美少女で、大半の男子は星凪さんに片想いしていると言っても過言ではない。
その星凪さんに、好きな男がいるか否かという質問なのだ。
そりゃ気にならないほうが噓ってものだろう。
「う……うん。いないことも……ないような」
「「「っ!!?」」」
男子たちに電流走る――。
いた……、星凪さんに、好きな男が――!(倒置法)
これは世界を揺るがしかねない大事件だ。
今までまったくそんな素振りは見せなかったというのに。
やはり星凪さんも年頃の女の子。
そりゃ好きな男の一人や二人、いて当たり前だよな。
だがこうなると、俄然誰がその相手かというのが気になってくるが――。
「えー! そうなんだー! ねえねえ、誰か教えてよ、教えてよー!」
「そ、それは、流石にここじゃ……」
うん、そりゃそうだ。
こんなクラス中の人間が聞き耳を立ててるところじゃ、言えるわけないよな。
「あー、そっかー。じゃあゲームしようよ! 今から私が、『はい』か『いいえ』で答えられる質問を4回だけするから、それで星凪さんの恋の相手が誰か推理するよ! それならいいでしょ?」
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: ハッピーエンド スクールラブ ESN大賞8 女子高生/美少女 じれじれ 青春/短編/日常 男主人公/一人称 現実世界恋愛小説 ほのぼの/コメディー ショートショート ラブコメ/純愛 現代(モダン) 高校生 学園/学校/学生 ネトコン13感想 最終更新日:2024/03/22 21:03 読了時間:約4分(1,909文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 4件 総合ポイント: 3,752 pt ブックマーク: 239件 評価人数: 369 人 評価ポイント: 3,274 pt |
作者:間咲正樹/作品情報/Nコード:N1780IR
短編 |
俺がこの高校に入部して、早や二ヶ月。
そろそろみんながどれくらい親しくなったか確かめるためと言って、担任の先生が、『一人三問、自分に関するクイズをみんなで出し合う』というレクレーションを開いたのだが、俺のように未だに友達が一人もいないボッチ男には、ハッキリ言って拷問以外の何物でもない。
そんな中、クラス中の視線を一身に受けているのは、『氷の女王』の異名を持つ雪村さん。
雪村さんは男女問わず魅了する絶世の美貌を持っているにもかかわらず、普段は誰かと会話することは滅多になく、いつも教室で一人本を読んでいる、孤高の存在。
それだけに、雪村さんがどんな答えを書くのかが一番の注目ポイントだったのだが、雪村さんはここまで出された問題全てに対して、『わかりません』としか答えていなかった――。
「よし、では、次は福永の番だな」
「あ、は、はい」
そして遂に、俺が問題を出す番がきてしまった。
だが、大丈夫。
俺は無難な問題を用意してきたからな。
その問題とは――。
「で、では、第一問です。俺の身長は、何センチでしょうか?」
これである。
これなら大体見た目で、誰でも何となくはわかるからな。
因みに答えは173.4センチ。
まあ、雪村さんの答えは、どうせ今回も『わかりません』なんだろうが……。
――が、何と雪村さんが出した答えは、『173.4センチ』で……!?
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: ハッピーエンド スクールラブ ESN大賞8 ラブコメ/純愛 美少女/女子高生 じれじれ/高校生 青春/短編/日常 男主人公/一人称 ライトノベル 現実世界恋愛小説 ほのぼの/コメディー 現代(モダン) 学園/学校/学生 ネトコン13感想 最終更新日:2024/03/08 21:07 読了時間:約8分(3,643文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 3件 総合ポイント: 4,140 pt ブックマーク: 259件 評価人数: 404 人 評価ポイント: 3,622 pt |
作者:間咲正樹/作品情報/Nコード:N6576IQ
短編 |
「実は俺は、NTR属性を持っているんだ!」
「…………ん?」
「俺は、NTRれることに快感を覚える、生粋のNTR男なんだよッ!!」
「先輩ッ!?!?」
同じソフトテニス部の尊敬する阿藤(あとう)先輩から、突然衝撃のカミングアウトをされた俺。
「だから俺から――妹の麻里子(まりこ)を寝取ってほしいんだッ!」
「――!!?」
阿藤先輩の妹であり、ソフトテニス部のアイドル的な存在でもある阿藤麻里子さんは、重度のブラコンで、阿藤先輩のことが大好き。
そんな妹のことを、阿藤先輩も溺愛している。
だが、生粋のNTR男である阿藤先輩は、俺に妹を寝取ってほしいと懇願してきたのであった――。
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: ハッピーエンド スクールラブ ESN大賞8 美少女/女子高生 青春/短編/日常 男主人公/一人称 ライトノベル 現実世界恋愛小説 ほのぼの/コメディー ラブコメ/ギャグ 現代(モダン) 高校生/じれじれ 学園/学校/学生 ネトコン12感想 ネトコン13感想 R15 最終更新日:2024/02/23 21:04 読了時間:約10分(4,930文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 3件 総合ポイント: 938 pt ブックマーク: 61件 評価人数: 96 人 評価ポイント: 816 pt |
作者:間咲正樹/作品情報/Nコード:N8192IO
短編 |
「お兄ちゃん、起きて起きてー」
「んん?」
夏休み初日。
優雅に惰眠を貪っていると、9歳になる妹の葉那(はな)に無理矢理起こされた。
「勘弁してくれよ葉那。俺は夏休みの間は毎日昼まで寝るっていう縛りを課すことで、呪力を底上げしてるんだよ」
「そういうのはいいからー。ラジオ体操に連れてってよー」
「ラジオ体操?」
葉那が?
確かにラジオ体操は夏休みの風物詩ではあるが、毎日家でアニメばかり観てる、生粋のインドア派である葉那がラジオ体操だと?
どういう風の吹き回しだ?
ひょっとしてこの葉那はもう死んでいて、遺体をドラゴンが操っている状態だとでもいうのだろうか?
「あのね、ブリキュアがラジオ体操やってるんだって!」
「…………は?」
どゆこと?
「ほらお兄ちゃん、あそこだよ!」
「……おお」
眠い目を擦って葉那と二人で駅前の公園に来たところ、そこには既に10人近い人が集まっていた。
しかもそのほとんどは、葉那と同年代の女児ばかり。
「よい子のみんな、よく来てくれたね! これから私と一緒に、ブリキュア体操頑張ろう!」
「「「おー!」」」
その女児たちの前でカッコイイポーズを決めているのは、現在放送中の『バーニングブリキュア』の主人公である、『ブリレッド』のコスプレをした20歳前後の美女。
炎をモチーフにしたフリフリのミニスカドレスを身に纏っており、髪もブリレッドと同じく真っ赤に染めている。
なかなかに本格的なコスプレだ。
だがその中で、首に下げているシルバーのネックレスだけは浮いていた。
はて?
ブリレッドはあんなネックレスはしていなかったはずだが?
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: ハッピーエンド ESN大賞8 コスプレ美女 純愛/じれじれ 青春/短編/日常 男主人公/一人称 ライトノベル 現実世界恋愛小説 ほのぼの/コメディー ラブコメ/ギャグ 現代(モダン) 高校生 ネトコン13感想 最終更新日:2024/01/05 21:03 読了時間:約11分(5,428文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 4件 総合ポイント: 1,116 pt ブックマーク: 69件 評価人数: 110 人 評価ポイント: 978 pt |
作者:間咲正樹/作品情報/Nコード:N5165IO
短編 |
「――ケイト先輩、俺は、ケイト先輩が好きです。どうか俺の婚約者になってください」
「――!」
貴族学園のとある放課後の校舎裏。
そこで私は親友であるアレクシアの弟の、クラークくんからプロポーズを受けた。
だが私は、これが噓プロポーズであることを知っている。
昼休みにアレクシアから、「私の弟が放課後あなたに噓プロポーズするわよ」と聞かされていたのだ。
確かにクラークくんは我が学園に入学して以来、数々の令嬢たちから逆プロポーズを受けているほどのハイスペック令息。
私みたいな何の取り柄もない令嬢のことを好きになるわけがないから、さもありなんといったところね。
とはいえ、ここで断るのも大人げない。
私はアレクシアに頼まれていた通り、騙されたフリをしてクラークくんの噓プロポーズにOKした。
すると――。
「ほ、本当ですか!? 嗚呼、夢みたいだ! 大好きです、ケイト先輩!」
「っ!!?」
クラークくんにギュッと抱きしめられた。
んんんんんんんん????
これ、本当に噓プロポーズよね!?
ジャンル:異世界〔恋愛〕キーワード: ハッピーエンド ESN大賞8 アイリスIF6大賞 氷の貴公子 イケメン/溺愛 美男子/高身長 じれじれ ラブコメ/純愛 青春/短編/日常 女主人公/一人称 ライトノベル 異世界恋愛小説 ショートショート ネトコン13感想 最終更新日:2023/12/29 21:06 読了時間:約13分(6,398文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 2件 総合ポイント: 3,976 pt ブックマーク: 154件 評価人数: 452 人 評価ポイント: 3,668 pt |
作者:間咲正樹/作品情報/Nコード:N2404IO
短編 |
「ごめんね下井(しもい)君、待った?」
「い、いや、俺も今来たとこだよ」
文化祭当日。
ドキドキしながら自分の教室の前で竜田(たつた)さんを待っていると、メイド服に身を包んだ竜田さんが現れたので、心拍数が更に53万くらい上がった。
竜田さんのクラスの出し物がメイド喫茶だというのは聞いていたが、頭の中でどれだけ思い描いていたメイド姿よりも、実物は可愛かった。
自分の想像力の乏しさを、改めて実感する。
「じゃあ時間もあまりないし、早速回ろっか」
「うん」
竜田さんと並んで歩きながら、俺はそっとポケットの中のシールの感触を確かめる。
同じ文芸部の竜田さんに片想いして早や半年。
何度もチャンスはありながらも、今まで告白できずにいたヘタレな俺だが、今日こそは決めてみせる!
そのためには、このハート型のシールが必要不可欠。
うちの高校には、代々『文化祭当日好きな人に気付かれずに、身体のどこかにハート型のシールを貼れたら両想いになれる』というジンクスがあるのだ。
毎年何組かは、このジンクスのお陰でカップルが誕生しているらしい。
だからこそ俺は何としても、今日中に竜田さんの身体にシールを貼らなければいけないのだ――!
※「なろうラジオ大賞5」の参加作品です。
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: ハッピーエンド スクールラブ ESN大賞8 青春/短編/日常 男主人公/一人称 ライトノベル 現実世界恋愛小説 ほのぼの/コメディー ラブコメ/純愛 美少女/女子高生 現代(モダン) 高校生/じれじれ 学園/学校/学生 ネトコン13感想 最終更新日:2023/12/22 21:02 読了時間:約2分(1,000文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 3件 総合ポイント: 664 pt ブックマーク: 28件 評価人数: 68 人 評価ポイント: 608 pt |
作者:間咲正樹/作品情報/Nコード:N7182IN
短編 |
将春(まさはる)と加奈子(かなこ)は、チャンネル登録者数60万人超えの『マサカナチャンネル』を運営している、幼馴染の高校生配信者コンビ。
ある日、『マサカナチャンネル』の人気企画の一つである『緊急ドッキリ企画』で将春がライブ配信中、加奈子に「実は俺、引っ越すんだ」ドッキリを仕掛けたところ、「ずっと前から好きだったのにッ!!」と号泣されて……!?
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: ハッピーエンド ESN大賞8 幼馴染/幼なじみ 美少女/女子高生 じれじれ 青春/短編/日常 男主人公/一人称 ライトノベル 現実世界恋愛小説 ほのぼの/コメディー ラブコメ/ギャグ 現代(モダン) 高校生 ネトコン13感想 最終更新日:2023/12/08 21:03 読了時間:約12分(5,983文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 3件 総合ポイント: 2,476 pt ブックマーク: 191件 評価人数: 234 人 評価ポイント: 2,094 pt |
作者:間咲正樹/作品情報/Nコード:N1604IN
短編 |
高校生男子の鴨川洋一(かもがわよういち)は、累計発行部数50万部を突破している人気ラノベ、 『防犯ブザーと伊達メガネ』の作者、『タラコ紳士』である。
だが洋一は、自分が『タラコ紳士』だということを、クラスの誰にも言えないでいた。
何故なら『防犯ブザーと伊達メガネ』のヒロインは小学五年生の女の子で、しかもそのヒロインのモデルは、クラスメイトで新人アイドル声優でもある姫島(ひめじま)さんだからだ――。
もしも密かに姫島さんを小学五年生女子のヒロインのモデルにしていることがクラスメイトにバレたら、ロリコンストーカー野郎のレッテルを貼られることは必至――。
だからこそ洋一は、『タラコ紳士』であることを、何としても隠し通さねばならないのだった。
――だがそんなある日、ふとしたことから、クラスメイトに洋一の正体がバレてしまい……!?
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: ハッピーエンド スクールラブ ESN大賞8 ロリ/美少女 青春/短編/日常 男主人公/一人称 ライトノベル 現実世界恋愛小説 ほのぼの/コメディー ラブコメ/ギャグ 現代(モダン) 高校生/女子高生 学園/学校/学生 じれじれ ネトコン13感想 最終更新日:2023/11/24 21:02 読了時間:約13分(6,478文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 5件 総合ポイント: 1,382 pt ブックマーク: 96件 評価人数: 135 人 評価ポイント: 1,190 pt |
作者:間咲正樹/作品情報/Nコード:N3246IM
短編 |
「ハァ……、ハァ……!」
とある放課後の帰り道。
人気のない河川敷の高架下まで来たところで、いつもの発作が起きた。
だが、ここまで酷いのは初めてだ……。
全身から脂汗が噴き出て、視界が歪む。
「うっ……があああああッ!!」
俺の上の二本の犬歯が伸び、鋭く尖った。
「クッ、クソッ!」
思わず右の拳をコンクリートの壁に打ちつける。
「…………あっ」
すると、壁が拳の形にポッカリと陥没してしまった。
ヤ、ヤバい……。
力が制御できなくなってる……。
――俺は所謂吸血鬼だ。
中世の吸血鬼狩りで大分数を減らした吸血鬼だが、現代でも僅かながらその子孫は残っている。
俺もその一人。
吸血鬼は思春期になると、今の俺のように吸血衝動が抑えられなくなって発作が起きるのだ。
とはいえ、誰かの血を吸って吸血鬼だとバレたら、人間に駆除されるのは必至。
俺は血が吸いたい本能と、吸ってはいけないという理性の間で、板挟みになっていた。
「と、虎木君!?」
「――!!」
その時だった。
聞き慣れたアニメ声がしたので振り返ると、そこにはクラス一の美少女である十文字さんが、大きな瞳を更に見開きながら立ち竦んでいた――。
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: ハッピーエンド スクールラブ ESN大賞8 美少女/女子高生 純愛/初恋/溺愛 チート/ざまぁ 青春/短編/日常 男主人公/一人称 ほのぼの/コメディー ラブコメ/ギャグ 現代(モダン) 高校生/じれじれ 学園/学校/学生 ざまあ ネトコン13感想 R15 最終更新日:2023/11/03 21:14 読了時間:約19分(9,079文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 3件 総合ポイント: 1,750 pt ブックマーク: 127件 評価人数: 168 人 評価ポイント: 1,496 pt |
作者:間咲正樹/作品情報/Nコード:N7979IL
短編 |
「じ、実は私――ずっと理駆(りく)くんのことが好きだったのッ!」
「――!」
とある放課後の校舎裏。
俺は親友である遡螺(そら)の妹の、羽御(うみ)ちゃんから告白された。
――だが俺は、これが噓告白であることを知っている。
昼休みに遡螺から、「羽御が放課後お前に噓告白するぞ」と聞かされていたのだ。
確かに羽御ちゃんはラノベの表紙に載ってるレベルの超絶美少女で、凡人の俺とは住む世界の違う人間。
羽御ちゃんが俺なんかのことを好きになるわけがないから、噓告白だというのもさもありなんといったところだ。
とはいえ、ここで断るのも大人げない。
俺は遡螺に頼まれていた通り、騙されたフリをして羽御ちゃんの告白にOKした。
すると――。
「ほ、本当に!? ――嗚呼、夢みたい。り、理駆くん、大好きだよおおおお!!!」
「っ!?」
羽御ちゃんがガバリと俺に抱きついてきたのである。
んんんんんんんん!?
これ、本当に噓告白だよね!?
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: ハッピーエンド スクールラブ ESN大賞8 美少女/女子高生 高校生/友達の妹 青春/短編/日常 男主人公/一人称 ライトノベル 現実世界恋愛小説 ほのぼの/コメディー ラブコメ/ギャグ 現代(モダン) 学園/学校/学生 純愛/溺愛/じれじれ ネトコン13感想 最終更新日:2023/10/20 21:03 読了時間:約13分(6,399文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 6件 総合ポイント: 4,708 pt ブックマーク: 352件 評価人数: 464 人 評価ポイント: 4,004 pt |
作者:間咲正樹/作品情報/Nコード:N2843IL
短編 |
俺は三度の飯より百合が好きな、生粋の百合スキーだ。
そんな俺が今一番推している百合ップルが、駅前の高校に通っているアカリちゃんとユイちゃん。
二人はいつも放課後に、駅前のシアトル系コーヒーショップのテラス席でお茶をしているので、俺もそこでキャラメルマキアートを飲みながら、二人がキャッキャウフフしている光景を眺めるのが日課になっていた。
今日も今日とてありがたく百合成分を摂取していた、その時だった――。
「おっ、アカリとユイじゃん。何してんのここで」
突如二人と同じ学校の制服を着たいかにもなチャラ男が、不躾に二人に声を掛けてきたかと思うと、「今から三人でデートしよう」と、とんでもないことを言い出しやがった!?
フザけんなよッ!!?
俺は百合の間に挟まる男が、宇宙一嫌いなんだよおおお!!!!
「オイ、やめろよッ! 嫌がってるだろッ!!」
気が付くと俺は、チャラ男の肩を掴んで喧嘩を売っていた。
――が、何故か俺はそのチャラ男に、異様に気に入られてしまい……!?
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: ハッピーエンド ラブコメ ESN大賞8 男装女子 美少女/女子高生 じれじれ 高校生 青春/短編/日常 男主人公/一人称 現実世界恋愛小説 ほのぼの/コメディー ショートショート ネトコン13感想 最終更新日:2023/10/06 21:05 読了時間:約9分(4,143文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 4件 総合ポイント: 1,670 pt ブックマーク: 102件 評価人数: 163 人 評価ポイント: 1,466 pt |
作者:間咲正樹/作品情報/Nコード:N7660IK
短編 |
「ねえねえ冷川(ひやかわ)くん」
「ん?」
高校のとある昼休み。
隣の席の愛内(あいうち)さんが、いつもの朗らかな笑顔を浮かべながら話し掛けてきた。
はて?
「なんだい、愛内さん」
「えへへー、冷川くんは『愛してるゲーム』って知ってる?」
「ん、ああ、あの交互に『愛してる』って言い合って、最初に照れたほうが負けってやつでしょ」
「そうそう、それー!」
愛内さんはパァッと、夏が弾けたみたいな顔になった。
ふふ、ホント愛内さんは、見てて飽きないな。
「今から試しに、私と冷川くんで愛してるゲームやってみようよ!」
「え、俺と愛内さんで……?」
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: ハッピーエンド スクールラブ ESN大賞8 じれじれ 女子高生/美少女 ラブコメ/純愛 青春/短編/日常 男主人公/一人称 現実世界恋愛小説 ほのぼの/コメディー ショートショート 現代(モダン) 高校生 学園/学校/学生 ネトコン13感想 最終更新日:2023/09/22 21:07 読了時間:約3分(1,014文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 5件 総合ポイント: 774 pt ブックマーク: 43件 評価人数: 80 人 評価ポイント: 688 pt |
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