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作者:シャルル・ボードレール Charles-Pierre Baudelaire/萩原 學(訳)/作品情報/Nコード:N6456JL
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ボードレール畢生の詩集『悪の華』全訳。を目指して翻訳中。フランス語は読めないので、お気づきの点は感想へどうぞ。翻訳の底本には、Wikisource 及び Google books にある第2版(1861)を採った。『翻訳詩集』シリーズに入れていたけれど、『「吸血鬼」以後』に変更。題名を『吸血鬼』とする作品は1篇きりであるけれど、吸血鬼モチーフを歌いこむものが散見される。そういう時代ではあったのだ。
はてなブログにて、埋め込み動画やスタイルシートなどで少し改良したデラックス版を連載中。そちらもよろしく。
ジャンル:詩〔その他〕キーワード: 詩集 ゴシック R15 残酷な描写あり 最終更新日:2025/06/06 04:42 読了時間:約230分(114,845文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 挿絵あり 総合ポイント: 34 pt ブックマーク: 7件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 20 pt |
作者:萩原 學/作品情報/Nコード:N8339FZ
連載中 (全22エピソード) |
古い鞄を捨てられず、書きかけた紙片を持ち運び、こうもり傘を修理に出す。懐古趣味なのは否定しない。ただ、思い出が後ろを向くことはない。
とある作家は、小さな子供が「よい思い出を作れて嬉しい」というのを聞いて衝撃を受けたそうだが、未来を向いてこその思い出であると信じてやまない。
ジャンル:詩〔その他〕キーワード: 現代詩 時にはレトロ jazzは4ビート 8ビートで踊る 最終更新日:2025/05/17 18:49 読了時間:約16分(7,801文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 46 pt ブックマーク: 3件 評価人数: 5 人 評価ポイント: 40 pt |
作者:トマス・ムーア Thomas Moore/萩原 學(訳)/作品情報/Nコード:N0177KM
連載中 (全4エピソード) |
バイロン卿の回想録を託され、しかし詩人の姉オーガスタと詩人の友人ホブハウスに反対され出版できず原稿を焼却したアイルランド詩人トマス・ムーア Thomas Moore が代わりに書いた本 LIFE OF LORD BYRON. は本邦未訳。そのうちポリドリ博士『吸血鬼』創作の経緯に関わる部分を読んでみる。長いので、翻訳できた部分を順次追加していく。
ジャンル:その他〔その他〕キーワード: バイロン卿 吸血鬼 パーシー・シェリー ポリドリ博士 ディオダティ荘 最終更新日:2025/05/17 09:51 読了時間:約47分(23,191文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 挿絵あり 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:J.A.アーペル(作)T.ド・クインシー(英訳)萩原 學(邦訳)/作品情報/Nコード:N1592ID
完結済 (全20エピソード) |
この物語の素として辿れる最も古いものが Malleus Maleficarum (魔女に下す鉄槌)に有ると英語版 Wikipedia にあり、英訳版が見つかったので読んでみた。『魔弾の射手』というより『ウイリアム・テル』な感じだが。
筆者とは全く関係なく、令和5年7月25日。国書刊行会から『幽霊綺譚』の名の下、本書を含む原典 Das Gespensterbuch 抄訳が刊行、慶賀至極。
少し悔しい気もするが、手元に届いたので、若干の修正を施す。
カール・マリア・フォン・ウェーバー作曲のオペラについては、今さら説明の必要もあるまい。しかし、その原作となったヨハン・アウグスト・アーペル(Johann August Apel、1771年9月17日 - 1816年8月9日)のゴシック・ロマンスは何故か、今まで翻訳されていなかった。訳者もドイツ語原典は読めず途方にくれるばかりだったのが、Popular Tales and Romances of The Northern Nations 第3巻に英訳され、そっくりそのまま Legends of Terror! に採録された上、前書きが付いている。そこで重訳になるけれど、これを翻訳して紹介しよう。何れも無記名の英訳者は、ド・クインシーである事が判明している。
なお、登場人物は名前も性格もオペラとは異なり、ハッピーエンドではないから、R15としておく。
ジャンル:ホラー〔文芸〕キーワード: 悲恋 伝奇 怪談 翻訳 ゴシック 19世紀 オペラ原作 魔女に下す鉄槌 R15 残酷な描写あり 最終更新日:2025/02/12 21:00 読了時間:約202分(100,741文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 挿絵あり 総合ポイント: 22 pt ブックマーク: 2件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 18 pt |
作者:リチャード・ブリンスリー・ピークRichard Brinsley Peake/萩原 學(訳)/作品情報/Nコード:N2270JX
連載中 (全2エピソード) |
この戯曲は、メアリ・シェリー『フランケンシュタイン、あるいは現代のプロメテウス』を、リチャード・ピークが初めて全3幕の舞台に脚色したものである。学生のフランケンシュタインが創造した怪物は、配役でも********と、名無しの扱い。その台詞には、原作にもなく本作にしかないものが含まれるというのに、今日まで邦訳されていないので、1場ずつ翻訳を試みる。
なお、原作は紛れもなくゴシック・ロマンスの名作であり、ホラーともSFとも言えるような言えないような位置づけにあるから、本作のジャンル分けもかなり微妙だけれども、そこは割り切る。
ジャンル:ホラー〔文芸〕キーワード: 残酷な描写あり 最終更新日:2024/12/24 20:56 読了時間:約34分(16,682文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 挿絵あり 総合ポイント: 12 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt |
作者:オウイディウス Ovid ほか/萩原 學(訳)/作品情報/Nコード:N8384JK
連載中 (全4エピソード) |
今でこそ吸血鬼=vampire で通るけれど、ストリゴイだのウプイルだのと地方により様々な呼び名が有ることは皆様ご承知の通り。その由来を調べていたら、Strix(mythology) の Wikipedia(en)があって、ギリシア/ローマ神話に於けるフクロウをラテン語で strix と呼び、複数形を striges という。「ストリガ」はここに由来するらしく、それなら「ヴァンパイア」よりよほど古くからの歴史が有ることになる。
とりあえず Wikipedia の原資料から訳して紹介しよう。
ジャンル:ホラー〔文芸〕キーワード: 吸血鬼 ストリガ フクロウ 残酷な描写あり 最終更新日:2024/08/26 22:36 読了時間:約45分(22,261文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 挿絵あり 総合ポイント: 12 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt |
作者:ジョン・ウィリアム・ポリドリ博士 Dr.John William Polidori/萩原 學(訳)/作品情報/Nコード:N2276HO
完結済 (全51エピソード) |
はてなブログへ移植を試みるため、Wikisource を参照したら原典の The New Monthly Magazine 電子化が進行しており、『吸血鬼』部分は検証まで済んでいる。読み返して、『バイロン卿邸宅の説明など』は記事に含まれないと、やっと気がついた。他にも読み飛ばしていた異同がある。取り敢えず、はてなブログに【原典版】を上げ、【全訳版】を追加する予定。此方は何処まで修正するか検討中。
吸血鬼文学の嚆矢とされる本作は当初、Henry Colburn の雑誌 New Monthly Magazine No.63 April 1, 1819. に、ORIGINAL COMMUNICATIONS と題して掲載された。「ジュネーブから編集部に届いた無記名の手紙に、小説『吸血鬼』が入っていた」という体裁を取ったものゆえ『文通』と掲げたようだ。雑誌では、[]書きでその旨の説明が入っている。結果、この経緯が解らないと理解できない構成なので、できるだけ初出時に近い形で訳出する。小説部分は "THE VAMPYRE:A TALE BY LOAD BYRON." と題され、作者ポリドリの抗議により次号で BY LOAD BYRON の文字は削除された。しかし夥しい単行本(海賊版)がバイロン卿の作と銘打って売られ、19世紀中は大抵、それで通ったようだ。
固有名詞については LibriVox の朗読及び Google 読み上げを聞いて音写した。平井呈一の翻訳以来「ルスヴン卿」と呼ばれる貴族の名は、「ラッスェン卿」とする。
Public Domain.原文は著作権なし
Copyright(c)2022,Gaku Hagiwara.訳文は GNU FDL 1.2 以降に拠る free document とする。出典、配布条件、変更点を明記する限りに於て自由に、つまり利用者が責任を負える限り、複製·配布·改変その他の利用を許可する。
ジャンル:ホラー〔文芸〕キーワード: ダーク 男主人公 人外 西洋 近代 バッドエンド 伝奇 怪談 ゴシック・ロマンス 19世紀英文学 バイロン卿 吸血鬼 翻訳 ヴァンパイア グランドツアー R15 残酷な描写あり 最終更新日:2024/06/09 20:51 読了時間:約372分(185,798文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 挿絵あり 総合ポイント: 68 pt ブックマーク: 14件 評価人数: 4 人 評価ポイント: 40 pt |
作者:萩原 學/作品情報/Nコード:N5001IZ
短編 |
萩原朔太郎の詩集『青猫』所収「群衆の中を求めて歩く」の致命的な、しかしあまりにも早すぎたが故の誤植について
ジャンル:エッセイ〔その他〕キーワード: 最終更新日:2024/05/09 21:55 読了時間:約4分(1,517文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 58 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 6 人 評価ポイント: 56 pt |
作者:エミリー・ジェラルド Emily Gerard/萩原 學(翻訳)/作品情報/Nコード:N0717IQ
連載中 (全4エピソード) |
エミリー・ジェラルド女史のトランシルヴァニア地誌、第2巻。
ジャンル:その他〔その他〕キーワード: トランシルヴァニア 紀行文 翻訳 19世紀 最終更新日:2024/04/25 23:18 読了時間:約119分(59,183文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 挿絵あり 総合ポイント: 10 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt |
作者:S・T・コールリッジ Samuel Taylor Coleridge /萩原 學(翻訳) /作品情報/Nコード:N1186IC
完結済 (全10エピソード) |
サミュエル・テイラー・コールリッジ(Samuel Taylor Coleridge, 1772年10月21日 - 1834年7月25日)の幻想詩『クリスタベル姫(Christabel)』を翻訳だけして放置していたところ、当時の本(の影印)が出てきたので移動する。1816年にマレーが複数を出版したうち、第3版を用いた。
原典は目次を欠くが、
1. Christabel.
2. Kubla Khan : OR A VISION IN A DREAM .
3. THE PAINS OF SLEEP.
以上3作品を収める。吸血鬼の元ネタと目される『クリスタベル姫』、阿片の夢などと言われてしまう『クビライ・カーン』は、しかし読んでみると、題材の多くを聖書に採り、雰囲気は『アラビアン・ナイト』に似る。むしろ聖書を横に置いて読むべき詩と感じた。
実際、訳者の健康問題もあって、珈琲及び病院の処方薬以外(残念ながら)アルコールその他の薬物は摂らず、酩酊することなく翻訳したから、そのつもりでご覧下さい。
ジャンル:詩〔その他〕キーワード: ダーク 女主人公 人外 西洋 近代 超能力 伝奇 怪談 ゴシック バラッド クーブラ・カーン ザナドゥー 翻訳 19世紀英文学 夢 ガールズラブ 最終更新日:2024/04/05 09:21 読了時間:約110分(54,947文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 挿絵あり 総合ポイント: 18 pt ブックマーク: 4件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt |
作者:フョードル・チュッチェフFyodor Ivanovich Tyutchev/萩原 學(翻訳)/作品情報/Nコード:N9664IP
短編 |
ハインリヒ・ハイネと親交のあったロシアの外交官にして詩人、フョードル・イヴァーノヴィチ・チュッチェフ(露: Фёдор Ива́нович Тю́тчев、英: Fyodor Ivanovich Tyutchev、1803-1873)が、Vampire を歌い込んだ詩を遺しているので読んでみたのだが。吸血鬼を歌った詩ではないな……
元々無題で、「ハイネへ」というのは献辞のようである。
ジャンル:詩〔その他〕キーワード: 古典恋愛 伝奇 怪談 吸血鬼 最終更新日:2024/02/04 22:30 読了時間:約3分(1,138文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 10 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt |
作者:ダドリー・ライト外 Dudley Wright, &c./萩原 學(翻訳)/作品情報/Nコード:N6272IP
完結済 (全3エピソード) |
エミリー・ジェラルド『森の彼方の国』では、ヴァンパイア Vampyre をストリゴイ Strigoi から区別している。しかし、ヴァシレ・アレクサンドリ『吸血鬼 STRIGOIUL』を読む限り、大差ないとしか思えない。それで Strigoi を調べたら、記録された最初の吸血鬼と目されるユラ・グランド・アリオヴィチ Jure Grando Alilović (1579–1656) に行き当たったので、これを紹介しよう。その名は Jure Grando 、または Giure Grando とも綴られ、訳語に「ジュレ・グランド」と当てているのを見かけるけれど、朗読を何度聞いても「ジュレ」とは聞こえない。原文に Georg (oder Giure) Grando とあるから、「ジウレ・グランド」とする。(2024/6/28追記。J.A.ヘルナンデス氏のブログ及びforvoに拠ると、現地の発音は Yurae ユラ/ユレ、あるいは「幽霊」を早口に言って終わりの「い」を省略した音に近い)これが英米では George Grando と呼ばれ、Vampire の1体とされるのに、現地では štrigon とされ、検索は厄介である。
今ではクロアチア共和国内となるイストリア半島のクリンガ Kringa なる寒村に住んでいたそうで、この地名も Kring だったり Kringe だったりと一定しない。英語圏では大体、Kring で通っているようで、ピーター・へイニングがかました「クリングの吸血鬼 The Vampire of Kring」という出任せも、どうやらこれが元ネタのようであるから、この名により文献を訳して整理する。そんな場所だから文献もクロアチア語だったりドイツ語だったり、英語のものは少ないのが痛いが。
ジャンル:ホラー〔文芸〕キーワード: 怪談 吸血鬼の歴史 最古の吸血鬼記録 ストリゴイ イストリア半島 ユラ・グランド 残酷な描写あり 最終更新日:2024/02/04 10:31 読了時間:約69分(34,457文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 挿絵あり 総合ポイント: 10 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt |
作者:ハインリヒ・アウグスト・オッセンフェルター Heinrich August Ossenfelder/萩原 學(翻訳)/作品情報/Nコード:N8730IP
短編 |
吸血鬼文学の始まりともされるハインリヒ・アウグスト・オッセンフェルター Heinrich August Ossenfelder の詩(1748)を英訳版から和訳してみた。英訳版には Der Vampire と題されているのに、原典はどうやら無題らしく、ドイツ語圏では初行の Mein liebes Mägdchen glaubet を取って呼ばれているようだ。
ジャンル:詩〔その他〕キーワード: 悲恋 伝奇 怪談 吸血鬼 ハンガリー トカイ・ワイン 最終更新日:2024/02/02 18:50 読了時間:約3分(1,386文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 10 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt |
作者:ヴァシレ・アレクサンドリ/WM.B.キングストン(英訳)/萩原 學(和訳)/作品情報/Nコード:N5358IP
短編 |
『森の彼方の国』にも採り上げれられたルーマニアの詩人、ヴァシレ・アレクサンドリ Vasile Alecsandri、(1821-1890)による吸血鬼のバラッド。の、WM. BEATTY-KINGSTON による英訳版。
といっても、Vampyre と題したのは英訳版で、原曲は Strigoiul であるから、「吸血鬼」とは違うと言えば違う。それで、後書きに原曲を載せておく。読めないけど。
ジャンル:詩〔その他〕キーワード: 残酷な描写あり 怪談 最終更新日:2024/01/24 23:31 読了時間:約6分(2,885文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 10 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt |
作者:ジェームス・クラーク・マクスウェル/萩原 學(翻訳)/作品情報/Nコード:N4953IP
短編 |
詩人にして「マクスウェルの悪魔」の小ネタでも知られる電磁気学の大家、マクスウェル大先生がなんと、吸血鬼のバラッドを遺していたとは今の今まで知らなかった。お年玉というには少々遅く、あまりにも不吉ではあるが、さっそく翻訳してお目にかけよう。水上生活者の女という、他に例を見ない吸血鬼の設定も興味深い。
LEWIS CAMPBELL とWILLIAM GARNETT による THE LIFE OF JAMES CLERK MAXWELL(1882) からの引用、挿絵つき。
ジャンル:詩〔その他〕キーワード: 悲恋 怪談 詩 バラッド ゴシック・ホラー 19世紀 ヴィクトリア朝英文学 最終更新日:2024/01/23 19:33 読了時間:約6分(2,567文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 挿絵あり 総合ポイント: 10 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt |
作者:エミリー・ジェラルドEmily Gerard/萩原 學❨翻訳)/作品情報/Nコード:N0133IK
完結済 (全27エピソード) |
『トランシルヴァニアの迷信』著者のエミリー・ジェラルド女史はその後、トランシルヴァニア全般に関する2巻の滞在記を出している(1888)。題名はトランシルヴァニアを指すというか、この題名をラテン語で表す単語が Transylvania。ブラム・ストーカーが参考文献として言及したのは先の『伝説』であるけれど、『ドラキュラ』(1897)執筆時点でこの本も読めた筈で、実際にはこちらを参照しているとの説もある。
しかしながらこれも未訳なので、読んでみることにしよう。プロジェクト・グーテンベルクによる文章・図版を、Google booksにある影印版で検証し、図版の写りが悪いものは影印版から加工した。
ジャンル:その他〔その他〕キーワード: ルーマニア地誌 19世紀 『ドラキュラ』ネタ元 紀行文 翻訳 最終更新日:2024/01/22 12:48 読了時間:約955分(477,403文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 挿絵あり 総合ポイント: 50 pt ブックマーク: 5件 評価人数: 4 人 評価ポイント: 40 pt |
作者:W・H・エインズワース William Harrison Ainsworth/萩原 學(翻訳)/作品情報/Nコード:N9776IN
短編 |
Legends of Terror! に収録された The Spectre Bride はピーター・へイニングにより、William Harrison Ainsworth の作品が Arliss's Pocket Magazine(1822)に載ったものとして紹介されたのだが、中身が違うことは既に述べた。その素のほうが気になったので、The European Magazine, December 1821. に、W.H.A. の署名つきで発表された The Baron's Bridal. を翻訳する。先の作品が、ヘルンズヴォルフの伝説というドイツ物の体裁を取るのに対し、本作はスコットランド高地の領主が妻を捨てて再婚しようとしたら幽霊に殺された話。同じ話が Arliss's Pocket Magazine では The Spectre Bride, by Thomas Hall, Esq. となっており、へイニングは二重三重に間違えて紹介していることになる。
ジャンル:ホラー〔文芸〕キーワード: 残酷な描写あり 伝奇 時代小説 怪談 最終更新日:2023/12/15 20:20 読了時間:約29分(14,215文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 8 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 8 pt |
作者:アンナ・ジェーン・ヴァーディル Anna Jane Vardill/萩原 學(訳)/作品情報/Nコード:N5398IN
連載中 (全1エピソード) |
Legends of Terror! に収録されている同名の小説(匿名)を、Peter Haining は出典を示さないまま、 Secrets of Cabalism, or Ravenstone and Alice Huntington; William Child Green としてアンソロジー Gothic Tales of Terror に収録している。
しかし、当該作者の当該作品は見当たらず、The Vardill Society にあるものに行き当たった。これはThe European Magazine(1821) に連載された小説で、その一部が収録されたものらしい。で、これも邦訳が出ていないから、自分で読んでみる次第。
ジャンル:ホラー〔文芸〕キーワード: R15 史実 怪談 冒険 最終更新日:2023/12/04 00:56 読了時間:約50分(25,000文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 挿絵あり 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:バイロン卿 Lord Byron./萩原 學(翻訳)/作品情報/Nコード:N6487IM
短編 |
登場人物の名から Augustus Darvell とも呼ばれる、ポリドリ『吸血鬼』の素になったバイロン男爵ジョージ・ゴードン未完成短篇の翻訳。語り手の「私」が知り合った「オーガスタス・ダーベル」と共に東方へ出かけた旅先で、その友人が死んでしまうところまでが描かれる。
ジャンル:ホラー〔文芸〕キーワード: R15 怪談 最終更新日:2023/11/11 16:29 読了時間:約27分(13,049文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 挿絵あり 総合ポイント: 10 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt |
作者:萩原 學/作品情報/Nコード:N5647GS
連載中 (全6エピソード) |
訳詩各篇の後書きに施す訳注では書き切れないネタや思いついたことなど。主にロバート・ブローニングの狙ったであろう美術やオペラの話とか。
『吸血鬼』関連は小説へ移動することにした。
ジャンル:エッセイ〔その他〕キーワード: 翻訳詩の解説 詩とオペラ 詩と名画 赤道無風帯 サルガッソ 最終更新日:2023/10/22 09:20 読了時間:約28分(13,888文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 挿絵あり 総合ポイント: 24 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 3 人 評価ポイント: 22 pt |
検索時間:0.0032601秒
最新の情報と異なる場合があります。予めご了承ください。